2019年4月15日~16日 種子島

画像1 種子島宇宙センターの発射台。H-Ⅱロケットはここから打上げられる。打上げ時には取材陣しか入れない竹崎展望所からの眺望。
画像2 種子島へ着くと、島内の田圃はすでに田植えが終わっていて驚いた。
画像3 島内には4軒の焼酎蔵がある。そのうちの1軒、西之表市の種子島酒造。久耀、金兵衛、安納などが代表的な銘柄。
画像4 種子島北部の西海岸、浦田海水浴場。きれいな砂浜で、海水の透明度も高いらしい。キャンプ場もある。かっこいい建物のシーサイドハウスもあり、夏は賑わいそう。
画像5 種子島最北端、灯台が立つ喜志鹿崎。大隅半島が間近に見えるが、この間は大隅海峡で、各国の船が自由に航行できる国際海峡。渡り鳥の群れが一斉に飛び立った。
画像6 海岸近くにたくさん咲いていた黄色い花はマメ科のミヤコグサ。島では他に、ノアサガオ、ウマノアシガタなどを見かけた。
画像7 島の東海岸、鉄浜(カネハマ)海岸。鉄砲造りに欠かせない砂鉄の産地だったことからその名が付けられたという。現在は島内でも有数のサーフィンのメッカ。
画像8 戸畑の煙突。太平洋戦争中、海軍飛行場が島民を総動員して突貫工事で造られた。施設類は空襲で破壊されたが、唯一、この煙突だけが残った。
画像9 島の中央部、やや南。坂井神社の大ソテツは樹齢600~700年といわれている。看板には「日本一のソテツ」とあったが…。
画像10 島の西海岸南部の港、島間港はお隣の屋久島との間の船が通う。口永良部島へも船は出るが、現在火口周辺の警戒レベル3。できるだけ渡航を控えるようにとの貼り紙があった。
画像11 西海岸を走ると、屋久島の島影が否が応でも目に入る。さすがに大きく、高い山を抱える島だけある。西海岸は東海岸に比べて普段から波が荒いようだった。
画像12 西海岸中央部の名勝、雄龍・雌龍の岩。土産物屋兼喫茶店、公衆トイレもあり、広い駐車場があるので、観光バスが2台停まっていた。
画像13 西之表市の月窓亭。明治になって家臣達が鹿児島に住んでいた旧藩主子孫をここに迎えた。月桃茶と茶菓が振る舞われる。
画像14 月窓亭の庭で四半的を体験できる。宮崎県の飫肥でやって以来。こちらの道具類も飫肥から買い求めたそうだ。6射して、的中は2本だった。
画像15 西之表市内の鉄砲館には鉄砲伝来関係の資料の他にも島内の祭で使われる仮面も展示されていた。丸木船を作る材料、ヤクタネゴヨウの巨木展示室の前へ行くと、大きな音がして、窓の外にきれいなヤマバトだろうか、鳥がもがいていた。窓ガラスに衝突したのだろう。間もなく息を引き取った。
画像16 西之表市内の各所にこのような遊び心たっぷりのアートが見られた。宇宙芸術祭などのアートイベントが頻繁に行われているようだった。
画像17 西之表で泊まったのはビジネスホテル。夕食は魚匠一条へ。おまかせセットで出て来た刺身は、地魚ばかり7種。ブリ、メジナ、トビウオ、セガツオ、首折れサバ、ヒダリマキ、タチウオ。どれもヒジョーに旨かった。
画像18 おまかせセットは、刺身盛合せ、キビナゴ一夜干し、トビウオとアオリイカの揚げ団子、安納芋の焼き芋天ぷら、以上4品。これで2000円は素晴らしい。さらに、おまけで魚モツ煮。めっちゃ旨かった。隣にはロケット好きのロシアの青年。
画像19 翌日、宇宙センターを目指して南下。まず立ち寄ったのは、干潮時のみくぐり抜けられる千座(ちくら)の窟。
画像20 駐車場に数匹のネコがいたが、この子だけはするすると寄ってきた。
画像21 弥生時代から古墳前期の集団墓地、国史跡、広田遺跡。標柱の場所から人骨が発掘された。てっぺんのQRコードを読み取ると、発掘時の人骨写真と属性などのデータが読み取れる。
画像22 広田遺跡ミュージアム。このような状態で埋葬されていた。貝殻を加工したアクセサリー類も多数出土している。広田人は当時の九州の人々比べて身長が低かったという。
画像23 さて種子島一の観光地、宇宙センター。左手は宇宙科学技術館。日本のロケットに関する様々な展示、あるいはロケット発射シミュレーションなど体験できる。入館無料。ただし、寄付金を募っていた。
画像24 センター内は事前に予約すれば、ガイド付きのバスツアーで見学できる。こちらも無料。最初にロケットガレージ内の本物のH-Ⅱロケットを見学。故障のため打ち上げられなかった7号機の実物。これは第一段ロケット。耐熱塗料を塗るためオレンジ色になる。重量の9割は内部に注入する液体燃料。
画像25 最後の見学場所は総合指令棟。ふだんは、中に人がいたり、モニターの電源が点いていることはなく、皆さんはラッキーですよとガイドから言われた。実は、たまたまJAXAの新人研修が行われていた。
画像26 宝満神社。日本の稲作発祥の地とされ、今も古代から伝わる赤米を栽培しており、向かいには歴史などを見学できるたねがしま赤米館も立っている。
画像27 南種子町の中心部にある、美の吉で昼食。100年以上昔、イギリスの難破船を助けた折に、礼としてもらったイギリス原産の鶏を守り伝え、イギリスの鶏=インギー鶏として名物にしている。その親子丼、インギー丼。鶏はしっかりした旨味で美味しかった。
画像28 南種子町役場隣に、大きなアコウの樹。その向こうの建物に郷土資料館があり、無料で見学できた。ちなみにお隣、中種子町の郷土資料館は入館料160円。
画像29 南種子町の大和温泉はホテルに併設して温泉施設が立っていた。日帰り入浴300円。つるつる系のいいお湯だった。
画像30 中種子町の郷土資料館に展示してあった、昔の作業着、チックー。つぎはぎの感じがセンス良くて格好いいと思った。

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