2018年1月20日 足和田山(1355m)
日程:河口湖駅8:45→タクシー→8:55富士御室浅間大社→バス→9:30道の駅かつやま→秋葉神社→9:57羽子山山頂→大嵐天神社→11:49尾根筋で富士山出現→11:59足和田山(五湖台)<昼食>12:25→13:19三湖台13:35→14:04木曽馬牧場→14:11紅葉台入口バス停→15:00河口湖駅
メンバー:横山、秋田、松本、黒澤、長崎、神保
2018年の山はじめ。由緒ある神社へ初詣し、尾根歩きしながら富士山を間近で眺めようというプラン。参加メンバー全員が初めて歩くコース。河口湖までは新宿バスタ、東京駅2方面から高速バスで集合。バス客は半分以上が外人さん。へえー。ハイランドで下車するかと思いきや、そうでもない。富士山人気なんだね。駅前からタクシーに分乗し、富士御室浅間大社へ。本宮は昔は二合目にあったのを移築したようだ。背後にご神体富士山が来るように建てられている。国指定重文の貴重な建築物。で、もともとここは同じく富士御室浅間大社の里宮があった地。こちらは河口湖を背後に控えている。神社というよりお寺のような不思議な雰囲気の造り。皆でお詣りして、バスに2駅乗って、河口湖畔の道の駅かつやまへ。ここから登り始める。まずは秋葉神社までの九十九折りの急登。神社は素朴な建物。ここから山というより丘陵のような尾根歩き。本当は左手に富士山が間近に見えるはず、なのだが湿気が多いようで真っ白で何も見えず。空は少し青空も見えているのだけど。羽子山山頂、立派な大嵐天神社など過ぎて、ゆるやかな尾根道を歩く。次第に視界がきくようになり、右手の木立の合間に頂が白い山が見えるようになった。雪?とも思ったが、ふと気づけば頭の上に白いものがチラホラ。実は樹に着いた氷が溶けて落ちてきたのだった。行く手にはきれいな樹氷をまとった木々。ほおう、これは美しい。キラキラ光ってる。歩き始めて2時間ほど過ぎて、そろそろ足和田山頂という頃、突然、樹の間に富士山が出現した。雲の上に突き出した富士山はテカテカの氷に覆われている。山頂がこちらにのしかかってくるように見える。この角度で見る富士は初めて。凄い迫力。しかし何とドラマチックな現れ方か。おおおおお、と思わず叫んでいた。距離が近いこと! いや凄いわ、これは。間もなく着いた足和田山山頂の展望台からも見事な富士山。ここで昼食。別名五湖台、こちらの方が呼び名として普及しているみたい。でも富士五湖が見える訳ではない。さて先へ進む。やがて三湖台。こちらは西湖、本栖湖、精進湖なんだろうな。でも精進湖は見えない。それより、樹海の景色が凄かった。圧倒的な広がりかた。初めて見る絶景。見とれてしまった。振り返れば、時代劇に出てきそうな松の木が2本、その間に絵に描いたように富士山。これもなかなかの景色。車でも上がってこられる紅葉台を経て下山。木曽馬の牧場があった。バス停でしばらくバスを待ち、河口湖駅へ。駅前のほうとう屋で新年会。この日、寄らねばならない用事があったので、一足先に失礼した。あれこれ絶景を堪能させてもらった初山。今年はどんな山や花に出逢えるか、楽しみだなあ。