2019年12月 ベトナム、ホーチミンの風景 6 栗コロッケ 2019年12月14日 14:18 ホーチミン市民劇場。フランス植民地時代、1900年建造。サイゴンオペラハウスの名の方がわかりやすい。繁華街にあり、この向こう正面から日本も参画する地下鉄工事現場が一直線に続く。 宿泊したマジェスティックホテル。開高健がベトナム戦記を執筆した部屋103号室は今も残り、記念のプレートが貼られている。 マジェスティックホテル屋上のM.Barからサイゴン川を眺める。満艦飾の船はディナークルーズだろう。この日、ホーチミンは寒波に襲われたそうで、半袖シャツではちょっと肌寒いぐらいだった。 マジェスティックホテル、フロント脇の美しい階段。この上に、開高’s ルーム、103号室がある。 マジェスティックホテルの開高’s ルームと同じフロアには、中庭に小さなプールがある。 マジェスティックホテル8階の屋上レストランから朝のサイゴン川を眺める。ベトナム一高い81階建てのビルも見える。 日曜朝、マラソン大会をやっていた。日中は暑いから早朝スタートにするのであろう。6時22分、20キロ地点の表示があるから、スタートしたのは真っ暗な早暁だろう。 ホーチミンの町は至る所、クリスマスの飾りで溢れていた。ここ高島屋の店内にもクリスマスツリーが飾られていた。 ベトナム人の8割は仏教徒という。1割がクリスチャン、その他残りに属するヒンズー教寺院が街中にあった。土足禁止の境内に上がると、ガネーシャ神を祀るほか、ガンジーの肖像画などが飾られていた。 ベンタイン市場。地元の人というより、完全に観光客向けの市場のような感じがした。片言の日本語による客引きも多い。 ベンタイン市場内の果物屋さんには、ドリアンをはじめ、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、ジャックフルーツなど様々な南国のフルーツが並んでいた。 ドンコイ通りの突き当たりに立つ、サイゴン大聖堂はちょうど修復工事中で、外から眺めるだけ。 こちらは中央郵便局。中では郵便業務もしているようだったが、広いホールの真ん中には大きな土産物売り場がおかれて、大勢の観光客で賑わっていた。 統一大会堂。入場料、ひとり3万ドン、150円。広い敷地内にはなぜかテニスコートもあった。 統一大会堂の中の一室。麻雀パイの積み方が不思議な形だった。 ホーチミン市博物館向かいの小さな公園に、巨大なガジュマルが聳えていた。自分の眼で見た中で最大だと思う。幹回りも凄いが、高さもとんでもなく高い。 ホーチミン市博物館。昔の交易の様子などの展示もあったが、この国で歴史と言えば、どうしても戦争を避け通ることはできない。半分ほどは戦争関連の展示だった。 ベトナム戦争時、南ベトナム解放民族戦線がゲリラ活動の拠点として作ったクチトンネル。内部は狭いトンネルを3階構造に作り、出入り口は所属部隊の中の最も太った人間がぎりぎり入れるサイズにしたという。 クチトンネルで、ライスペーパー造りの実演をしていた。竹編みの長いザルに広げて乾燥させるため、その跡が残るのだと分かった。 クチトンネル見学後、1日ツアーはミトーへ。小さな手漕ぎボートによるジャングルクルーズがもう一つの目玉。 メコン川を渡って川に浮かぶ獅子島へ行って、手漕ぎボートクルーズやハチミツ屋、ココナッツ屋などの見学を楽しみ、再びメコン川を渡って戻る。雄大なメコンの流れ。 スーパーマーケットには不思議な物が並んでいる。上の段はカエルだと思うが、さほど珍しくはない。その下、これは何の幼虫かしら。食べなかったけど昆虫類もあれこれ食べるらしい。 サイゴンオペラハウスでAOショーを観た。大ザルや大籠など竹を小道具に用いて、様々なアクロバティック演舞を見せてくれる。 AOショー開演前のバックステージツアー。2階席からの眺め。フランス植民地時代、大日本帝国軍進駐時代の歴史なども説明された。 市の中心部から北へ1キロちょっと、サイゴン動植物園がある。入場料、5万ドン、250円。世界最古の動物園のひとつらしい。飼育スペースは実に広々している。キリンは目の高さで観察できるように観察台が設けてあった。 は虫類のコーナーはとても広く、イグアナやカメレオンなどがたくさんいた。 象も広々した飼育場で、のびのび餌を食べていた。 ホワイトタイガーは人気者。次から次へとお客さんが記念撮影をしていた。 ホーチミン像の後ろにはライトアップされたホーチミン人民委員会庁舎が立つ。こちら側の広場にはバイクにまたがった大勢の家族連れや若者らが集まって、夜景を楽しんでいた。 サイゴンオペラハウスの隣には、1959年にベトナム人建築家によって建てられた、カラベル・サイゴンホテルが、建築当時のままの姿で立っている。5つ星ホテル。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ベトナム #ホーチミン #マジェスティックホテル #サイゴンオペラハウス 6