天空の楽園 インド・ラダック1
最近読んだ本にこう記されていたので、
思い出ふりかえるnoteを書く。
最新の情報ではないので、誰の役にも立たないですけど。
過去同じところを歩いて、
同じ景色を見た人へ。
「おぉ、行った行った!ここ行った!」
と、楽しんでもらえたらと思います。
2010年7月 インド・デリーから、標高3650mに位置するレー空港へ降り立つ。
レー空港に到着し、ゲートを越えたあたりから、
どんどんと足取りが重くなってきて、
心拍数も上がってきた。
着いたら、富士山山頂と変わらない標高だもの。
体力も根性もなし、
運動も嫌いなのに、
山とか興味もないのに、
えらいところに来てしまったなぁ・・・
(この後、盛大に後悔する)
ホテルで2日寝込む
空港から予約しておいたホテルへタクシーで向かう。
ロビーに着いてチェックインするころには、
急激な気圧の変化に軟弱者の体力が追いつかず、
立っているのすら辛かった。
ホテルの部屋は、恨めしいことに3階の部屋を案内された。
2階から3階に登る階段の途中で行き倒れ、
小休止してから、4つんばいで上がった。
そこから、服も着替えず
そのままの姿でベッドから動けず。
心配して部屋をノックしてくれたスタッフにも
返事すらできず、
鍵もかけていなかったので、
心配して勝手に入ってきてくれた。
幸い水は手の届く所に置いていて、
水分だけは摂っていたけど、
「マダーム、何か食べるかい?」と聞かれて、
「バナナ」
と答えたのは覚えている。
「市場に行けばたぶんあるよ」と言っていたけど、
行けるわけない。
「マシになったら、食堂へどうぞ」と案内されたので、
なんとか翌日ヨロヨロとベッドから降りて食堂へ。
一番食べたくなかったカレーを食べた。
部屋に戻って、寝た。
この辺り、ほぼ記憶なし
大したことはないだろうと高を括っていたので、
高山病用の薬を持ってきてなかった。
(アホがよくやるやつ)
翌日、なんとかベッドから這い出て、
ホテル近辺を歩いてみることにした。
12年前の旅のスタイルを振り返って思うこと
あれこれ写真を見返して感じたのは、
自分の記憶にある景色の写真がない事。
Googleストリートビューで見たけど、
随分と景色が変わってた。
変わらないのは、
自分の記憶だけかぁ。
ラダック編2
続きます。たぶん。
こんな調子で書いていて、
いつこれらの回想に辿り着くのかね。
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