2017年4月8日 高尾山
日程:高尾駅8:32→8:42日影→日影沢→9:16日影沢キャンプ場→10:37作業道出合10:45→11:30一丁平園地(昼食)11:47→13:00吊り橋→13:56清滝駅→14:05日光屋(反省会)15:30→高尾山口駅15:49→15:52高尾駅→16:05高楽寺16:25→高尾駅
メンバー:横井、秋田、小形、松本、黒澤、新庄、伊藤、長崎
天気予報では八王子方面、朝のうちは雨が残るが午前中早くには雨は上がりあとは曇り、のはずだった。が、結局帰るまでしょぼしょぼと小雨が降り続け、気温も20度の予報だったのに肌寒い1日となった。8時半高尾駅改札集合で、26分に列車が着いてトイレに寄って改札を出ると、他の皆さんはとっくに集合していた。バスに向かうと、臨時も1台出て、余裕で全員着席できた。日影で下車。日影沢入口の民家の庭にはいつものようにカタクリが咲いていて、レンゲツツジも満開。林道の入口にイチゲはほとんど残っておらず、キクザキイチゲがわずかに。アブラチャンの花を久しぶりに見た。林道脇のニリンソウは花がついてはいるが雨のため開いていない花が大半。やや寂しい。しかししばらく前から立ち入り禁止のロープを張って保護してきた甲斐があって、ずいぶんニリンソウの群生が戻ってきている。ナガバノスミレサイシンはかなり咲いている。エイザンスミレやヒカゲスミレ、マルバスミレも時折。キャンプ場には大きな円錐形のティピーテントが張ってあった。あれで1泊という事はないよね。燻製でも造っているのか、かすかに煙の匂いが漂っていた。林道脇にボタンの花がぼそりと落ちている。ユリワサビ、ヨゴレネコノメなど。そしてニリンソウの大群落。以前にも花を見た事があるフタバアオイが、ちょうど見頃。葉っぱの下から見ないと花は見られない。ヤマネコノメの一群。そしてその先の渓谷沿いにコチャルメルソウの群生。よくぞ残っていてくれました。いつも一丁平へ登る作業道が工事中で通行止め。少し先の沢に沿って急登を登る。道の両脇にはヨゴレネコノメが点々と道標のように。いやあこんなきつい登りを歩こうとは思ってもいなかったので皆少しばてる。一丁平と城山の間で尾根道に出た。一丁平の桜はまだまだ咲きそうにない。トイレ近くの雨ざらしのテーブルで軽い食事タイム。隣の大テーブルでは若者達がロング缶のビールやら一升瓶など持ち込んで宴会してる。おいおい山の上の飲酒は怪我の元だぞ、下山してから心置きなく飲めばいいのに。すぐ脇にキブシが見頃。いろはコースから4号路へ向かう。ヒナスミレ。葉っぱに斑が入ったフイリヒナスミレも。そして思い出したくない嫌な場所。そうそうあの時もタマノカンアオイを探してコースから外れてとんでもないことになったんだ。その外れる分岐にタマノカンオアイがあったがまだ花は開いておらず蕾の状態。吊り橋を渡ってケーブルカーの山上駅近くをかすめ、6号路に向かう。ヤマルリソウ発見。好きな花。病院脇に下りて間もなく人でごった返すケーブルカー清滝駅。駅前の桜が満開。付近の蕎麦屋などが新しくなっている。素通りしていつもの日光屋へ。直前に3人組が入店し、ひょっとして満席?と思いきや、他に客は一組のみ。さてまずはビール。山菜盛合せ、するさし豆腐、ウドやタラノメ、タマネギの天ぷら、こんにゃく田楽。地酒高尾山を冷やの後はお燗で。仕上げの蕎麦は今日はめずらしく、かけにした。なお店に滞在中に、次々週の週末に泊まりがけで今年も秩父大滝村の偏屈オヤジの蕎麦屋に行く事に決定。うまくクルミの若芽が食べられるといいが。いつもはここで解散だが、見頃の桜を見なくては。高尾まで出て、高楽寺に向かう。途中、八王子消防署浅川出張所で、また赤バイを見られないかとのぞいたが車庫の中だった。高楽寺の枝垂れ桜は、満開をやや過ぎたばかり。前に見た時よりピンクの色が濃い感じ。相変わらずすごい迫力。いやあ満足の花見の旅。