2024年4月 マレーシア4・ポートディクソン、マラッカ
旅の4日目。クアラルンプールのホテルを後に、郊外のバツー洞窟へ。大きな鍾乳洞を丸ごとヒンドゥー寺院にしてしまった所。
いやあ、階段登り、しんどいわ。一方通行でないから、下りてくる人もいる。皆さん、自力です。登り切ると、洞窟。
ヒンドゥーの次は仏教。天后宮。
クアラルンプールを後に、政府の機関が集まる人工都市、プトラジャヤへ。ここで働く人はほとんどが公務員。奉職中は、みなさん公務員宿舎が用意されているのだそうな。
まずは、ランチ。
食後は、プトラジャヤ観光。最初に、プトラモスク、通称ピンクモスク。行政機能をここへ移転させるに当たり、真っ先に建造されたそうだ。
モスクの近くには首相官邸がある。
プトラジャヤの町の中はバス車内から見学し、今夜のホテルのあるポートディクソンを目指す。1時間半ほどの行程。
やがてポートディクソン到着。田舎町の風情。海岸に突然、大きなリゾートホテルが現れる。レクシス・ハイビスカス。泊まる部屋は海上コテージ。
本棟の13階へ上がると、ホテルの全容が見える。
今日はさすがに15時半過ぎにホテルに着いた。夕食もホテル内なので、それまでプールやサウナに入って寛ぐことができた。
問題は、夕食だ。このホテル、圧倒的に中国人客が多い。が、なぜか日本食レストランがあり、今夜はそこで日本食だという。
食後、最上階のバーで夜景を楽しみつつ、食後酒を1杯。
明日の朝は出発も9時半と珍しくゆっくりできる。
まあ、ぐっすり眠ることはできた。早朝、プール脇に出てみたら、電灯の明かりはあるものの、多くの星を観ることができた。
ポートディクソンからマラッカまではバスで1時間半。暑くなる前に、まずは世界遺産マラッカの町を歩く。
そして、少し前にNHKの世界街歩きで見た運河に出た。
広場の上には、あのザビエルゆかりの教会が建っている。
その後、サンチャゴ要塞へと下り、涼しいショッピングモールの中をくぐり抜けて、バスへ。ランチは、現地の料理、ニョニャ料理。
午後は、このツアーで初めて買い物タイム。小さな店でお菓子が主体。あとはナマコ石けん。民芸品などを期待したが、見当たらず。
午後の観光は、マラッカタワーとマラッカ海峡モスク。
金曜日のため、モスクは特別な礼拝日。14時半から見学可能のはずが、15時まで入れず。バスで待機。
さて、これで観光も終えて、最後のホテルはまたクアラルンプール。今回も違うホテル。結局、3泊したが、すべて違うホテルだった。その前に最後の食事。明日は朝食を食べる暇もない。4時過ぎにホテル出発。
ホテルにチェックインしたのは20時半頃。すぐ近くのコンビニ3軒、さらに足をのばして22時まで営業しているスーパーへ行ってみた。
帰国日、ホテル出発は4時15分。サンドイッチとバナナと水の入った袋を渡され、車内で口に押し込んだ。飛行機は定刻、7時15分発の予定が30分以上遅延。が、成田には定刻前に到着してくれた。
うーん、コロナ明け、昨年から3回、台湾、アンコールワット、マレーシアと、ツアーで海外へ出かけたが、もうツアーでは行かない。無駄な時間が多すぎるし、自由行動時間はないし、何より、メシが最悪。分かってはいたことだが、うんざりだ。個人旅行に戻るしかない。