2022年2月27日 秩父セツブンソウ詣で
日程:新座駅7:00→8:56龍勢会館→→→秘密の場所(セツブンソウ自生地)など→→→天空のおやき→龍勢会館→兎田ワイン→秩父やまなみチーズ工房→水むら豆腐→道の駅両神→→手打ちそば水沢(昼食)→JA荒川→安田屋→17:15新座駅
メンバー:横井、秋田、長崎
これだけはコロナであろうと緊急事態宣言であろうと蔓延防止であろうと、欠かさず13年間続けて来た、セツブンソウ詣で。初回は2009年、今の3名に加えてNさんという、ぼくを山の花好きに導いてくれた大恩人も一緒に4名でとある情報を頼りに訪れた。セツブンソウが一面に咲き乱れる聖域に大興奮した。その後、Nさんは惜しくも亡くなられたが、以後3名で通い続けることになった。
さて、今年は雪が積もったり、とにかく寒い冬。開花時期が心配だったが、少し前から節分園で咲き始めたとの情報を頼りに、出かけてみた。
まずは、道の駅龍勢会館。例年より早めに出発したため、9時前に着いた。裏手のフクジュソウがまだ咲き始めの状態。さらに、フクジュソウエリアに河津桜が植樹されている。どうしちゃったんだろ。
左手にはヤギの放牧場が作られているぞ。
道の駅の方は、これから近隣の方々があれこれ搬入するようで、まだ品揃えが多くない。お目当てのフキノトウもしょぼいのが1パックのみ。あとでもう一度寄ることにする。
花の様子が気になるので、最近、寄り始めたエリアの方へ。熊注意!
あれ、いつも群れてるあたりには何も出ていない。えー、早過ぎたか。散々うろついて、少しだけ咲いているのを見つけた。今季のセツブンソウ初ショットがこちら。やっぱりいいねえ。
本当に咲き始めの状態。葉っぱもくるんと反り返って巻いている。
ちょっと群れてる子らもいた。
フクジュソウも例年より少ないし、フレッシュな感じ。
で、いつもの秘密の場所へ行ってみると…。
道の端には雪がまだ残っていた。
お、こちらはもう少し咲いている。でも蕾っぽいのも多いなあ。こんな感じの状態を見るのは、14回目の訪問にして初めてのこと。
昨年までと大きく変わっていたのは、シイタケ原木栽培のエリアがものすごく広がっていたこと。このままだと、セツブンソウ成育エリアも原木置き場になってしまいそう。それだけは避けてほしいなあ。
まあ、いつものように銘々好きな場所で好きな株をじっくり撮影タイム。今日は気温も上がってるはずだけど、日陰なので体が冷えてくる。
何とか満足のいく写真を撮影することができて一安心。花の写真は、別ページでたっぷりと。
オオイヌノフグリではなくて、在来種のイヌノフグリをいつも観る場所へ行くが、こちらも全く出ていない。フキノトウも頭を出してるのが僅かだけ。
さあ、ここからは、これまた恒例の秩父うまいもの巡り。最近、週末にはしょっちゅう埼玉県へ出向いているN君に案内され、天空のおやき、という店へ。山のてっぺんのお家に幟がはためいている。
店の中にはおばあさんが一人。注文すると、おやきを温めてくれた。そして、お茶と自家製漬物3種。この漬物が旨いこと。もう売り切れだったが、漬物目当てに東京から買いに来る人もいるとか。たくあんは柿の皮を入れるのが秘訣、傷まなくなる。その後、塩分4%という自家製梅干しも出してくれたが、ウメの香りと味がしっかりするのに驚いた。これも売り切れ、残念。
おやきは、皮がしっかりしていてほの甘い。
再び、龍勢会館へ。やはりフキノトウはない。野菜も少ない。イチゴは高い。
その後、兎田ワインの売店へ。ブドウの他にリンゴや果樹類を仕込んだフルーツワインというのを作っていた。
そのすぐ近くに、チーズ工房がある。モッツァレラを買った。
その後、小鹿野の豆腐屋、水むらへ寄ったが、閉まっていた。ショック。ここの豆腐がないと困る。次は、両神の道の駅へ。ここも野菜は少なめ。が、水むらの豆腐が置いてあった。やったああ。
昼メシは、ぼくは初めての蕎麦屋、水沢。
きちんと作られた美味しい蕎麦だった。せいろ、650円。
で、JA荒川直売所。
最後は秩父町中の肉屋、安田屋。人気の揚げ物は昼過ぎに売り切れるので、事前に電話で取り置きを頼んでおいた。いつもタッパを持参しているが、おばちゃんがえらく褒めてくれた。メンチとコロッケ。さらに豚肉の味噌漬けも。
ふうう、これで買い物完了。
帰り道は比較的順調。が、所沢で少々渋滞。結局、新座駅には17時15分過ぎくらいに到着。N君、運転ご苦労様でした。武蔵野線、新松戸方面は出たばかり。夕陽に照らされる中、Yさんが乗り込んだ西国分寺方面行き列車が出て行った。
帰宅後、夕食にさっそく本日の買い物の成果を。
まずはシャクシ菜漬物。
両神の道の駅でなんとか買えた水むらの豆腐。オリーブオイルと塩で。
柚子巻きダイコンの酢漬け。
そして、メインディッシュ、安田屋のメンチカツとコロッケ。