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2024年4月13日 白山八王子山(600m)

日程:明大前7:10→→→10:20釈迦堂遺跡博物館→→→モモ畑→→→11:00山宮浅間神社11:15→→→11:45釈迦堂遺跡博物館12:10→→→12:15丸藤葡萄酒工業12:25→→→12:35桔梗信玄餅工場13:10→→→14:00千代田湖→→→14:30白山八王子山→→→15:05千代田湖→→→17:20府中本町

メンバー:横井、秋田、小形、黒澤、長崎

久しぶりの大人の遠足倶楽部活動。本当は高尾か御岳山あたりへと参加者を募っていたが、直前になって甲府方面へとなった。さらに、列車利用と言われたが、メンバーを見ると、車で移動できるし、行き先が車でないと身動き取れないから車にしようと提案し、明大前集合となった。天気のよい週末とあって、中央道は大渋滞。八王子で地道へおり、相模湖から再度中央道へ。計画より1時間遅れで、もう1台の車と釈迦堂遺跡博物館駐車場で合流。ここも車がいっぱい駐車している。係の人から、山へ登るのではないですよね、と長時間駐車させないオーラで問いかけられ、いいえ、モモ畑を見て、博物館見学して出ますからと返答。
さあ、モモ畑、ピンク、赤、白、色とりどり、さらにナノハナ、タンポポなども咲き乱れて大賑わい。

釈迦堂遺跡博物館の前にはサクラとモモ。
モモテキか摘花している方がいた。おどろき、という品種とのこと。帰宅後調べたら、1個3000円もする高級品種だった。花で3回、実で3回、摘む必要があるとのこと。すべて手作業だから、大変だ。近くでは鳥の羽で受粉作業をしている人もいた。
ナノモモでモモでできた花のトンネル。

モモ畑の向こうには南アルプス。甲斐駒、北岳、間ノ岳、荒川岳、赤石岳などが大パノラマを見せてくれている。
しばらく歩き、山襞へ分け入ると、立派な檜並木の参道。ここは、浅間神社の山宮。本殿は室町時代創建の国指定重文。

本殿の背後にはご神木、太い2本の夫婦杉があった。
本殿の蟇股(かえるまた)彫刻。見事な造り。

博物館に戻り、見学。

重文の土偶、しゃかちゃんとしゃっこちゃん。他の顔だけ土偶もたくさん展示されている。顔のない妊婦らしき土偶も可愛かった。
縄文土器も数多く展示されている。欠損部分が少ない良品が多い。こちらは、火焔土器のように見えるが、水煙紋土器。火ではなく水の紋様だという説。他に、この土地ならではのものとして、余所では黒耀石などで作られる石器を、水晶で作ったものも珍しい。

さて、次は新潟に続いて工場見学。桔梗信玄餅工場。大人気らしい。

あの信玄餅の包装は手作業だったとは! 入口のショップでは、賞味期限近いものが半額で売られていて、もちろん買ってしまった。
ソフトクリームには信玄棒も付けてくれる。美味しかった。

さあ、いくらなんでもこのままじゃ、何をしに来たのか分からない。山だ、山だ。目指すは千代田湖。釣り人がボートに乗って糸を垂れている。畔のサクラはまだ散りきっていない。

千代田湖。ヘラブナ釣りで有名。周囲には別荘が建ち並んでいる。

すでにここは標高550m。早速、白山八王子山へ登る。

白山の名は、花崗岩による白っぽい岩から付けられてことが一目で分かる。

少し登ると、おお、絶景。

甲府市街の向こうに富士山が聳えていた。

山頂はもう少し先。すでに、本日のお目当て、カイイワカガミがたくさん現れているが、それは別項で。

ミツバツツジも咲き始めていた。

やがて、山頂。

山名としては八王子山のようだ。
甲府のビル街の彼方に富士山。
山頂にはまだたっぷり雪が残っている。
山頂の八王子神社。八王子とは、三女神、五男神のことらしい。

下山後、Oさんはせっかくなので釣りをしてから帰るという。残るメンバーは渋滞前に帰ろうと中央道へ。事故渋滞はあったものの、早めに府中本町まで帰ることができた。


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