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2020年10月25日 谷川岳第一見晴(1110m)

日程:土合駅8:55→9:09湯吹きの滝→国道291号→9:42西黒尾根登山口→10:04マチガ沢出合→11:00第一見晴(昼食)11:35→12:40マチガ沢出合→13:05一ノ倉沢13:30→14:10谷川岳ベースプラザ15:10→15:33水上駅

メンバー:横井、秋田、新庄、荒川、長崎、岡、渡部

12年前に、谷川岳山頂の雪と山麓の紅葉を愛でに行こう、と大人の遠足クラブで11月下旬に出かけた。が、なんと雪が降って途中で引き返した。詳細はこちら。その時のリベンジをと1ヵ月前倒しで催行。

前回は鈍行を乗り継いで行ったが、今回は高崎まで新幹線、そこから鈍行で土合まで乗り継ぎ。意外や大勢、地下駅で下車し、ぞろぞろ462段の階段を登る。ひゃー長い。もう今日の歩きはこれで十分かも。駅の外へ出ると、山は紅葉真っ盛り。ロープウェイは水害のために今月末まで運行休止中。車が上がれるのは谷川岳ベースプラザまで。山登りの人、紅葉見物の人、大勢来ている。

車が入れない国道219号を歩く。西黒尾根登山口を過ぎ、マチガ沢出合。紅葉見物の人はここからそのまま国道を一ノ倉沢へ。山登りの人はここから厳剛新道登山道へ入る。我らも、途中までだが登山道へ。紅葉の中、沢筋を登ること1時間。谷川岳が眼前に迫る第一見晴展望台。先客2名、ランチ中。場所は狭い。景色は迫力あるなあ。後ろを振り返れば、紅葉の白毛門。狭い場所で昼食。絶景目の前にしておにぎりが美味しい。すると、新庄さんがザックの中からリンゴを取り出し、全員に配り始めた。え、そんな重いものを担いできたの。昨日、リンゴ園でリンゴ狩りをしてきたそうな。新世界という品種。おお旨い。全員で記念撮影。実は雲がかかっていたのが、雲の隙間から光が差す。おお美しい。上から下りてきた2人連れ、朝早く上がったらしいが、稜線上は雪。写真を見せてくれたが、足下は白い。山頂は断念して下山してきたという。

マチガ沢出合まで下るが、今日はハイキングのつもりでストックを持参しなかった。濡れた岩と落ち葉で滑りやすく、苦労しながら下りた。途中で、岡さんの靴のソールが剥がれてしまった。両足とも。こういう時のために緊急時用セットをいつもザックに入れている。まずはテーピング用テープでしっかり巻く。かかとの方も巻く。その上で、ガムテープを巻く。実は、15年ちょっと前、山歩きを始めた時、山へ誘ってくれた師匠、ノブさんが山靴の底が剥がれる時がたまにある、自分でなくてもメンバーの場合もある、だからその時に備えてガムテープを小さく折りたたんで緊急時用セットに入れておくように、と教えられたのだ。役に立ったのは今回が初めて。今は亡きノブさんに、ありがとう、とお礼を叫んだ。

国道へ戻り、一ノ倉沢へ。大きなブナがちらほら。一ノ倉沢に着くと、クライマー憧れの岩壁がこっちへ覆い被さってくるかのように聳えていた。こりゃ凄い。こんな所、登ろうと思う人の気が知れない。いくつも登攀ルートがあるらしい。望遠レンズで覗くと、烏帽子岩の根元下にクライマーが2名いるのが分かった。どうやって下りてくるの? 

靴の心配があるので岡さんだけは電動カーで下り、他は歩いて下った。バスが運悪く、ちょうど出た直後にゲートプラザ到着。次のバスを待つ間に、食堂で生ビール。間に合えば、水上駅から本日運行するSLに乗ろうかと話していたが、残念。バスで水上へ出て、鈍行に乗ると、途中の渋川駅でそのSLを追い越した。

高崎駅で途中下車し、反省会。昔、赤城山の帰りに立ち寄った店はなくなっていたが、花火という居酒屋へ。群馬名物コーナーがメニューにあり、ホルモン揚げとこども洋食を注文。どちらもソースが決め手。高崎からは快速列車のグリーン車で、水上駅で買ったワンカップを飲みつつ、控えめに歓談。

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