2023年4月 沖縄本島南部
渡嘉敷島からマリンライナーで泊港へ戻り、バスで那覇空港へ。昼なので空港食堂へ行ってみると行列。
レンタカー会社の送迎エリアでタイムズの黄色いバスに乗った。初めてかな、ここを使うのは。借りたのは日産ノート。新しい車で、あれこれ戸惑う。
南部へ向かう。久しぶりに斎場御嶽へ行ってみた。昔は入口の前まで車で入れたが、今は国道沿いの駐車場に駐めて、チケットを買ってから歩いて道を登る。入場すると、否応なくすぐにビデオを見せられる。
少し登ると海の向こうに久高島が見えた。
遥拝所を見学し、奥へ進む。世界遺産になったからか、昔より大勢の人が来ている。連休になれば、凄いことになりそうだな。
さて、一番の見所、三庫理。大岩がもたれかかっている。この隙間を潜り抜けると、そこから久高島を拝むことができる、はずだったが。ありゃ、柵がしてあり、入れない。たまたまガイドみたいなおじさんがいたから訊いてみたら、聖域だから立入禁止だという。昔は聖域じゃなかったんかいな、とツッコミ入れたくなった。まあ、しゃあないなあ。失礼な観光客もいるんだろうな、きっと。
がっかりして坂道を下る。と、派手な花。
さあ、宿へ向かうか。今夜の宿はユインチホテル南城。温泉宿。ここに温泉があると、恥ずかしながら今まで知らなかった。斎場御嶽からは15分ほど。15時にチェックイン。温泉は日帰りでも利用できるようで、駐車場にはかなり車が駐まっていた。部屋は7階。シングルで予約したら、確かにベッドはひとつだが、もうひとつのベッドを撤去しただけ、だだっ広い部屋だった。
ベランダからは海が見える。
ホテル内を一巡り。ワーケーションにも使えるサロンがあり、宿泊客は利用できる。
さあ、何はともあれ温泉だあ。
温泉の湯は茶色く濁った潮湯の系統。しょっぱい湯で、よく温まりそう。サウナや打たせ湯もあって、広々してるので寛げる。もちろん、窓の外には海が見える。
ゆったり浸かって、部屋に戻り、ベランダでビールタイム。風が気持ちいい。
夕食は19時半を指定されていた。でないと、17時半からとのことで、そりゃ早過ぎるかなと。で、レストランへ行くと、ここも宿泊客だけでなく入れてるのかな、なかなか混雑してた。宿泊だけなら、入れ替えのはずだが、そうではなさそう。受付で、部屋番号を告げると、予約してますか? ときた。えっ、もう一度部屋番号、あ、ありました、だと。失礼なオネエサン。席へ案内したのはいいが、案内しただけで戻っていった。通りかかったスタッフに、バイキング形式ですかと訊くと、そうですと。それなら先にそこまで案内しろよ。泡盛をロックで注文しておいて、トレーにあれこれオカズを盛った。
席に置かれていた酒はロックではなく、水割り。ロックを注文したよ、と取り替えてもらう。おかずプレートお代わりして、もう1種類泡盛もらって、〆はデザートあれこれとコーヒー。レジで飲み物分は部屋付けにしてもらい、レストランを出たが、よくよく見たら頼んでない日本酒が付けられている。おいおいいい加減にしてよ。戻ると、男性スタッフもいて、ただすみませんと繰り返すのみ。アカンわ、こりゃ、いつもこんなことやってるんだろうな。
もう一度、温泉へ行って、早々に寝た。
翌朝、雨の気配。朝風呂へ行く前に、せっかくなので部屋の風呂にも入った。温泉への通路は屋根はあるが、一部屋外。通路が濡れている。朝風呂は人が少なくて気持ちよかった。
朝メシもビュッフェ。取りすぎないよう注意。
昼過ぎにはレンタカーを返さなくてはならない。とりあえず、那覇に来たら寄ることにしている首里城へ。1月に来たばかりだけど。
さて、次はどこへ? 初めて訪れる識名園。
石畳の道を歩いてると、紅い花びら。
庭の作りが日本風ではなく面白い。
出口近くで、ようやく木のてっぺんに咲いてるデイゴの花を見つけた。
車を返却し、空港でまたまた空港食堂。ビールとタコボール、ゴーヤあえもの。
地域クーポンで土産も買って、さあ帰りましょう。