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2017年7月15~16日 朝日岳(1896m)

日程:7/15 県営駐車場8:50→9:40峰の茶屋9:45→10:35朝日岳10:40→11:00熊見曽根→11:20花畑(昼食)11:40→11:50隠居倉→12:40三斗小屋温泉(大黒屋宿泊) 7/16 三斗小屋温泉7:20→7:50若返り水→8:40峰の茶屋→9:25峠の茶屋(県営駐車場)

歩行データ:7/15平均登高スピード登り308、下り339、消費エネルギー1174カロリー 7/16平均登高スピード登り262、下り363、消費エネルギー610カロリー

メンバー:横井、秋田、長崎、林、岡

山歩き仲間、というか発酵学研究会と称しているメンバーが、退職記念山行を企画してくれた。どこに行きたいかと聞かれて、女子連が初めて参加した尾瀬か、素晴らしい紅葉時季に泊まって印象深い三斗小屋温泉、どちらかでとリクエストしていたら、三斗小屋温泉に決まった。当初計画は裏側からニッコウキスゲの群生地を見ながら登るはずだったが、そちら方面でイベント開催のため林道に車が入れないことになり表からのアプローチとなった。当日は天気予報が思わしくなく、午後から雨もしくは雷雨の予報。新白河に朝一で到着する新幹線で集合。長崎君は自宅を早朝出て車で我らを迎えてくれた。県営駐車場は3連休とあってかなり満車。早速身支度を調えて出発。今回は宿での宴会がメイン、しかもお天気が思わしくないため、デジイチは持参せずコンパクトカメラのみ。身軽なはずだがあれこれ酒類やつまみ類を持ってきたのでザックはそれなりにずしりと重い。道中、思いの外、花があれこれ咲いていて、つい立ち止まる。花の写真はこちら。子連れの登山ファミリーにも抜かされていく。峰の茶屋は風の通りが良く涼しくて気持ちいい。目指す朝日岳へ向かう登山者の姿が良く見える。さてここからぐいぐい高度を稼いで朝日岳の山頂に到着。一行の中で、林さんは本当に久しぶりの山歩き。でもしっかり歩いて問題なし。お昼はもう少し先でと隠居倉方面へ向かう。下って尾根筋を歩いて行くとオニアザミやチドリがたくさん咲いている。少し開けた場所はちょっとした御花畑。お昼にする。と、横井さんが、ニョホウチドリ! と声を上げた。後で調べると、一帯には、ノビネチドリ、テガタチドリ、ニョホウチドリ、ハクサンチドリと4種類ものチドリが見られたらしい。そんなこと分かっていればもっと必至に探して撮影したのになあ。ウスユキソウも咲いている。最後のピーク、隠居倉を越すと、その先は岩場の急な下り道。湿った所は滑りやすい。やがて湯煙が見えた。三斗小屋温泉の源泉だ。宿はもう近い。12時40分、雨に降られないうちに到着できた。さすがにまだ早過ぎて、少し待って下さいと宿の人に言われた。風が涼しくて気持ちいい。もう1軒の煙草湯の前にはいかにも湯あがりの若いカップルが涼んでいて絵になる光景。1時過ぎに部屋へ通してくれた。玄関上の角部屋。以前、泊まった部屋の隣で、2間続きで、男女で一部屋ずつ。縁側もあって和んでしまう。お風呂は2時から1時間交代で男女入れ替わり。日帰りは受けていないのでゆっくり寛げる。まずは缶ビールで乾杯。プッハー。旨いねえ。風呂は男はまず岩風呂から。こっちはぬるい湯。うーん、いつまでも入っていられる。窓の外の緑が眩しい。風呂上がりにまたまたビール。そして冷たい水で冷やしておいた北海道土産の十勝ワイン町民限定ロゼ。つまみはこれも北海道土産新千歳空港限定ポテチや、久々の乾燥無花果スライス&ブルーチーズ、ポテチ好きの林さんが持ってきたパクチーポテチ、干しぶどうなどなど。加えて今回参加できなかった安藤さんからの差し入れ高級つまみの数々。飲んで、温泉に入って、昼寝して、また温泉、また飲んで、とだらだら過ごすのはサイコー! 持参した福島の銘酒奈良萬は保温水筒のためまだひんやり飲み頃。うんまいな。5時からの部屋食夕食時には、純芋3年熟成芋焼酎を熱い方の温泉の湯口から汲んできた源泉で割って飲む。これがやりたくて再訪したのである。うまーい。芋を飲み干した後は岡さん持参の壱岐の麦焼酎を源泉割りで。こちらもいい香り。21時の消灯時間まで飲み続けた。朝も早かったので消灯と供にバタンキュー。夜になったら涼しいを通り越して肌寒いほど。厚めの布団がありがたい。明け方雨がひとしきり降ったようだが、朝には上がっていた。朝風呂を浴びて、朝食をいただいて、早めに出発。僕の事情で午後早い時間に帰宅しなくてはならない。峰の茶屋は猛烈な強風。体ごと吹き飛ばされそうな勢いだった。9時半過ぎ、無事に下山。峠の茶屋で食べたソフトクリームがたいそう美味しかった。

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