時間と病気の話
1日の時間帯と病気の発作、症状が出る時間というのは密接に関係があって
昔は、それに対応させて「何時にお灸するのが良い。」などというアドバイスも鍼灸師からされていたそうです。
医学的にも「朝は夜中に体の水分が失われるので、血液がドロドロになって心筋梗塞が多くなり、夜は不整脈が多い。」などということは臨床的に
周知の事実らしいですね。
(あとは痛風の発作は午前11時が多いとか。)
喘息の薬も、発作が起こるのが夜中の1時から朝方にかけてが最も多いので
夜寝る前に飲むのが良いとされています。
人間の体って意識していないようで、しっかりと外界の時の流れと連動しているんですね。
なんでも細胞の一つ一つに「時間遺伝子」なるものが存在していて
サーカディアンリズムもそういった細胞が元になって刻まれているとの事。
→サーカディアンリズムについてはその研究で2017年にノーベル賞をとった学者もいましたね。
生理なんかも「月のもの」と言われるように月の運行や潮の満ち引きに非常に連動しているという事ですし
人間の体ってまさに「宇宙と繋がってる」んですよね。
いいなー、こういうの。