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2021年9月27日 横根山~井戸湿原

日程:前日光ハイランドロッジ駐車場8:55→9:23横根山→9:53井戸湿原→10:19五段の滝10:30→井戸湿原(昼食)11:50→11:46仏岩→11:52象の鼻→12:19前日光ハイランドホテル駐車場→12:47古峯神社

メンバー:横井、秋田、長崎

本当は金峰山へ行く計画だった。が、林道の工事がこの日から始まり、平日は通行止め。それでなくても大弛峠は週末には駐車場が一杯になってしまう。ガラリと方面変更して、前日光へ行こうとなった。集合は武蔵野線東浦和駅。鹿沼市から足尾へ抜ける山道を走る。思いの外、観光ルートらしく、ドライブインやキノコなどの直売所が所々にあった。前日光ハイランドホテルの駐車場から出発。ホテルはコロナのため休業中。一帯は広大な牧場で、牛の中に野生の鹿がいたりした。

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いわきへ里帰りしていた長崎君の土産、磯原まんじゅうでエネルギーチャージ。

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牧場脇を歩く。木の実が雨露をたっぷり滴らせている。

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やがて山の中の道へ。このあたり、関東ふれあいの道だった。

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しばらくして、本日の最高地点、横根山。1373m。古い三角点が立っていた。

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山歩きは久しぶり。なかなか気持ちのいい道。

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井戸湿原の周囲は鹿の食害防止のため、網が巡らされている。

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沢のそばに、本日のお目当て、ナンタイブシが咲いていた。フツーのトリカブトとどこが違うのか全く分からず。

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こちらはノコンギクかなあ。

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東屋が立っていて、ベンチも並ぶ。その先、下の方に井戸湿原。ちょうど霧というか雨雲がかかってきて幻想的。

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湿原の周回道を行く。網の外へいったん出る。しばらく行くと、五段の滝の表示板。ごく小規模な滝が落ちていた。

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水辺にはダイモンジソウ。

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周囲は大きな岩がゴロゴロ。岩海と呼ばれる。そしてどの岩にもコケがびっしり。

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コケの中にキノコも。

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再び湿原の核心部へ。尾瀬ほどの規模ではないが、ヤマドリゼンマイが草紅葉の風景を作っている。

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中心部を横断する木道へ。

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中ほどのひろくなった所でランチタイム。マイタケ天むすび。

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木道の狭間にナンタイブシ。

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沢があると、必ずナンタイブシが生えている。

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あたり一帯は昔からの修験の聖地。日光を開いた勝道上人が命名したという仏岩。

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本当なら遠くの山々を眺めることができる展望台、象の鼻。雲に覆われ何も見えず。足下の牧場だけ見える。

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象の鼻の由来という石があったが、どうやったら象の鼻に見えるのか分からず。

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牧場脇へ戻ると、牛たちの姿。しかし、この山の上を牧場に開くのは相当な難工事だったろうと思う。巨岩がごろごろしていたはず。

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車で、近くにある古峯(ふるみね)神社へ。一帯は古峯ヶ原(こぶがはら)と呼ばれて、北関東や南東北あたりの人には馴染み深い地らしい。古峯神社のお札は、新築すると必ず台所に火伏せのお守りとしてあげるとのこと。知らなかったなあ。火伏せと言えば、秋葉山だよねえ。で、神社は大きい。駐車場も広大。へええ。

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鳥居もたくさん。狛犬もあちこちに。こちらは庭園前の狛犬。コケの帽子を被っているかのようで可愛い。

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神社本殿は茅葺き。外からではなく、いったん靴を脱いで、中に入ってお詣りする。天狗の朱印がめっちゃ多種類あって、好きなモノを選べるそうな。

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こちらがデカイ天狗面とカラス天狗。

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茅葺き屋根の端っこにも天狗様。

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地味な所へ行くと思っていたのに、いろいろ発見が多い小トリップだった。


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