2020年7月 五島列島宇久島

画像1 宇久島平港のターミナル前に、いきなりの銅像。平家盛。島に伝わる伝承では平清盛の弟の家盛が壇浦の戦い後、宇久島に逃れ、その後、島を治める宇久氏の祖となったとされる。
画像2 平港近くのあられ茶房。古民家を改造した店内は昭和レトロな内装。一隅にはライブ用ステージが設けてあり、夜には弾き語りをしたりすると店員が教えてくれた。遊びますかと訊かれたが、昼間っからねえ、遠慮した。
画像3 あられ茶房の一押しランチ、ローストビーフ丼定食を食べた。半熟玉子を潰して、たっぷり並んだローストビーフを下に敷いてあるキャベツと混ぜていただいた。美味しかった。
画像4 港にある観光協会でマウンテンバイクタイプの電動自転車を借りて島内を巡った。
画像5 宇久島南部、小さな魚港近くにアコウの巨樹があった。長崎県最大のアコウという。
画像6 島内の至る所にこのような石仏が祀られていた。これらを札所巡りのように巡礼するらしい。ここは十五番。
画像7 宇久島神社。狛犬ならぬ牛が鎮座していた。秋の大祭にはしゃぐま棒引きという大名行列のような行事が行われる。
画像8 小さな神浦港。奥の方には小値賀島との間に走る佐世保市営交通船、みつしまが停泊していた。
画像9 宇久島西北端、平家盛上陸地と伝わる場所には塔が立っていた。決して上陸しやすい場所ではないが、人目を忍んで、ということだったのかしら。そもそも正史によれば家盛は上皇の熊野詣でにお供する際に病死したことになっている。
画像10 家盛上陸碑の下には、これまた海底まで透き通って見える青い海があった。
画像11 海辺に咲いていたのは、カワラナデシコかな。
画像12 他の島と違って、宇久島では水田が目立った。海岸沿いの急傾斜地にも小さな棚田が並んでいた。で、よく見たら、もうすっかり稲穂が垂れていて驚かされた。
画像13 この看板は島内各所に立っていた。なぜ風力発電に反対なのかよく分からないが、たぶん土建屋の利権がらみなのではないかな。
画像14 島の東北端、津島瀬灯台。五島列島最北の地。青い空と青い海、絵に描いたような景色だった。
画像15 ハマナタマメの花。分厚い葉っぱともっこりした大柄な花。
画像16 灯台下の海。本当は泳ぎたいくらいの暑さ。こんな透明度の高い海で素潜りしてみたいなあ。
画像17 港の観光協会横には島の物産品販売所も併設。オリーブオイルを土産に買った。
画像18 高台に立つ今夜のお宿、シーサイドホテル藤蔵。これで4泊目だが、泊まった宿の宿泊費は長崎県のキャンペーンにより、どこも5000円の補助が出た。合計2万円の節約は大きい。
画像19 浴室からは海が見渡せて、とても気持ちよかった。
画像20 部屋からも平港が見えた。
画像21 畳の部屋だけど、ベッドが置いてあって嬉しい。
画像22 夕方、高速船が入港してきた。
画像23 夕食の膳。小鉢2種類と刺身はヒラマサ、タイ、イシダイ。にぎり寿司。陶板は五島牛のカルビとロース。
画像24 あとで焼き魚が運ばれた。ヒラマサ味噌焼。脇にはアラやヒラマサの内臓の酢の物。さらに揚げたての天ぷら。
画像25 五島牛は大変美味しかった。宇久島で造る酒はないとのことだったので、宿オリジナルの熊本産芋焼酎を飲んだ。
画像26 19時半過ぎ、フェリーが汽笛を鳴らして出航していった。闇が濃くなってから星を見ようと外へ出てみたが、町の明かりだけでなく、月が明るくてとても見せそうになかった。
画像27 翌朝、お天気は悪くなさそうなのに、次第に霧が下りてきた。
画像28 5時半、まだこの頃は港に出入りする漁船の姿もよく見えた。
画像29 佐世保行きのフェリーが入港するが、霧の中からぬっと現れた感じ。
画像30 7時45分に佐世保行きフェリーが出航する頃は霧もすっかり晴れた。さらば宇久島、五島列島。

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