2022年5月 大相撲5月場所初日
先月遊びに出かけた加計呂麻島で、世話になった知人から大相撲のチケットをもらった。東京へ行ったら観に行きたいという人が入手したモノらしかったが、都合で行けなくなったというのだった。同行した友人はあいにく礼文島へ行ってる最中だから、とぼくがいただくこととなった。チケットは5月場所の初日。ありがたく活用させていただく。
国技館へ来るのは12年ぶり。まだ元気だった母を連れて、子供たちも一緒に初場所を観に来た。観戦後、両国で高級ちゃんこ鍋を食べたのを覚えている。
せっかくなので早めに行こうと、昼過ぎに両国へ。入館して、地下でちゃんこを食べるための行列に並んだ。1杯500円。味はどうということはなかった。
食べ終えて、今度は相撲博物館の行列。展示内容は白鵬。あまり興味はないが、まあしょうがない。出口で、白鵬の像と記念写真を撮るために列が動かない。係員に出してもらった。
博物館の後が大変だった。豪華景品が当たるガラポン抽選会の行列。外にまでぐるぐる並んでいる。結局1時間近く並んだろうか。当然、ハズレなんだけど。待つ間、後ろに相撲マニアの40前後の男女がいて、マスクはしていたものの、大きな声でどうでもいいことをべちゃくちゃ喋りまくっていて、距離も身体が触れんばかりまで勝手に詰めてくるし、よっぽど怒鳴りつけてやろうかと思ったほど。まいった。
ようやく、13時40分頃、指定された2階イスS席、東3列30番に辿り着いた。土俵を見下ろす感じ。意外に近く見える。
14時過ぎ、十両の土俵入り。そろそろ、知っている力士が登場する。
十両の取組を数番残す所で、協会御挨拶。横綱、大関、三役の力士が土俵に上がった。
その後、幕内力士の土俵入り。
横綱の土俵入り。
セレモニーが続く。賜杯と優勝旗の返還。さらに優勝額除幕式。
中入り後の勝負審判、稀勢の里がこちらから見て正面に座った。
さて、奄美出身の明生が土俵に。今回の御縁もあり、これは応援しなくては。売り出し中の王鵬が対戦相手。よし、勝った。
時々、加計呂麻島の知人からメッセージが来る。テレビ放送でぼくを見つけられるかもしれないと盛り上がってるらしい。手を振れ、なんて言われてもカメラは2階席までめったに写さないから。でも、明生が勝ってよかったね。
向こう正面のブースには、今日は舞の海さんがいるはず。
さて、柏出身力士、琴勝峰が出てきた。がんばれよ。十両に落ちたが、先場所から幕内に復活してきた。相手は照強。多量の塩を撒いて、受けてる。よし、琴勝峰いけえ。ありゃ、負けた。
それならば、もうひとり柏出身力士、隆の勝、勝ってくれ。対戦相手は阿武咲。イヤな相手だなあ。隆の勝の表情が硬いのが気になる。がんばっていけよ。よし、いけ。ありゃりゃ、負けちゃった。ふたりとも黒星スタートかあ。気を落とさずがんばってくれ。
終盤は大荒れ。大関2人が敗れ、横綱まで負けてしまった。それにしても気になったのは、応援の声。館内では大声を出すな、拍手で声援を送るように、とたびたび注意放送もされるのだが、遠藤が出てきたら数名のおっさんが大声でエンドーと叫び始めた。その後、阿炎には子供の応援の声が響き渡り、大人の声も止むことがなかった。コロナ感染対策、そのままで大丈夫ですかねえ。緩んでないのかなあ。ガラポンの行列時の大声男女といい、早めに手を打った方がいいと思うのだが。そうそう、客席では、館内で販売している酒類、1本までなら飲んでいいということになっていた。これもちょっと心配。ぼくはもちろんお茶だけにした。
まあ、そんなことで楽しく相撲観戦させてもらいました。混雑する前に国技館を出てきた。
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