2024年5月 出雲
ホテルを出て、宍道湖の北側を西へ。平田は、もともとは近江商人が開発した町、江戸時代には京都や大阪で人気の「雲州平田木綿」の産地として栄えたそうだ。今も古い町並みが残り、酒蔵や醤油蔵が今も続いている。
さらに西へ。日御碕。
さあ、いよいよ本日のメイン、出雲大社へ。まずは昼メシ。レトロな洋館でパスタランチを、と行ってみたら、あちゃ、定休日。近くにシブい寿司屋があった。少し待って、入店。外人さんカップルも後ろに並んでいた。きっと口コミ情報だな。
さあ、お詣りするか。その前に、参道へ。
さあ、いよいよ今度こそお詣り。事前にNHKの2時間で回る出雲大社という番組を観て予習してきてある。アンコールワットへ行った時も、2時間で回るシリーズが大変役に立ったので、今回も大いに心強い。
川を渡る手前左手に、土俵。相撲の元祖野見宿禰神社が祀られている。土俵は工事中のようだった。松の参道左手を進むと、参道左右に大国主命の像がある。左にはウサギと対面する大国主命、右には波の上に乗る光の玉と対面する大国主命。神話のワンシーン。
で、いよいよ、銅の鳥居をくぐる。
正面から参拝後、一度、右後ろに下がり、振り返る、というのがNHK番組のルート。
宝物殿をかるく見学して、ご本殿右側を回り込む。そこには、10月、全国から集まる神々が鎮座する場所、十九社。さらに裏手に回り込めば、素戔嗚尊を祀る素鵞社(そがのやしろ)。
さらに西に回り込むと、ご本殿の真西。実は本殿内の神座は西を向いているため、こちらで拝むとご神体の正面となるのだ。
さてこれで、銅の鳥居に戻る。番組通りにするなら、鳥居を出て、左手へ行き、真名井の清水まで向かうのだが、さすがにこれはパス。大注連縄の神楽殿へ。
これで参拝は終了。2時間まではかからず。お隣にある古代出雲歴史博物館へ車を移動。
宿へ向かう前に、最後にもう1ヵ所、寄り道。出雲キルト美術館。看板が出ていたのを見て、自らもキルトをやるカミさんが行ってみたいと言う。出雲空港の近く。美術館のキルト作品は撮影禁止。周囲の風景が素晴らしかった。
さて、今夜の宿は出雲市駅裏のホテル。チェックインしてから、まず1人で酒蔵へ。昔、見学もさせてもらったことがある。十旭日を醸す旭日酒造。利き酒を少々、1本、赤いラベルを購入。
夕食は、前に蔵見学をした時に、女性杜氏さんから勧められた店を再訪。粉屋こん吉堂。事前に予約お願いしていたが、勘違いして日を間違えていた。大失敗。幸いにも席はあったからいいものの。冷や汗ですなあ。
この後、いわゆる出雲らしいものをもう少し食べようと、目星をつけていた居酒屋へ行こうとしたが、金曜の夜とあってか、2軒とも予約がないと満席と断られた。しょうがない、おとなしくホテルに戻って、大浴場へ。
さあ、明日は石見銀山から温泉津温泉へ。