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サラリーマン思考がなかなか抜けきれない

どうも、くりおです。

何度か過去のノートにも書いたと思うのですが、僕は7年間務めた税務署を退職して、現在ゼロからの起業に挑戦しているところになります。

ただ、やっぱりサラリーマン思考がまだまだ抜けきれない。
サラリーマンと起業家では世の中のルールがまるで違うにも関わらず、サラリーマン時代の考え方と判断基準で捉えてしまう。

今回はそんなお話を、僕自身の思考の交通整理を兼ねてまとめてみようと思います。

サラリーマンと起業家の世界の違い

まずは僕が起業家に転身してから感じている、世の中のルールの変化についてざっくりまとめてみます。

サラリーマンの中でも、僕がいた公務員の世界は特に保守的で、物事については前例主義事なかれ主義なんて言われ方をされます。

つまり決められたルールから逸脱せず、大きな失敗さえ起こさなければ年齢とともに昇進していく、といった世界観です。(もちろん仕事ぶりを評価されることはありますが、その評価基準もあくまでルールに則った範囲内。)

自己判断で決めるよりは、きちんと上司の決裁をとった上で、検討に検討を重ね、確認に確認を重ね、慎重に仕事を進めていくことが求められます。

別にこの文化が悪いと言いたいわけではありません。
公務員である以上一律の方法で統制しないと公正にならないため、どうしてもそのような仕組みにならざるを得ないのです。

逆に言えば何をすべきかが非常に明確なため、あまり主体的な判断を下さずとも仕事を回していける良さもあります。

一方起業家のルールはそれと真逆になります。

失敗も成功も自分で定義しなければならず、過程は誰にも評価されない。
唯一評価されるのは結果を出したときのみ。

それまではひたすらPDCAサイクルを回し続ける必要があります。

僕たちは日本の教育で、常に正解を求めることを教わってきました。
この「正解を求めること」というのはサラリーマンとして働いていくには非常に大事な考え方になります。

しかし、起業家に「正解」はありません。
そんなものは誰も用意してくれません。
必要なのは、仮説を立てる能力であり、サラリーマンに求められるものとは全く違います。


起業家=経営者の仕事は「決断」と「チェック」。


起業家は正解を探してああだこうだと言ってるうちにさっさと行動して、仮説と検証を繰り返すことが重要になります。

正解なんてないのが前提。
だから経営者は何度も何度も自分の判断で決断しなければなりません。

その結果をチェックするのも自分。
ビジネスにおける全責任が自分にかかっているわけですね。
だから全ての物事に対して主体的であることが求められます。

この考え方は頭では理解しているつもりでも、ふとしたときにやはり受動的≒他責になっちゃうんですよね。

自分が求める未来を実現させるためには、自分が主導権を握らなければならない。

人任せだったり、行き当たりばったりでは目的に近づけない。

サラリーマンから起業する人が最初にぶち当たる壁がここだと僕は思います。

どうやって主体的な行動に変えていくか

じゃあどうやって自分の行動を主体的に変えていくのか。
実はそこがまだ僕にもよくわかっていません。

だけどまずは受動的に動いている自分を自覚することが重要なのかなと思っています。

何かの事象に対して、主体的に動けたこと、受動的になっていたことを洗い出し、自分の現在地を見つめ直すところから始めてみようと思います。

今回はそんな感じで、思考の交通整理をまとめてみました。
正直まだ解像度が低い部分もありますが、今後も新しい気づきがあればこの記事も更新していこうと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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