東日本の子を切望? ~【櫻坂46】一期生と二期生の分布をみて~
現在行われている新メンバー募集も、あと少しで終了する。
告知があったばかりの頃は、まだ1ヶ月近くあると思っていたが、気がつけば、もう2週間も無い。
学生であれば、テスト期間にかぶる時期でもあるので、意外に期間が短い印象となるだろう。
もう少し後であれば、夏休みのノリで応募者も多かったと思われるが、そうしなかったのも、運営側の意図があるのかもしれない。
加えて、新メンバー募集のTVでの情報公開が、冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」のCM枠が最初であることから、TVが放送されている関東広域地域を強く意識している可能性が高い。
こんなことを書いていると、「DEATH NOTE」で夜神月を追い詰めるLの戦略を思い出してしまうが、そんなに外れた推測ではないだろう。
欅坂46の頃は、
・関西メンバー・・・小池さん、米谷さん
・九州メンバー・・・長濱さん
とごくわずかであり、関東・東北出身のメンバーが大多数を占めていた。
平手さんと鈴本さんがギリギリ東海地方であるが、どちらかと言えば、東よりのグループであったと言えるだろう。
その後、二期生が加入することになり、いざメンバーの出身地をみてみると、圧倒的に西日本勢が多い構成となった。
これに、一期生を加えても、
関西8名、九州4名、東海1名、関東8名
となることから、まだまだ西日本優勢の状態は続いている。
卒業を控えた尾関さんがいなくなってしまうと、関東7名となるため、関東にある坂道の名前が付されたグループの割には、西日本色が強いことになる。
このような状況をみると、関東や東北、北海道からの応募者が望まれるところかもしれない。
グループの知名度が上がってくると、各地域で「観光大使」などのオファーも来るようになるため、各地域から一人ずつでも、候補として名前があがるようになると、新規ファンの獲得につながりそうである。
ライブツアーをする場合でも、メンバーの出身地周辺はおさえたいところだ。
「全国」と言いながら、どうしても、関東・東海・関西・九州ばかりでライブが開催されている状況が変わらないため、実際にライブ会場で彼女たちを観たことがないファンも多いのではないだろうか。
メンバーが以前から言っているように、全都道府県を行脚するようなツアーが出来れば最高なのかもしれないが、大人数で移動するのは、かなりのコストが必要であるため、実現するのはかなり先のこととなりそうである。
一つの妥協案ではないが、首都圏の人たちも、わざわざ行かないと参戦することができない「W KEYAKI FES. 2022」は、ファン目線からすると、平等の機会と言えるものなのかもしれない。