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故郷。
京都に来て2年が経とうとしている。
最近、初めてホームシックになった。
時々故郷が恋しくなったことはあったのだが、ここまで寂しいと思ったのは初めてで自分自身とても戸惑っている。
予想もしていないタイミングで急に涙が溢れてきて、
知らない間に我慢をしていたのかも知れないと感じた。
故郷の温かい空気と家族過ごした日のことばかりが頭に浮かんできて、
今もとっても幸せな環境にいるはずなのに
心の余裕がない所為で幸せを感じられない、何故か寂しさに支配された感覚にあった。
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今度改めてご紹介しようと思うのだが、
そんな時に同じ寮に住む友人のSP氏が落ち込んでいる自分を「ちょっと外歩こうze」と外に連れ出してくれた。
まだ少し夜は肌寒いので上着を羽織って携帯も持たず出た。
23時ごろだったので、外は真っ暗で周りの家の窓と街頭に囲まれている感覚。
少し遠い方の行ったことないコンビニに行こう!と言うので
いいよーとついていくと、
途中で小さな公園を見つけ、中に入ってみた。
タイヤの遊具がポツンと3つ置いてあり、シンプルな丸く囲まれた砂場と不思議な形のシーソーが一つ、とシンプルなミニ公園だった。
二人してシーソーではしゃいでいると道行く人にジロジロ見られたり笑われたりした。
平和だなぁと心がとても温かくなった。
今考えてみると大学の単位や課題、自分の将来への理想と現実にに対する不安や焦りだったり、プレッシャーが積み重なってこうなったのだと思う。
自分が本当にやりたいこと、幸せに感じることは
日常の中に潜むとても小さいことだったりする。
それを見つけられる心の余裕を持つことがこんなにも難しいことだったのだと気付かされた。
きっと2年前の自分は知っていて、
もっと自由に生きていたような気がする。
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自然と触れ合って、人と笑い合って、
そんな何気ない日々の幸せを幸せと感じられるように
ゆっくり生きたい。
今はnoteもとても個人的な日記として、記録として書いていきたい。
自分の周りにポジティブな活力を届けられるような存在になりたい。
読んでくださっている方々にも沢山いいことがありますように。
そして最後に改めて、SP氏ありがとう。