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2023年7月 宮古島2

津嘉山荘で目覚め、またまたひとり早朝散歩。少し歩くとマングローブがある入り江。

今朝も素晴らしい朝日を見ることが出来た。

宿に戻ると、カミさんも起きていた。昨日、マンゴーを発送した店で、売り物ではない小さなマンゴーを数個、もらった。摘果した実で、小さいけど甘いよ、と言われていた。1個ずつ食べてみた。

歯で皮を囓りとりながらかぶりつくと、メッチャ甘い。びっくり。こりゃ美味しい!

朝食は7時半から。いつも思うこと。車の運転さえなければ、朝から泡盛吞みてー。

朝食はトウガン尽くし。中央はカツオ出汁で煮たトウガン。左中央はトウガンのスライス梅酢がけ、右下はジーマミ豆腐。で、この後、トウガン炒めと炙りカツオが出された。朝から吞めと言わんばかりのメニューなのだ。

さて、与那覇湾を右手に見ながら、東急リゾート側へくるり回って、宮古島中央部の下の方へ。目指すは、ユートピアファーム。昨夜、食事しながらあれこれ聞いた話。宮古島は量的には日本一のマンゴー生産地だけど、宮崎のように高級ブランド化ができていない、なにしろ数百件もマンゴー農園があるのに、糖度計を持っているのは3軒しかないのだから。そのうちの1軒がユートピアファーム。もちろん値段は高いが、味は保証付きという。しかも地域クーポンが使える。開店10時の前に行ったが、フルーツパーラー前にはすでに行列。昨夜聞いた話では、こちらのマンゴーパフェは昔ほど美味しくなくなったとのことだったが、まあ、敬意を表して、ひとつ。あとはフレッシュマンゴーを。サイズはSSから5Lまである。さらに、+500円すれば、糖度15度以上のスーパープレミアムにしてくれるとメニューに書いてある。Sサイズの+500円にしてみた。年寄り2人なら、Sで十分の大きさ。

マンゴーパフェ2500円。フツーに美味しい。マンゴーの量もそこそこ入ってる。が、先に食べたフレッシュマンゴーが凄過ぎた。甘味が違う。濃いのだ。それでいてすっきりしてる。どひゃー。こんな味を知ってしまったら後が怖いなあ。2030円の価値は大いにアリ。

マンゴーを堪能した後、360円の見学料を払って、マンゴー園、フラワー園を見学した。こちらも大いに楽しめた。

これは幻のマンゴーと言われる、キーツマンゴー。まだ収穫前。8~9月頃が収穫時期だが、その見極めが大変難しいそうだ。普通のマンゴーより大きくて糖度もさらに高いという。
ハイビスカスの1種、フィフスディメンション。花の色が時間によって変わるという。

朝から大満足の連続。向かうのは東平安名崎。今回は登らなかったが、ここの灯台は全国に10数ヵ所しかない登ることができる灯台。

暑過ぎて、階段を登る気になれない。
イリオモテアザミが咲いていた。
浅瀬に青い魚が群れていた。イラブチャー、青いブダイだと思うが。

マンゴーでお腹いっぱい。昼は甘味で済ませることにした。公設市場2階の眞茶屋。氷ぜんざい。

かき氷に黒糖の蜜と黄な粉。その下に沖縄式のぜんざい。
付け合わせのサーターアンダギーもまた美味しかった。

昼間は暑くて、外をうろつく気になれず、ホテルチェックインまで図書館で涼んだ。宮古島の図書館は新しくお洒落な建物で、いつも郷土資料関係など拾い読みに来ている。今日は地元の雑誌をいくつか閲覧。

郷土関係の資料は地下フロアにある。

さて、3泊目はひとりじゃ絶対に泊まることのないリゾートホテル。最大規模のリゾート、シギラの中の一番安いブリーズベイマリーナ。その中でも最安のハーバーウィング。長期滞在用にキッチンや洗濯機なども部屋にある。古いけど、一応、オーシャンビュー。眺めが贅沢。

ハーバーウィングのツインルーム。5階。それにしてもフロントのおネエちゃんは最悪だった。無愛想な顔のまま手続き。しかも今日明日と無料で利用できるとくれたゴンドラチケットは、翌日は運休日で使えず。サイテー。
ベランダからはこんな景色が楽しめる。目の前の海はサンゴや岩が目立つが、泳いでいる人もいた。右手の方は子供が遊ぶにもいいのかもしれない。シギラの専用ビーチは別にある。

シギラ黄金温泉へは歩いて行くのは暑い。スタッフに声を掛けたら、車で送ってくれた。帰りは巡回バスで帰るようにと。しかし、宿泊者割引きしても1300円ほどもする温泉は、小さなサウナと浴槽、海が少しだけ見える露天風呂、それだけ。前にも入ったことがあるが、これを失念していた。高いなあ。
夕食はリゾート内の焼肉屋を予約してある。生ビール。肉は、本日オススメの沖縄県産和牛赤身クリミ、同じく中落ちカルビ、ハラミ、ネギ塩タン。ミックスホルモン。焼き野菜。トマトキムチ。

赤身肉クリミ。確かに美味しかった。一切れ500円ほどするのだから、旨くて当たり前か。
スタッフは大変こまめに動いていて好感をもてた。金網も何度も交換してくれた。
中落ちカルビ。いい肉だと思うが、これの半額ほどのハラミの方が旨かった。

あれこれ久しぶりに上等な焼肉を食べて満足した。〆は宮古冷麺のハーフを半分ずつで満腹。巡回バスでブリーズベイマリーナまで戻ると、向かいの屋台村で何か始まろうとしていた。ステージで太鼓のショーだ。エイサーにはつきものの太鼓。なかなか迫力があり、楽しめた。

真ん中の子は中学生かな、バチさばきもいいし、足や手の動きがビシッと決まって美しい。

翌朝も早朝こそ晴れていたが、次第に雲が広がった。隣接するドイツ文化村方面へ散歩。

5階の通路。海と反対側は一面のサトウキビ畑。
昔、このあたりで難破したドイツ船の乗員達を島人が救助して手当てして帰国させたことを縁に交流が始まったという。
ドイツ文化村奥の入江ではSAP体験をしていた。写真では分かりづらいが、風が強く、波が立って、ボードに立つのに苦労していた。この先にハート岩という名勝があるが、潮が引かないと現れない岩のため、見られず。

朝食会場へ行く前に、もらいもののチビマンゴーの残りを部屋で食べた。

部屋に包丁があったのでちゃんと皮を剥いて食べたが、改めてこのチビマンゴーの甘いことに驚いた。昨日フルーツパーラーで食べたスーパープレミアムのもの以上に甘いのだ。すげえぞ。

ビュッフェ方式の朝食は大したことなかった。ビジホなみ。今日は帰るだけなので、10時半頃まで部屋でまったり。チェックアウト後、1ヵ所だけ立ち寄った。宮古島市歴史文化資料館。ここも何度も来てるが。ま、冷房は効いてるし、カミさんは初めてだし。

かつての島の暮らし。奇祭パーントゥの人形も展示されていたが、なぜか撮影禁止。??

車を早めに返して、空港へ。土産物を買って、あとはレストランで時間つぶし。

琉球幕の内をつまみにして、生ビールと瓶ビール。もう少し酒肴っぽいものにしてほしい。

初めての宮古島体験、カミさんはそれなりに満足してくれたようで一安心。ま、でももう一度行きたいとは絶対言わないだろうな。

宮古空港を離陸直後、右下にシギラリゾートが見えた。

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