2023年3月 奄美大島1
成田空港第1ターミナル、ピーチで奄美大島へ。春休みだからか、かなり席は埋まっていた。1時間遅れで離陸、到着は15分遅れ。
奄美空港前の奄美レンタカーで軽を借りた。いつもはくろうさぎレンタカーだが、それは古仁屋までの片道利用ができるから。今回は敢えて加計呂麻島へは渡らず、最近、ちゃんと見て回ってない奄美大島を回るつもり。ばしゃやま手前の地元コンビニで、さんぴん茶とスパム握りを買って海を見ながらランチ。
名瀬方面へ向かわず、ビッグツー手前を左へ。東海岸を南下する。2車線の道路が1車線になり、やがて未舗装になった。海岸縁へ下ると崎原漁港。
さらに進むと高台に崎原の集落。集落手前から2車線の舗装路、集落を過ぎてしばらくするとその道路の両脇に桜並木が現れた。ヒカンザクラなので、すでに葉桜になっていた。
さらに南下すると、小湊の町。
今日のお宿はいつも加計呂麻島への船に乗る古仁屋から東へ行った清水という集落にある。
部屋は2階、広々している。
荷物を置いて集落を散歩。目の前の対岸は加計呂麻島。いつも反対側からの眺めばかり見てきたので不思議な感じ。
集落内を歩いてみる。
外れに小さな神社。
宿に戻り、一風呂浴びてビールを飲んでいると、夕焼けの空と海。
さて、晩ご飯。向かいの部屋に用意してくれた。
そして、ビールの後は黒糖焼酎を頼むと、焼酎はお代不要と言われた。この宿は今のご主人の両親が始めたが、お義父さんがお酒好きでお客さんに飲んでほしいと黒糖焼酎の宣伝のつもりで出していたから、とのこと。宿は奥さんが切り盛りして、忙しい時にはお義母さんが手伝ってくれるそうだ。
ご飯は食べられず、汁だけもらった。鶏と大根の汁はいい出汁が出て美味かった。
翌朝、今日もよく晴れている。
さて、今日は奄美大島南部の西海岸沿いに北上する。まずは、大島海峡沿いに西の果て、西古見を目指す。これがなかなか長い道のり。
1時間ほど車を走らせると、対岸の加計呂麻島はもう西の端を超えている。
最果ての集落、西古見。家々はサンゴの石垣で囲われている。
町並みを過ぎて少し行くと、ナハンマ公園。
さらに先へ行くと、戦跡遺跡が現れる。大島海峡入口ということは、戦略上重要なポイントであった訳だ。道端に兵舎跡、さらにその先の高台には観測所跡。
ここから、山越の細い道。カーナビは引き返して大回りするルートを表示してるが、iPhoneの GoogleMAPを信頼して、進む。狭い道にはあちこち落石が転がっている。めったに車など通らないのか、鳥たちが慌てて飛び立っていく。と、小さなケモノが車の前に飛び出てきた。
途中、行く手が通行止め。さらに細い道へ入り込み、なんとか山越え完了。西古見の山の反対側、屋鈍へ辿り着いた。
突き当たりの集落、屋鈍から入江に沿って東へ。宇検村の中心部にある宇検食堂へ寄ったが、まだ開店前。隣接する物産館でタンカンシフォンケーキを買った。
入江の北側をまた西へ向かい、船越海岸へ。海岸でケーキを食べようと思っていたが、工事中で降りられず。
さて、引き続き、西海岸を北上する。
大和まほろば館で一休み。
やがて、大和村の中心部にほど近い野生生物保護センター。ここで開花中の鉢植えのカンアオイを2種類見ることができた。貴重な花を見られてよかった。
さらに北上すると奄美市へ入った。奄美博物館へ。アマミノクロウサギ のいろは、という特別展開催中。
そして、桜情報を頼りに、高千穂神社へ。ここは初めてだなあ。
さて、ホテルに向かうか。続きは続篇にて。