2024年5月 礼文島での日々
今年は5月28日から6月1日まで、4泊5日、礼文島に滞在できた。
まずは、2日目。この日はレブンアツモリソウが目的。花の写真は別途。スタートは昔からある群生地。が、ここはアツモリソウがめっきり減ってしまった。むしろ、駐車場手前にそこそこ咲いていた。
ここから船泊集落方面へと向かう。
海沿いの国道に出ると、トド島が見える。晴れてくれてよかった。昨日は何も見えなかった。
そして、集落の先の方、ガソリンスタンドの下の海岸。去年、教えてもらって、レブンアツモリソウがたくさん咲いていることを知った。ただ、去年見かけた赤い花は今年は残念ながら出ていなかった。アツモリソウの花の写真は別ページで。
そして、もうひとつの目的、双葉食堂。店に入ろうとしたら、ちょうど出前に出かけるご主人が出てきて強い口調で、今日は無理! と取り付くしまもない。残念。マリンストアで土産と一緒に簡単な昼メシを買って海岸でランチにした。
旅人御用達の喫茶店、談が開店していたのでコーヒータイム。
宿に電話してヒコさんに迎えに来てもらった。途中、最近開店したという店「れぶんちゅら」に寄ってもらう。
一度、宿に戻ってから、スコトン岬まで歩いた。
3日目は桃知コース。島の南部、知床側から歩いた。
この先、ずっと様々な花々が目を楽しませてくれる。それらは別途。
桃岩展望台登山口まで下って、タクシーを呼んで元地集落の海カフェへ向かった。徒歩だと、長いトンネルの中を歩かねばならない。車があればすぐなんだが。とうわけで、店へ来るのは2度目。
向かいに土産物店。
帰りはトンネルを歩いて抜けた。1500m、なかなかツライものがあった。
トンネルを抜けると、礼香寺。ご住職が庭に高山植物を植えていらっしゃる。以前にも見せてもらいに来たことがある。
4日目は礼文滝コース。林道入口までヒコさんに送ってもらった。
レブンウスユキソウ群生地の手前で、西海岸が見下ろせる。
群生地にはまだレブンウスユキソウは影も形もない。代わりにミヤマオダマキなどが群れ咲いていた。
笹原を抜け、林を抜け、ハイジの谷を見下ろすペーターの丘へ。Jさんはここでのんびりしてると言うので、ひとり谷へ下って海岸の礼文滝を目指した。途中で、登ってくる人たちに聞くと、何ヵ所か徒渉するポイントがあるが、最後がロープもなく水量も多かったので、そこで引き返してきたと皆さん言ってる。ま、行ける所まで行ってみるか。
ペーターの丘に戻ると、Jさんがレブンウスユキソウが咲いてると教えてくれた。おお、いいもの見られてよかった。10年前に、この近くでレブンアツモリソウを見たので、今回も探したが見つけられず。で、林道まで戻ると、さきほど出会った町役場のパトロール員がそこにいた。レブンウスユキソウが咲いていたと話すと、未確認だったらしく、自分の眼で確かめに行った。その時、レブンアツモリソウは咲いているんだけど、と言う。それなら先に教えてくれればよかったのに。もう今は咲かなくなったのかと思っていた。
さて、帰りますか。向かうのは香深。今日もうすゆきの湯で一風呂浴びてヒコさんの迎えの車を待つ。
さて、島抜けの日。朝食後、香深港まで送ってもらった。
そして、星観荘のヒコさん、同宿の皆さんのお見送りを受けて、出航。
行きの船ではまったく見えなかった利尻富士がくっきり海に浮かんでる。
さて、これから宗谷エリアを巡るのだが、この続きは別ページで。