2019年10月 京都美味しいもん 16 栗コロッケ 2019年10月18日 14:39 四条河原町近くの小料理屋、喜幸の看板料理。川魚の唐揚げ。この日はハヤ。水槽で泳いでいたハヤは、女将さんが鴨川で自ら投網で獲ったもの。少しほろ苦くて美味しかった。 喜幸(きこう)は四条河原町近くだが、細い路地の奥にひっそりたたずんでいた。 喜幸の暖簾。粋でオシャレ。席に着くと、おしぼりは冷たいの温かいの、どちらがいいか訊いてくれた。そんなの初めて。 突き出しは3種から選べる。こちらは隣で自家製豆腐を売ってもいる。やや青みがかかった豆腐は、甘くて美味しかった。 別の突き出しは、てっぱいにした。これが旨い。関東のヌタとの違いは、柔らかな青ネギ、酢味噌がきつくなくまろやかなこと。 ビワマスの刺身。ねっとり旨味が舌にまとわりつく。 注文すると、30分かかるけどいいですかと確認された、かぶら蒸し。熱々。これまた出汁の旨味。 合鴨。たっぷりの青ネギといただく。鴨肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる。喜幸、大満足だった。 三条河原町近くの今風お好み焼き屋、とんちんかん。ねぎ焼のスジコン。醤油味で七味をふりかけて。 ふだんなら17時開店前に行列ができる人気店、ホルモン千葉。台風襲撃当日、新幹線も阪急、京阪も止まった。土曜の夜というのに川端通りは閑散として、さすがの人気店もがら空き。 初めてならおまかせコースがいいと勧められ、従った。それ以外には、センマイ刺しとガツ刺し。店の人が焼いてくれる。まずは塩ダレ。ハラミ、マルチョウ、アブタン、タンコリ、ツナギの5種。 黒ダレは肉は4種。アブシン(脂身が付いた心臓)、ホソ、ホホニク、第4の胃アカセン。うーん、どれも旨い。ちょっと味が濃いめだけど。 〆はうどんかそばを選択。焼きそばにした。濃いタレをからめて、青ネギと生卵をトッピングして出来上がり。それらを混ぜていただく。美味しい。 御池通から高倉通りを上がった所にある、ビストロ・ラマージュ。シェフは、年下の学生時代のバンド仲間。京都でライブをやる時は、いつもここでランチ。 冷たいスープは、フランスの栗で仕立てられていた。フランス産の栗は小ぶりで、お味は優しい甘み。 メインは鴨のコンフィにした。皮はぱりっとして芳ばしい。この日、予約のお客さんは関東からのグループが多く、台風の影響で皆さんキャンセルになってしまった。 貴船神社前の料理屋喜らくで湯豆腐定食。子持ち鮎の甘露煮も生湯葉も美味しかった。 天ぷらは小ぶりなアマゴ。これが旨かった。先月までは、目の前の川の上に作られた床の上で食事ができたという。それも風流だなあ。 昨年に引き続き、おじゃました洋食おがた。すぐに予約で一杯になる人気店。 あれこれ食べさせてもらったが、こちらはクエのカラスミ添えカルパッチョ。贅沢なおいしさ。酒は大阪の銘酒、秋鹿。 宮崎県の尾崎牛のヒレたたきとウニ。海苔に載せ、わさびと少々の塩で。旨味爆発。塩の代わりに醤油を数滴でも美味しかった。 牛スネ肉のカツレツ。肉はほろほろ。そして、ドミグラソースが抜群に旨い。 京都は日本でも有数のパン消費地。進々堂は市内にチェーン展開する老舗パン屋。京大農学部のお店には学生時代に時々行った。 進々堂のモーニングサービス。全粒粉パンのハムチーズトーストサンド。コーヒーお代わり自由も嬉しい。 東寺の門前に立つ、東寺うどん。シブイ店構え。店内には昔のキリンビールのポスター。 牛スジ煮込みを肴にビール。青ネギがいいねえ。 きつねうどん。麺は細め。堅くはないのが関西流。お出汁がめっちゃ旨い。ほんのり甘い、薄手のおあげさんが、またいいなあ。きつね、はこれじゃないと。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #進々堂 #洋食おがた #ホルモン千葉 #貴船喜らく #喜幸 #東寺うどん 16