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2021年3月8日 妙法寺裏山のオオミスミソウ(雪割草)

日程:新座駅6:40→9:50妙法寺駅→10:00妙法寺駐車場→10:26妙見山→10:48村岡城址→11:15六万部→13:10妙法寺本堂→13:40出雲崎道の駅(昼食)14:05→17:40新座駅

メンバー:横井、秋田、長崎

本当は週末に遠征しようと予定していた、オオミスミソウ(雪割草)を観るために新潟県妙法寺への計画だったが、お天気が良くなさそうで、なおかつ、唯一の勤労者が雇用調整休業で月曜に設営可能となり、急遽、前日夕刻に前倒し決行となった。当日は最寄り駅始発に乗り、武蔵野線で新座駅まで。そんなに早いのに武蔵野線が意外と込んでいて驚いた。ワタクシゴトながら、自宅にスマホを忘れてしまうというドジをしてしまった。

関越自動車道は大変順調に走ることができた。心配していた路面凍結もなく、越後湯沢あたりの積雪量も例年に比べれば少ないような感じ。今年も昨年同様行けなかったが、毎年この時期に味噌を仕込みにまつだいへ出かけているので平年の状況は分かっている。予定より早め、10時前に着いてしまいそうだったので、最寄りのJR駅、妙法寺駅に寄ってみた。長いホームが1面のみの素朴な駅。

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昼間はほとんど列車はなく、2時間ぐらい空白ゾーンがある。ここから目指す妙法寺へはすぐ。広い駐車場には1台も車はいない。長崎君は昨年、週末に日帰りで来たそうだが、その時はかなりの台数が駐車していたそうな。舗装された急傾斜の道を登る。いきなり、セリバオウレン、そしてオオミスミソウが現れたが、開花はほとんどしていない。時間が早過ぎるのだ。妙法寺の裏山一帯は、南北朝時代には、村岡城が立っていた。その二ノ丸跡が妙見山。

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ここまでにすでにオオミスミソウ、コシノカンアオイ、セリバオウレンなどを見かけてはいたが、この先、いよいよ花がたくさん見られるエリア。初めは、とりあえず下見程度にして帰りにちゃんと撮影かな、などと言っていたものの、いざ花を前にするとそうも言っておられない。立ち止まりつつ、撮影タイム。花の写真は別ページで。そして、本丸跡。村岡城址の石碑が立つ。

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周囲にもオオミスミソウはたくさん咲いている。この裏手からは、日本海とその先に佐渡島も見えた。

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さらに先へ。標識が右手に六万部と出ていた。六万部塚の周囲にはオオミスミソウが群れ咲いていた。セリバオウレンも。

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さらにしばらく歩く。切通の斜面にもオオミスミソウ。ここは帰り道に撮影しよう。どん突きが久田城址。

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目の下には日本海が広がっている。左手には出雲崎の町並み。その左奥には雪を被った米山。

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正面には海の向こうに佐渡島。島の奥に雪を被った高山が見えるが金北山かな。

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さて、引き返すか。先ほどの切通まで戻り、長々と撮影タイム。さらに戻り、六万部への分岐。

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もう一度、六万部へ入り、撮影後、妙法寺方面へ。最初に撮影した、まるでブーケのようなオオミスミソウ一群を最後に撮り納めで。

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一帯には杉の木も多く、花が付いた枝がずいぶん落ちていた。花粉症の元凶。

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さて、遅ればせながら、妙法寺本堂へお詣り。雪囲いされている。

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その脇に立つのは、千佛堂。扉には立派な鏝絵。中は電飾キラキラモードの極楽浄土だった。

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お堂を後に赤門と呼ばれる山門をくぐると、少し先に、裏山まで登れない方のために、雪割草が数株。これらは植栽した訳ではなく、昔から咲いているものをそのまま残したそうだ。で、振り返ると、大きな樹のウロに小さな仏様。ありがたや。

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出雲崎へ車で移動し、道の駅で昼ご飯。磯海苔とモズクがたっぷりトッピングされた名物の浜ラーメン。麺にもモズクが練り込まれているという。磯の香り満点、シャキシャキの歯ごたえもよく、美味しくいただきました。

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帰路も関越自動車道はスムーズに流れて、17時半過ぎに新座駅に帰り着いた。先月のセツブンソウに続いて、大満足の花見旅。

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