2021年3月 新野地温泉相模屋旅館

画像1 磐梯吾妻スカイライン、土湯峠下の新野地温泉、相模屋旅館。早朝、2階の露天風呂から湯煙の向こうに昇る朝陽を見ることができた。
画像2 宿までは冬期ノーマルタイヤでは不可と聞き、福島駅からの送迎バスに乗せてもらうことにした。昼ご飯は福島市内のそば処Q.庵、昨年、立ち寄って十割で打つ蕎麦の美味しさは確認済み。鴨せいろを頼んでみたが、鴨も美味しかった。
画像3 福島駅前の自家焙煎コーヒーを出す伏見珈琲店。今の時季限定のSAKURAブルボンが素晴らしかった。豊かな香りと甘味を感じさせる味わい。思わず、美味しいと呟きがもれた。ブラジル産の豆だが、日本の春に合わせて出荷するために現地で命名された名前という。
画像4 伏見珈琲店は、コロナ対策でカウンターの座席数がわずか5席。ぎりぎりで入店できた。
画像5 駅前の大通りを面白いマイクロバスが走っていた。なんと言っても古関裕而ゆかりの町だから。
画像6 駅前ビル2階のまちなか交流館には、今なお朝ドラ、エール関連の展示がたっぷりしてあって、少々驚いた。
画像7 主人公の実家の前にはご両親と小学校時代からの友人の姿も。
画像8 同じく交流館には、なぜかチコちゃんのコーナーもあって、一発かましていた。関連グッズもあれこれ売られていた。
画像9 送迎バスに揺られて福島駅前から1時間ほど、標高1200mの地に立つ相模屋旅館に到着。部屋は2階の208。窓の外にはまだたっぷり雪が残る山肌と盛大に湧き上がる湯煙が見えた。
画像10 早速、1階の屋外にある昔ながらの露天風呂へ。ここには立ち寄り湯で1回、宿泊で1回来ている。まだ健在であった母を連れて、7年前に泊まった。
画像11 露天風呂はひとりで貸切。白濁した源泉が贅沢に掛け流し。温度もちょうどよく、いい気持ち。この日は風がとても強く、高速を走っていても車が持って行かれそうなほどだったが、ここでも時折、ドドッと強風が吹き付けてくる。
画像12 露天風呂へ出るすぐ手前の内風呂。ここももちろん源泉掛け流し。大きな切り株で作った湯口からお湯が溢れ続ける。
画像13 お湯の成分が木の浴槽の表面に筋状に浮いている。空気抜きの穴がいくつか空いているので、換気状態は万全。が、その分、内湯でも時々少し寒いほど。
画像14 平日限定9900円のプランで宿泊したが、夕食は十分な内容。馬刺しだけ追加注文した。一番手前左の碗はサワラの桜道明寺。すごくいい香りで春を先取り堪能。
画像15 お酒は地元福島、南会津の花泉。最近は「ロ万」というブランドが売れているが、昔ながらの花泉も吞みやすくて旨い。
画像16 揚げたての山菜天ぷらが運ばれた。フキノトウがほろ苦くて最高に美味しい。
画像17 イワナも焼きたてを持ってきてくれる。しっかり味が濃い。
画像18 ロビーの展示棚の上には可愛いイタチかな、テンかな、剥製が置いてあった。ちなみにここ相模屋旅館は、日本の秘湯を守る会の会員宿。
画像19 夕食後、一服してから、絶対寒そうだけど、思い切って行こうと、露天風呂へ。夕方は湯温がちょうどいい加減だったのに、少し熱くなっていてあまり長湯はできず。でも気分は爽快。
画像20 さて、2階にもお風呂があるが、男女の浴室が夜と朝で入れ替わる。朝は露天風呂がある方が男性用となるので、5時半に起きて入った。赤く染まり始めた東の空に、やがて朝陽が昇ってきた。露天風呂は周りの床が真っ白に霜が付いている。お湯も注ぎ口間近でもぬるくて、寒いこと。早々に内湯で温まった。
画像21 こちらは1階の外の露天風呂の湯口。お湯がきらきら光っている。2階の風呂でご一緒した方は、毎年、1年に6回、それぞれ3泊ずつ、この宿に泊まっているそうだ。今日で169泊目とおっしゃるから凄い。男女一緒の20名ぐらいのグループで通い始めたが、男は亡くなったり出られなくなったりして、その方ひとりになった。残る女性の大半は自分より年上ばかり。女性にはかなわないと。
画像22 今日も快晴。青空の下、浸かる露天風呂は本当に気持ちいい。
画像23 朝食も充実した内容。鍋には味噌汁が入っていて、温めて熱々をいただく。
画像24 朝食後、最後の温泉入浴へ。朝陽の斜光線が美しい縞模様を描き出していた。
画像25 水道用の蛇口だろうか、温泉成分がびっしり付いていた。
画像26 相模屋旅館の玄関。冬場は雪囲いで覆われている。コロナ対策で、宿泊人数も少なくしていて、日帰り入浴も今は受け付けていないとのこと。
画像27 朝9時半に送迎バスで福島駅西口まで送ってもらい、駅前の福島観光物産館で土産を買って、一晩500円という格安駐車場から車を出して、帰り道に益子に寄り道。益子の茶屋でランチセット。ここは器もいいし、野菜が豊富で美味しい。
画像28 益子の茶屋と同じ敷地内にある森ぱん。勧められたネギパンを買ってた。
画像29 益子に来ると立ち寄る陶器の店、陶庫へ。小皿や小鉢など買い求めた。
画像30 珍しく踏切に引っかかった。派手にペイントされた真岡鐵道の車両が通り過ぎていった。

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