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2024年9月 加計呂麻島へ

今年2度目の加計呂麻島行き。朝5時過ぎ、ひんやりした空気の中、電車を乗り継ぎ、成田空港へ。7時発の奄美大島行きピーチ便は定刻前に奄美大島空港に着いた。

奄美空港を出ると、完全に夏空。暑い。

機内で、しまバス1日フリー切符を買った。明日、10月1日からは値上げするみたいで、お得ではなくなりそう。予定より、1本早いバスで名瀬方面へ。しまバス本社前で古仁屋行きに乗り継ぐ。

車窓には川辺に茂るマングローブ林が見える。

古仁屋には昼に着いた。海の駅には、レストランも生簀の魚を調理してくれる漁協直営店もある。が、立ち寄ったAコープで、缶ビールと惣菜など買って安上がりなランチとした。

全部合わせても500円で釣りがきた。
古仁屋港の船溜りには、けっこう大きな魚がウヨウヨ泳いでいた。

14時に瀬相行きのフェリーは出航。

360円。古仁屋港から20分あまりで瀬相港に着く。

船には地元の方々が乗っているが、男の子が3人いて、うるさいこと。船室の外へ出て手すりの辺りでもふざけていて危なっかしくてしょうがない。島から古仁屋の幼稚園へ通う子たちだと後で聞いた。

瀬相港にはしまバスがずらり待機中。

宿のご主人に迎えられ、島の南岸、勢里へ。

いつもお世話になってる宿。
最近は離れの部屋だけ客を泊めている。

お母さんに迎えられ、お菓子などいただきながら、よもやま話。

どこかの飲食店の人が手作りしてるというサーターアンダギー。ゴマ風味で美味しい。
喜界ミカンは酸っぱいけど美味い。

今回は台風18号が南の海上にあり、ずっと雨かもしれないと覚悟してきた。が、嬉しい誤算。夏空が広がっている。

勢里の浜からは、右に与路島と左に請島、その間に徳之島が見える。
いつ来てもハイビスカスなど南国の花が咲いている。
サクララン。宿の庭には蘭もあれこれ植えられている。
キキョウ。昔、これの苗をもらって帰り、自宅で育てたことがあるが、一度も花は咲かなかった。

昼間は30℃を超える暑さだったが、夕方になると涼しい風が吹き始めて心地よい。シャワーを浴びた後、庭のテーブルで一杯。

畑で採れた野菜でつまみの小皿。
ダルマとフエフキダイ、2種類の地魚のアラ。

18時過ぎても、こちらはまだ明るい。家の中に移って、飲み続けたが、ぼくもまだ酒量控えめキープ中、ご主人もふだんは酒を飲んでないし、静かにぼちぼち。朝も早かったので、22時前にお開き。夜空を見上げれば、満天の星。天の川を眺めたのも久しぶり。
翌朝も天気はよさそう。6時に於斉まで一緒に歩こうと、前夜約束していたのに、ご主人は起きてこない。しょうがないので1人で歩いた。

朝焼けに周囲の山が染まる於斉を見下ろす。

於斉には何年か前に復活した神社がある。建物は宿のご主人が建てた。弁財天こと厳島神社。パワースポットとして、最近人気という。さらに、芸能の神様というので、間近に迫った京都ライブの成功を祈願しようと思ったのだ。

厳島神社。お賽銭も供えてお詣りしてきた。

於斉には昔、東洋一という大ガジュマルがあったらしい。ぼくは残念ながら見てないけど。跡形もなく伐採したらしいが。今は寅さん映画で有名になったガジュマルがある。

寅さん映画の説明碑が根元に立つガジュマル。

往復1時間で宿に戻った。汗を流して、朝ごはん。

納豆に醤油の他にキビ酢も混ぜるのがここの流儀。

雨と思っていたのに晴れてくれると得した気分。

海で採れた様々な貝殻がある。
離れの戸の脇にヤドカリが登っていた。

庭を見やれば、あれ、あの花が咲いている!

普通は7、8月に咲くはずのサガリバナ。しかも、夜に咲いて明け方には落花するはず。ここのサガリバナは暮れ近くまで咲き、遅くなるほど昼間まて咲いてるのだそうな。
この家にはネコがたくさんいる。

昼間は今日も暑い。

面白い雲が浮かんでいた。
しまバスが走っていった。
海ではシュノーケリングの講習をしていた。

夕方になると、風が涼しくなった。

きれいな夕陽が沈んでいく。

今夜は家の中で夕食。

ナスとピーマン味噌炒め、タキベラ塩焼き、真珠貝貝柱刺身、ダイコンサラダ。

今夜も控えめに低アルコールビールと黒糖焼酎お湯割を飲んだ。
今朝、激しい雨音で目覚めた。雷鳴も聞こえる。

7時には雨は小降りになった。カラスの夫婦がいつもエサをもらいにくる。その子供も時々来るが、追い払われる。

その後、雨は止んだ。

フルーツパパイヤが完熟して落ちていた。
甘くて美味しいが、宿の夫妻は食べない。

あら、青空まで出てきた。予報では1日中雨だったはずが。
昼メシの後は、またまた豪雨。先日のリハ音源を聴いたり、ギターを弾いたり。

大きな雨粒が激しく落ちてくる。
宿のギターはあまり触る人はいない。弦は前にぼくが新しいのを持ってきて張り替えた。

降ったり晴れたりの繰り返しだ。これまたしまならではの楽しみ。

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