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2023年7月 宮古島1
初めて宮古島へ来たのは10年前。「スケッチ・オブ・ミャーク」という映画を観て、それまで食わず嫌いしていた宮古島へ行かねばと思ったのだ。以来、1年か2年に一度くらいのペースで訪れている。今回は、宮古は初めてのカミさんを伴っての旅。いつものLCCで下地島へ、ではなくてANAで宮古空港、さらには現地格安レンタカーではなく、TOYOTAレンタカーを手配してある。宿は1泊目と2泊目は馴染みの宿、最後はふだんは縁がないリゾートホテルを予約した。
満席のANA便で宮古空港へ到着後、レンタカーを借りて、伊良部島へ向かう。冒頭の伊良部大橋を渡って、島の外周を反時計回りに佐良浜から佐和田の浜へ半周。初宮古の10年前はまだ橋が開通前で、平良港から船で佐良浜へ渡ったことを思い出す。佐和田の浜へ着くと、ずっと工事中だったホテルが開業していた。
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ここから下地島へ回り込もうと車を走らせると、しまった、滑走路の先は自転車しか走れない道だった。ぐるりと回って、下地島の名所、通り池へ。近くのビーチは子連れ客で賑わっているようだった。気温は内地の方が高いが、こっちは日差しが猛烈。肌がチリチリ焼けてくる感じ。
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さて、今夜の宿は伊良部島のハンモックの宿、カサ・デ・アマカ。宿主は中南米好きで、今年2月はコロナ以降、久しぶりにエクアドルへ行ってきたという強者。うっかりしていたが、前日は宿の開業16周年の特別な日で、満室の盛況だったという。今朝、帰った人もいるが残った人もいて満室。いつもここに来るのは、LCCの安い時期、冬とか春のため、他のお客さんと一緒になることはほとんどないので、他にお客がいるのは新鮮。部屋は一番広い部屋を用意してもらっていた。
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今日は夕陽がきれいだと思うから、初めての奥さんに見せなきゃ、と宿主さんに言われ、晩メシを後回しにして、佐和田の浜へ。陽が沈む19時半頃には海岸に大勢の観光客が集まっていた。
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さあ、晩メシだ。いつも行くおでん屋綾。20時前に入店すると、お客はおらず、店のおばちゃん達はカラオケに興じている。まずはおでん盛合せ(小)。そしてエビフライ(小)、枝豆。生ビールは凍ったジョッキに注いで出してくれる。プッハー。旨い。
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後からお客さんも入ってきて賑やかになった。泡盛をもらい、唐揚げと焼きうどんで〆めた。宿に戻ると、同宿の皆さんがテラスでゆんたく。早速、仲間入り。今夜は泡盛ナイト。いつも宿主と2人きりの時は室内でウィスキーをちびりちびりやりながら四方山話をするのだが、今夜は賑やかだ。昨夜、振る舞ったというカイピーニャも飲ませてもらって、ほろ酔い加減なり。
翌朝は、ひとり早起きして、周辺の散策。隣の下地島との間は細い水路で隔たっている。まるで境目がないかのように。
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カサ・デ・アマカの朝食はシンプル。トースト、ゆで卵、コーヒー。が、同宿のひとりがマンゴーをお裾分けしてくれた。土産物店などよりずいぶん安く買える店が近くにあるようだ。
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宿を出て、教えてもらったマンゴー屋へ行った。そこから、自宅と親戚宛に発送することにした。かなり安い。
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さて、今日は池間島方面へ向かう。まず、橋を渡る手前の雪塩ミュージアムへ。工場の一部をチラ見して、スタッフの説明を聞き、試供品をいただき、雪塩ソフトクリームに各種塩をふりかけて食べた。美味しかった。で、当然、お土産を買う。地域クーポンが使えるのはありがたい。
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お昼は近くのすむばり食堂。12時前だったが、お客さん多かった。墨入りタコそば。まあまあかな。
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で、池間大橋を渡って池間島へ。橋の手前反対車線、車が行列してると思ったら、大潮で浮かび上がった浜へ皆さん行こうとしているのだった。
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橋の左に大潮で現れた砂浜とそこにいる人々が見える。
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池間湿原にはバードウォッチングのグループがデカイ望遠レンズを三脚につけて並んでいた。ぐるり池間島を回って、再び池間大橋を渡る。
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西平安名崎から少し南の海中公園に立ち寄る。今日は波が荒く、海中の透明度もイマイチ。あまり多くの魚種は見られず。
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さて、宿へ向かう前にもう一つ橋で繋がっている島、来間島へ。これで宮古島を取り囲む4つの島全てに足を踏み入れたことになる。いつもは来間島の食堂で塩焼きそばを食べるのだが、今回はそのチャンスがなく、残念。
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さて、来間大橋を戻り、今夜のお宿、津嘉山荘へ。10年前に始めて泊まった時は、まだ先代の女将さんが仕切っていたが、今は息子さん夫婦が宿を切り盛りしている。お母さんは日本を代表する農家民宿を作り上げ、全国各地から講演依頼が舞い込んでいたチョー有名人。オリジナルのお土産なども生み出して、島の産業振興にも貢献した。最近は泊まった時に夕食を食べていると、外から帰宅され、いらっしゃい、と相変わらず素敵な笑顔だけ見せてくれる。
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浴室には広いバスタブもある。大きな革張りのソファの座り心地がいい。
さて、お待ちかねの晩メシ。ここは料理が美味しいのだ。
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泡盛は伊良部島の豊年。
よく食べて、よく飲んだ。部屋へ帰ろうと外へ出ると、満月が昇るところだった。
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