2020年10月 草津温泉
草津温泉の象徴、かつ中心地、湯畑。高温の源泉が休むことなく湧き続けている。
草津へ向かう途中、パスタの町、高崎でシャンゴという人気店に立ち寄った。昼時は大勢の客で賑わっていた。
シャンゴの名物、シャンゴ風。パスタの上にトンカツが載せられ、甘口のデミグラソースがかけてある。麺の量はSが150ｇ、これが一般的な量だと思うが、周りのお客さんの注文は男性はMかLがほとんど。大きな皿に山盛りの麺で運ばれていた。
草津温泉で2泊したのはホテルビレッジ。もちろんGoToトラベルキャンペーンの割引利用。
ホテルビレッジに隣接する日帰り施設テルメテルメは、温泉や温水プールなどがあり、利用した宿泊プランにはパスポートが付いていて、こちらも滞在中利用できた。
ボーリング場もあり、パスポートで利用可能だったが、パス。
フロントロビーからテルメテルメへ繋がる長い通路の途中にはゲームセンターを始め、ビリヤード台やエアホッケー台などが置かれていた。
ホテル内に2箇所あるビュッフェレストラン会場のひとつ、パティオ。初日の夜はここで夕食を摂った。揚げたての天ぷらや焼きたてのステーキも悪くはなかったが、一番美味しかったのは生キャベツ。みずみずしくて甘かった。
なんで「千と千尋の神隠し」が関係あるのだろうかと思ったら、あの有名な湯小屋、油屋のお湯にまつわる場面の、音をここで録音したというのだった。へええ。湯婆婆の出てくるシーンもか。
ホテルビレッジは広大な敷地の中にある。ホテル棟が3つ、テルメテルメ、別荘マンションが数棟、別荘家屋がたくさん。さらにゴルフ場や小さなスキー場も。
ハロウィンの飾りが館内あちこちに設えてあった。
大浴場の源泉は湯畑源泉。テルメテルメの浴室の源泉は万代鉱、同じくテルメテルメの時間湯体験もできるわたの湯の源泉はわたの湯源泉。館内に3つの異なる源泉が引かれている。湯畑源泉がいかにも草津の湯の雰囲気。
2日目の夕食は差額を出してメインレストランで洋食のコース。写真は紅葉マスと野菜あれこれ。中央はカブのソース。とにかく野菜が美味しかった。
通路壁には有名画家作品が展示してあり、入札できるようになっていた。こちらは藤田嗣治の作品。特別価格16万円の表示。
玄関前で朝、野菜の即売をしていた。どれも新鮮で美味しそう、そして安い。大きな米なすとニンジンは買った。
そして何よりこの高原キャベツが一番。120円は格安だなあ。もちろん買いました。
ホテルを出て歩くとすぐ、湯川。文字通り源泉が流れ込んでいるようで、湯気を上げながら流れていた。全国的に冷え込んだ日だったが、この日の最高気温は10℃に届かず。
草津熱帯園という動物園に入ってみた。土産物売り場湧きに世界最大のカブトムシ、ヘラクレスオオカブトムシがいた。
サル山もあり、子ザルも含めて動き回っていた。エサをもらう時は、必死に芸をする。痛々しくて見ていられない。
大きな温室ドーム内にワニやヘビ、いろいろな動物が飼われている。これはコアリクイ。頭を抱えて蹲っている。
コアリクイのすぐ前にこのポスター。確かに、その姿は土下座、だよね。笑える。
このカエルは前面のガラスにぺったり張り付いていた。
カピパラが10頭以上いたが、家族間の仲違いのため、という理由で、一部別の部屋に隔離されていた。そんなことがあるのか。100円で笹の葉を買って食べさせると、むしゃむしゃ旨そうに食べてくれた。
温泉に気持ちよさそうに浸かるカピパラもいた。温泉はやっぱりいいよねえ。
草津温泉の中心部、湯畑近くは細い道が入り組んで、昔の佇まいが残っている。
事前に調べていた蕎麦屋は行列ができていたので、近くの別の店に入った。マイタケ天ぷらなどつまみは美味しかったけど、肝心の蕎麦は十割と謳っていたけど、あまり美味しくなくて、しかも高くて、残念。
草津からの帰り、高崎の自家焙煎コーヒーの店に寄ってみた。昭和レトロな店内には無造作にコーヒー豆の袋が置いてあった。
高崎のきゃらばん、という自家焙煎コーヒーの店。コーヒーはなかなか美味しかった。こんなイベントをやっているとママさんが黒いティッシュペーパーをくれた。