2024年1月 加計呂麻島
昨年末、12月は入院手術があったため旅には出られず。年が明け、久しぶりに、というか、今年の初旅で加計呂麻島へ。
ピーチの奄美行き便は成田7時発。幸い我が家からは、最寄り駅5時半の電車に乗れば6時過ぎには空港に着くが、この時間では前泊しないと乗れない人も多いのではなかろうか。
定刻より少し前に奄美空港に到着。気温が10℃以上高い。早速、お馴染みのくろうさぎレンタカーで軽を借りて、古仁屋へ向かう。途中、マングローブパークでトイレ休憩。
2時間ほどで古仁屋港。加計呂麻島の定宿はまだ正式営業してないので、朝ご飯や度数の低いアルコール類などをAcoopで買い物。14時の定期船に乗ったが、突然雨が激しく降り始めた。
港には宿の女将Mさんが迎えに来てくれていた。ありゃ、ピッカピカの新車。港の直売所、いっちゃむん市場で買い物。
セイコーの店の前で、Mさんが車を駐め、知り合いからシークヮーサーを一袋もらった。
勢里の家に着くと、ご主人は去年手に入れた小型船の検査で奄美大島に行ってるそうで、フェリーが出ないかもと心配してた。町営フェリーはとにかくよく欠航するのだ。
庭をひとめぐり。
夕方、町内放送で最終便のフェリーは出航と案内され、18時過ぎ、無事に軽トラでご主人が帰宅した。いつもなら、缶ビールで乾杯、となるが、ぼくは病み上がりで節酒中のため低アルコールビール、ご主人は最近尿酸値が高いようで医者から禁ビール、禁魚卵などを宣告されていた。さらにぼくは、食事量も少なめにとお願いして、申し訳ないが、なんとも盛り上がらない食事タイム。
黒糖焼酎を薄くお湯割りでいただく。お互い自身や共通の知り合いの近況などあれこれ。Mさんは、去年やっていた昼ご飯営業や姪っ子支援のお握り作りなど、すべてやめたという。ストレスが闘病の足かせになっていたようだ。闘病優先だね。今朝は4時起きだったので、早々に離れの部屋に引き上げた。
翌朝、目覚めると、いいお天気。
午前中、散歩も兼ねて、東隣の集落、佐知克(さちゆき)の西田製糖へ買い物に出かけた。
工場には誰もおらず、店にもいない。呼び鈴押しても電話しても誰も出てこない。お出かけかと思い、道路向こうのテラスで待ってみた。ご近所のご老人が散歩してきたので、訊いてみると、裏の畑にいると教えてくれた。見覚えのある女性がバナナやニンジンなどを収穫していた。
帰ろうと歩き始めたら、大きな水中カメラを持って海に潜る準備をしているカップルがいた。海は冷たくないんですかと話しかけたりしていたら、あら、秋田さんと言われた。前に会ったこともある海のガイドをしているHさんだった。
勢里へ戻り、浜を歩くというご主人に付き合って、シーグラスや貝殻を拾いながらシーサイドウォーキング。
昼ご飯はラーメン。
お婆さんがひとり暮らしをしてるお隣さんから、ダイコンをあげると言われ、掘りに行った。ひとりで立派な畑を作っていらっしゃる。
ここでは様々な野鳥が見られる。と、割と近い樹の上に精悍な顔した鳥。
Mさんは釣り名人。目の前の海で大物を釣ることもある。今日は、しばらくして、ダツを釣り上げた。
離れで休んでいたら、イルカが来てるよ、と呼ばれた。さきほど会ったHさんもいる。確かに、遠くの方で4、5分に一度ぐらい、頭を出してる群れが見える。
夕焼けがきれいだった。
夕食は結局、Hさん夫妻もお招きして一緒にいただくこととなった。
それなりに遅くまでおしゃべりして解散。
翌朝、近所を散歩。
ご主人が、折れた枝から根が出たからと、海辺に植樹。
午後の船で古仁屋へ移動する。また来るからね。お世話になりました。