車を購入した話

色んなプラットフォームに下書きだけ書きまくって、公開することなく結局noteに戻ってきた。インターネット上にテキストを流すなら、誰かに見られた方が良い。今更ブログプラットフォームか、という向きもあるが、結局テキストが色んな意味で一番都合がいい。そうなるとAmebaが良いのかもしれないが、単純に嫌いで使いたくないので、結局はnoteに戻ってきた。

ということで、ちょっと前に車を買いました。NDロードスター。
Sグレードのクルコンもついてなきゃナビもよくわからない10万キロ越えの個体。仲良しの八百屋さんのお店に入ってたので購入。

元々今年の春先に、色々あってVWゴルフ5に数か月間乗っていた。ゴルフは名車とはよく言ったもので本当に何の不満もなく乗り回していたんだけど、どうせなら所有する理由がもっと強い車に乗ろう、と思って数か月で乗り換えてしまった。

今住んでるエリアは公共の交通機関も、カーシェアも整備されているので、車を所有するということに対してのメリットは少ない。というよりデメリットが圧倒的に多い。そのデメリットの大半は所謂経済的な側面だが、それでも車を所有するに至った大きな理由は単純に「欲しいから」というだけ。それらしい理由を色々並べることもできたが、単純に欲しかったから。そこまで言い切るのに確かに色々考えたが、結局は欲しかったに尽きる。

持ってみて数か月の感想としては、遠出することに対しての時間的な制約が取りはらわれたことの心理的なストレスの減少がとても大きい。これまでも車を使って遠出することはあったが、借りているため、どうしても後ろの時間を気にしながらの稼働が大きかった。それがなくなっただけでこれだけ自由になるのか、と思うぐらいの解放感を持っている。どこかに行って楽しければスケジュール次第ではあるが気楽に滞在を延長できるし、寄り道もたくさんできるようになった。時間に縛られるということに割と大きなストレスを持っていたことが、解放されて初めて分かった、というのは個人的には大きな発見だった。

次に、これはありきたりな話ではあるが、自分のスペースが一つ増えたということ。そもそも結婚もしていないので、自宅が完全なるパーソナルスペースではあるが、それが外出先に延長されるというのはこれも個人的には大きな発見だった。移動が苦にならない。元々運転は好きな方だったが、ロードスターというその運転に更に特化した車に変えたことで更に運転が楽しくなった。

今年40歳になる。一般的に言えばこれから人生の後半戦。
このタイミングから始めるカーライフというもの、を少し俯瞰して記録していこうと思う。

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