2024年3月 西表島
小浜島から石垣島へ着くと、すぐに往復チケットを購入し、向かい側に接岸していた西表島大原行きの船に乗った。大原港近くのレンタカー屋で車を借りて、由布島へ。何十年ぶりかな。島へ渡してくれたのは、立派な角をもつ小次郎。17歳、人間で言えば51歳の働き盛り。由布島では多くの水牛を飼育しているが、その中でもトップクラスの見事な角もち。
水牛と記念撮影。
島内には、ハイビスカス、ブーゲンビリア、フイリソシンカなど色とりどりの花々が咲いている。
蝶々園は、温室の中に蝶がたくさん舞っている。
由布島を後に、少し大原方面へ引き返して、野生生物保護センターへ。
さて、上原方面へ向かう。冬場は石垣島から上原や鳩間島への船は頻繁に欠航する。今日も欠航だった。
やがてピナイサーラの滝が見える場所に着く。
今日の宿は、上原の新しいホテル、とばかり思っていた。リゾートイン西表。これまでは、いつもカンピラ荘に泊まっていた。探していくと、ありゃ、これかいな。トレーラーハウス、というか、仮設住宅というか。
これで1泊、1万6000円はないなあ。大後悔。宿の全景写真がなかった訳だわ。
夕食は、カンピラ荘に泊まった時に食事したことがある新八食堂へ。歩いて1分。早めに出向いて正解だった。すぐに満席。ソーキは今日はすでに売り切れ。しばらくして麺も売り切れた。隣のテーブルは、近所の常連さん専用みたい。
オリオン生と、ンムズナー(島の小さなタコ)チャンプルー、島ラッキョウ、マグロ刺身、ミミガーニラもやし炒めを注文。どれも美味しい。
泡盛を水割りで注文したら、ロックで持ってきてくれたので、チェイサーもらって口中水割りにして吞む。追加で、ホルモン炒めと玉子焼き。カミさんは焼きそばを食べたかったようだが、麺売り切れで残念。最後に、ニンジンシリシリをサービスで出してくれた。ありがとう、ご馳走さんでした。今日は土曜、日月と店は休みなので、売り切れ続出みたい。
翌朝、小雨が降っている。浦内川のジャングルクルーズ、第一便に乗ることにした。9時発。宿から10分。他に客はいないかと思ったら、研究者グループ4名が資材などを持ち込んで同乗。両岸にマングローブが生い茂る中、上流へと向かう。
雨は、雨の景色を楽しめばいいけど、でも晴れてた方がよかったなあ、と思っていたら、突然、船長さんが前方を指して、見て下さいと。
やがて船は折り返しの軍艦岩に到着。
帰りは2人で貸切。すると、またしても。
やあ、大満足のジャングルクルーズだった。炭鉱跡まで歩くかとも思ったが、足下が悪そうなのでやめて、どんつきの白浜まで行ってみた。トンネルを抜けると、雨が上がり、晴れ間さえ見られる。
さて、ぼちぼち大原港へ向かおう。
車を返却する前に、大原港近くの紅茶の店花ずみでランチ。以前、一度ひとりで来て好印象を持っている店。
車を返却し、大原港へ送ってもらう。まだ余裕があると思っていたら、出航時間を30分勘違いしていて、ぎりぎりで乗船セーフ。
帰りの飛行機は明日。今夜は石垣島で1泊。港から少し離れたアートホテルを予約してある。チェックインは15時からのはずが、用意できているからと14時前に入れてくれた。ありがたや。
今夜はこれまで一度も入れなかった居酒屋、迷亭を予約してある。さて、どんな店かしら。
いやあ、どれもこれも美味しいし、サービスしてくれるタイミングもいいし、安いし、言うことなし。こりゃ混んでる訳だ。刺身もツヌブリ、アカジンなどウマウマ、付け合わせに新鮮なアーサと海ぶどうって、贅沢じゃん。豚タンのスーチカー、名物手羽先から揚げなどなど、頼んだものすべて美味しかった。今夜は生ビールの後、泡盛ロックを2杯。堪能。
実は日曜でなければ、石垣島に来たら必ず寄っているミュージックバーcocosoneに行くのだったが、あいにく定休日。おとなしくホテルに戻った。
ロビーでは、ここも島唄ライブをやっていたが、会場狭くて満席。
最終日、早起きして、暗い夜道を歩いて10分あまり。とうふの比嘉へ。不便な立地のホテルを選んだのは朝食のため。開店時間の6時半に着いたが、一回り目が目の前で終わり、待機。20分ほど待って席へ。
石垣空港を飛び立つと、すぐに左機窓に多良間島と水納島が見えてきた。