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天空の楽園 インド・ラダック1

Soma Gonpa(ソマ・ゴンパ)

【人生は、思い出でできている】

50代にしておきたい17のこと  著:本田健

最近読んだ本にこう記されていたので、
思い出ふりかえるnoteを書く。

最新の情報ではないので、誰の役にも立たないですけど。

過去同じところを歩いて、
同じ景色を見た人へ。

「おぉ、行った行った!ここ行った!」

と、楽しんでもらえたらと思います。

2010年7月 インド・デリーから、標高3650mに位置するレー空港へ降り立つ。

出発は早朝
過去一美しかった ヒマラヤ上空
機内食 味なかった
目下に見えた景色

レー空港に到着し、ゲートを越えたあたりから、
どんどんと足取りが重くなってきて、
心拍数も上がってきた。

着いたら、富士山山頂と変わらない標高だもの。

体力も根性もなし、
運動も嫌いなのに、
山とか興味もないのに、

えらいところに来てしまったなぁ・・・
(この後、盛大に後悔する)

ホテルで2日寝込む

空港から予約しておいたホテルへタクシーで向かう。
ロビーに着いてチェックインするころには、
急激な気圧の変化に軟弱者の体力が追いつかず、
立っているのすら辛かった。

ホテルの部屋は、恨めしいことに3階の部屋を案内された。

2階から3階に登る階段の途中で行き倒れ、
小休止してから、4つんばいで上がった。

そこから、服も着替えず
そのままの姿でベッドから動けず。

心配して部屋をノックしてくれたスタッフにも
返事すらできず、

鍵もかけていなかったので、
心配して勝手に入ってきてくれた。

幸い水は手の届く所に置いていて、
水分だけは摂っていたけど、

「マダーム、何か食べるかい?」と聞かれて、

「バナナ」
と答えたのは覚えている。


「市場に行けばたぶんあるよ」と言っていたけど、
行けるわけない。

「マシになったら、食堂へどうぞ」と案内されたので、
なんとか翌日ヨロヨロとベッドから降りて食堂へ。

一番食べたくなかったカレーを食べた。

きゅうりとダールカレーを啜った
よりによって3階の部屋

部屋に戻って、寝た。
この辺り、ほぼ記憶なし

大したことはないだろうと高を括っていたので、
高山病用の薬を持ってきてなかった。
(アホがよくやるやつ)


翌日、なんとかベッドから這い出て、
ホテル近辺を歩いてみることにした。

なんもないよ
今思えば、この頃はこの程度の景色でもシャッター押してたな

12年前の旅のスタイルを振り返って思うこと


あれこれ写真を見返して感じたのは、
自分の記憶にある景色の写真がない事


Googleストリートビューで見たけど、
随分と景色が変わってた。

変わらないのは、
自分の記憶だけかぁ。


ラダック編2 
続きます。たぶん。


こんな調子で書いていて、

花の民に会ったり
世界一標高が高い(?)車両が通行可能な峠、カルドゥン・ラ(標高5359m)
日本の妙法寺が建立したシャンティ ストゥーパ

いつこれらの回想に辿り着くのかね。

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