2021年2月24日 横瀬二子山(雄岳883m)
日程:道の駅あしがくぼ12:00→13:13尾根筋→13:33二子山雌岳(軽食)13:45→13:54二子山雄岳14:05→15:23登山口
メンバー:秋田、糸の会メンバー1名、コーチ
緊急事態宣言が出ているので、糸の会の活動は休止中。が、コーチから3月に入ったら再開したい、そのテスト版を2月24日に計画したと掲示板に掲出。Wさんと、参加しますか、となって、そのままコーチ+2名で催行となった。
通勤ラッシュを避けるため、芦ヶ久保駅には12時前の集合。ぼくは都内乗り換えを避けるため、柏から武蔵野線経由、JR新秋津駅から西武線秋津駅へと乗り換え、飯能から秩父線で芦ヶ久保へ。駅前の道の駅には、車で秩父方面へ来ると帰りにトイレ休憩で立ち寄る。おにぎり2個とお茶購入。
Wさんを待って出発。日が差して、風がないのがありがたい。西武線の線路を小さなトンネルでくぐると登山口だが、その手前に、下山を予定していたルートが通行禁止と張り紙。昨日まで行われていた氷柱まつり会場がどうも登山口を塞いでいたようだ。
山に入ると、一気に道は上り坂。渓流沿いの登山道。コーチによれば、昔の登山道は尾根筋を辿っていたというが、変わったらしい。しばらく登ると、汗をかいたので、一服入れつつ、厚手のシャツを脱いだ。花粉が飛び交う季節なので、マスクは必須、これはコロナ対策というより花粉防御。そして眼にはゴーグル。これが汗で曇る。
糸の会は、いつも先頭を10分交代で替わるルール。二人しかいないが、最後尾を歩くコーチによれば、前を歩く人がずっと同じは嫌だから、いつものように交代してくださいと言う。
コーチは、重たい登山靴は無意味、山を歩くにはスニーカーが一番という持論なのでいつもスニーカー。今日のWさんの足下を見れば、こちらもスニーカー風の山靴。へええ。今度試してみるか。でも防水だけは必須かな。
風が冷たい。足下を見れば、霜柱がびっしり。
やがて、尾根筋に上がった。左手へは登山道通行禁止とある。
雌岳まではもう少し。が、山頂直下の急勾配は凄かった。乾いていたからまだマシだったが、雨上がりだったら絶対に滑って登れない。もっともロープはしっかり張ってあるが。なんとか登ると、雌岳山頂。山頂には浅間神社への下り道入り口に、下で見たのと同じ、通行禁止の張り紙。後から登ってきた地元の夫婦連れの方が詳しそうだったので訊くと、氷柱まつりの会場へ先日入ったが、登山道方面へはしっかりバリアが張ってあったそうで、そこを抜けるのは無理とのこと。しゃあない、同じ道を帰るしかない。
山頂は雑木が茂っていて展望はきかない。両神山や、遙か向こうに雪を被った赤城山だろうか、見えるのだが、木の枝がじゃましてうまく写真を撮れない。おにぎり1個食べて、お茶を飲んだ。
雌岳から雄岳までは10分ほど。山頂には三角点。
雄岳からはすぐ目の前に武甲山が聳えている。ここも雑木がじゃましてクリアには見えず。実は、前日にセツブンソウを見るために秩父へ来ていたが、市内から武甲山を眺めると、その左手下に二子山の山頂が見えていた。遠くに雪を被った山が見えたが、浅間山か赤城山か。
なぜか青い小さな陶器の狛犬が置かれていた。誰が何のために奉納したのかしら。
さあ、下山だが、あの急傾斜を下るのかと思うと、憂鬱。結局、片手はロープにすがり、片手はストックで行く手を確保しつつ、下った。下山は早かった。15時半。道の駅の名物ずりあげうどんに間に合ったかと思ったが、もう閉店していた。
せっかくなので昨日まで行われていたという氷柱まつりの会場を見に行ってみた。駅からの歩道に設置されていた多くの電球を、業者の人たちが回収して歩いていた。氷柱まつり、なるほど。水道なのか沢の水なのか、とにかくホースで常時散水して、人工的に氷を作っていたような感じ。人工的といってもそこは工夫を凝らして、おおっと思わせる氷の塊が広がっている。中には逆さまのツララみたいのもあった。
結局、下山路は問題なく下りて来られそうだった。通行禁止の掲示を片付けるのが後回しになっていただけのよう。なあんだ。
秩父線の列車がうまい具合に待ち時間ナシでやってきて、帰路につくことができた。こういうご時世のため、反省会の一献はナシ。
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