〜ラヴァブル〜
最近、なんだか言葉が出てこない
ほら今も もっと上手く言えるのに
口から出る前につっかえる
歯痒いな 悔しいな なんでだろう?
でも不思議と嫌な気分じゃない
昔はもっと いろんなことに怒ったり
人の醜さに悲しくなって
人生ってのに嫌気がさしてた
そのはずだったのに
隣で眠る君が教えてくれた
あぁ そうか
僕は今幸せなんだね
今は できるだけ長く生きていたい
君といろんな 感情を味わいたい
普通でいい 普通がいい
たまに美味しい物を食べて
たまに旅行なんかに行ったりして
そんな日々が夢になったんだ
丸くなった自分に笑えてくる
そんな自分を愛せるようになったんだ
僕は昔 大人がキライだった
凄く冷たい人達 なんだと決めつけて
あんな風には ならないと誓い
生きてきたつもりだったけど
大人になった僕は 何も言えなかった
素直なのは損をする生き方
人は疑わないと騙される
そんな悲しい基準が僕を縛る
全部を誰かのせいにして生きて
生かされているのにも知らないフリ
あぁ 僕は
本当に子供だったんだね
たくさんの苦しい思いをしてきて
生きるか死ぬかを 選ぶルートにいた
常に生きるを選んできた
弱者の選択だと思いながら
誰かに謝りながら 遠慮がちに
間違いだと 分かっていながら
笑いながらも 泣いていたんだ
そうしないと 消えてしまいそうだったから
過去と今を繋ぐ ノンフィクション
今じゃ ありふれた現代のノンフィクション
そんな中を僕らは生きている
誰が褒めてくれるわけでもないからさ
生きてるなら 自分を愛せよ
今は できるだけ長く生きていいたい
君と いろんな感情を味わいたい
普通でいい 普通がいい
たまに美味しい物を食べて
たまに旅行なんかに行ったりして
そんな日々が夢になったんだ
丸くなった自分に笑えてくる
そんな自分を愛せるようになったんだ