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2018年11月28日 御岳山(929m)

日程:鳩ノ巣駅9:27→9:33雲仙橋→9:50松の木尾根東屋→9:56迂回路入口→11:00城山11:15→11:28小楢峠→11:48大楢峠→13:06御岳山集落→13:22武蔵御嶽神社13:42→15:23登山口→15:44古里駅

歩行データ:平均登高スピード登り303、下り347、消費エネルギー4077カロリー

メンバー:秋田、糸の会メンバー9名、コーチ

8月の唐松岳以来の糸の会。ちょっと遅めの紅葉を愛でに奥多摩の御岳山へ。一般的には御嶽駅からケーブルカーなどで訪れる人が多いが、鳩ノ巣駅からの登山。駅前の立派なモミジはピークは過ぎているもののまだ真っ赤な色だった。トイレを済ませ、各自ウォームアップをして出発。雲仙橋という細い橋を渡る。鳩ノ巣渓谷は紅葉はすでに盛りを過ぎて寒々しい景色。細い橋なのに車が時々通り抜けていく。静かな集落を過ぎて登山道へ入る。植林の針葉樹林帯。よく晴れて気温が高い。厚手のシャツを来てきたので脱いで半袖Tシャツで歩く。松の木尾根東屋からは鳩ノ巣の町がよく見えた。先客は外人女性。カメラを持っているのを見て、こっちへ来て撮ったらいいと声をかけてくれた、サンキュー。やがて林道に出て歩くと、通行止め。迂回するよう看板が出ていた。英語での説明書きもある。外人登山客は高尾山だけではないんだなあと、先ほど会った人達のことも思い出した。迂回路は城山山頂経由のルート。山頂は、実にらしくない山頂。小さくいたずら書きのように城山と書かれていたのと三角点があったのでそれと分かった。ここで10分休憩。さすがに寒くなったのでシャツを着た。5時前に起きて自作してきたご飯サンドを食べる。同行してるおばさまから何それ、と訊かれたので、海苔とご飯でたまり漬けカンピョウなどの具をサンドイッチにしてると答えたら、自分で作ってることだけは評価されたようだった。後で別の女性から、カンピョウもたまり漬けも好きだけど、たまり漬けのカンピョウがあるなんて知らなかったと言われたので、日光今市の上澤商店を教えてあげた。城山を下る。せっかく登ったのに貯金をはたいてるようでもったいない。そうこうするうち小楢峠。その先に大楢峠。通行止めがあった。本来ならここまで山越えしなくて来られるはずだった。落ち葉がたくさん降り積もった広くて歩きやすい登山道を一気に御岳山まで歩いた。初めて御岳山に登った時は、山の上に突然集落が現れて驚いた。今日も、山の上に家々が見えてきたのは妙な感じがした。手前の大きなお屋敷は大きな茅葺き屋根が葺き替えたばかりのようで清々しい。沿道には講の人達を泊めてきたお宿が今も何軒もある。集落内の道路に出ると、途端に人が多い。ケーブルで登ってきた参拝客だろう。道端には大きな大根が干してある。行く手に立派な大木。天然記念物の樹齢1000年という大欅。山頂は武蔵御嶽神社の本殿。そこまで長い長い石段。登り口近くの石段にはあまのじゃくが刻まれている。これを踏んで邪気を払うのだそうな。石段脇には関東各地の講の石碑が建ち並ぶ。もううんざり、というくらい階段を登ってやっと本殿。お詣りを済ませて休憩。周辺にはまだいい色が少し残った紅葉黄葉。おや、桜が咲いている。四季桜、冬桜だろう。下山は古里駅の方向へ。一気に下る。糸の会のメンバーはダブルストックを使うので、下りは速い。1時間半ほどで登山口へ下りきった。無人販売で1袋100円のユズ。何人かが買い求め売り切れ。しかし、駅へ向かう途中、今度は50円でユズを売っていた。100円のは無農薬って書いてあったから、と納得してる人がいたのには笑えた。古里駅へ着くと、一足違いで上り列車が出た後。40分ほど待たなくてはならない。駅周辺には店はない。コンビニぐらい。コーチが、よし、鳩ノ巣駅へ戻ろうと言う。山鳩といういいカフェがあるらしい。すぐに来た下り列車で一駅戻り、駅前の山鳩へ。お洒落なカフェ。この会のメンバーは男性もあまり酒は飲まない。コーチ自身がお酒はダメで甘党。コーチと2名の男性メンバーが注文したのは、店名物のあんみつ。ホンマかいな。女性達もあんみつやスイートポテトとコーヒーなど注文。ぼくだけは当然、生ビール。喉が渇いたもの。突き出しがついてきてレンコンと自家製コンニャク。これがとても美味しかった。店内には地元野菜が置かれていて、買えるものもあった。100円でハヤトウリを買ってしまった。すっかり暮れなずむ鳩ノ巣駅から上り列車で青梅乗り換え、中央線快速列車に乗り込む。他の皆さんは河辺駅で途中下車して駅前温泉で入浴と食事をされるというが、パスして帰路についた。

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