2018年3月24日 高草山(503m)
日程:焼津駅10:10→10:35林叟院入口→10:45登山道坂本Bコース登り口→11:30笛吹段公園→12:06坂本ABコース合流点→キスミレ群生地→13:04高草山山頂(昼食)13:30→14:30林叟院→林叟院入口14:59→15:20焼津駅
歩行データ:平均登高スピード登り305、下り397、消費エネルギー1128カロリー
メンバー:横井、秋田、小形、荒川、長崎
阿蘇の草原などに春に咲くキスミレ。関東周辺で観られるのは焼津の高草山。一度出かけてみようということになった。高草山山頂直下に群生地があるようだが、地元の方々が下草を刈ったり、柵を巡らしたりして、一生懸命保全活動をして守っている。鈍行を4時間半ほど乗り継いで焼津駅にやっと辿り着いた。お天気は上々。キスミレは1週間ほど前から開花情報が散見されるようになっている。ちょうど見頃ではないかと期待が高まる。かわいらしい自主運行バスというのに乗って、登山口まで。林叟院という禅寺の奥が登山口。標高差500m弱を、割と一気に登る感じ。楽ではない登り。ただ、山裾の桜から始まって、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、カントウタンポポ、クサイチゴ、キランソウなど春の花々がたくさん咲いていて楽しい道のり。しかも振り返れば、太平洋や伊豆半島が見渡せて、気持ちいい。坂本Bコースというルートをとったが、Aコースとの合流点から登山道を逸れて分け入った所がキスミレ群生地。柵で囲われていたが、黄色い絨毯が敷き詰められたような花畑で、柵の近くや柵の外にも咲いているキスミレがあって、思う存分写真撮影を楽しませてもらった。後から来た地元らしき人が咲いている場所がこの前とは違っているが、今日の方が良く咲いていると言っていた。もうひとつ奥にも囲われたエリアがあり、そちらは少ししか咲いていなかったが、いずれそちらも一面咲くようになったら素晴らしいなあ。昔は山を焼いていて、その焼け跡にキスミレが咲いていたのではないかと。植林が進み、どんどん咲く場所も狭まって、今は保存活動をしている人達のおかげで何とか咲き残っているのだろう。撮影を堪能して、登山道に戻り、山頂へ。ここでランチタイム。下山ルートはAコースの尾根ルートを選択。茶畑の中の道を下山した。