リソースは常に不足している
どうも、くりおです。
先日動画編集の作業を、ランサーズで繋がったはじめましての編集者さんに依頼したんですね。
基本は僕が仕事内容をサイトに掲載すると、そこへ複数人の動画編集者さんが応募してくるので、その中から僕が編集者さんを選考してチャットで仕事のやり取りをするわけなんですけど。
それでこの前繋がった編集者さんとのやりとりが、クライアントワークを振り返るきっかけになったので、今回はそのお話をしていこうと思います。
無自覚の時間泥棒
編集者さんが見つかり、チャットでのやり取りが開始するや否や、先方の編集者さんから一言。
「一度zoomでご挨拶並びに打ち合わせをしましょう!!
僕が全クライアントにそれをお願いしているので!!」
…いや、チャットでいいやん(泣)
挨拶文も編集指示も全部チャットに書いてるやん(泣)
まずは一緒に仕事をしてみて、これからも継続的に付き合っていきたいと思ったときなら分かりますよ?
ただそうだとしても受注側から言っちゃダメでしょう。
全クライアントにお願いしてるって、それはあなたの都合じゃないですか(号泣)
ひとまず時間が無いから初稿納品後にして欲しいと言ったのですが、その後もzoomによる打ち合わせを強要され、(そもそも何の打ち合わせ?)
挙句
「なんでチャットだけで済まそうとしてるんですか?時間が無いのはそちらのスケジュール管理不足だと思います!」
と怒られる始末。
クライアントのリソースは常に不足している
これは僕が動画編集者として活動し始めて以来ずっと意識していることなんですけど、クライアントのリソースは常に不足しているんですね。
そもそもなぜ同じ動画編集者が他者に仕事を外注するのかっていったら、圧倒的に時間が足りないからじゃないですか。
だから受注者は基本クライアントの時間をできる限り奪わないように立ち振る舞う必要があります。
こちらは過去にXに投稿した内容。
部下や下請けの”優秀”の定義は、「いかに上の人間の判断にリソースをかけさせないか」だと思っています。
だから関係値を築くことが目的とはいえ、自分本位の提案は言語道断。
逆にクライアントから嫌われる結果になりかねません。
自分の時間と相手の時間の価値は違う
これはクライアントワークの場合に限ったことではなく、仲間と話すときも、誰かに質問をするときもそう。
自分の時間の価値と相手の時間の価値が一緒だと思ってはいけません。
常に相手の時間は自分の時間よりも貴重なんです。
その時間を奪ってまで用件を伝えていることを自覚すべきなんです。
そうすれば自ずと相手に手間を取らせない立ち振る舞いができるのではないでしょうか?
ちなみに今回はただ愚痴を言いたかったわけではありません。
相手の時間を尊重する立ち振る舞いができれば、仕事にも活きるしブライベートの付き合いも良好になるよね、だから意識していこうね、というのが僕の伝えたかったことになります。
僕もまだまだ人付き合いが上手い方ではありません。
だからこの話も、自戒の意味を込めてまとめさせていただきました。
僕自身もつい自分本位に相手の時間を奪ってしまうことがあるので、できる限り控えつつ、仕方がない場合は、最大限の尊敬と謙虚の念をもって応じたいと思います。