最も観てほしいのは・・・ ~【櫻坂46】1stアルバム収録内容を確認して~
櫻坂46のアルバム「As you know?」の収録内容が発表された。
告知内容を見て感じたことは、楽曲数をかなり絞ったという点である。
少なくとも、1~4枚目までのシングル曲は、全曲収録されると思っていたので、この構成は意外だった。
3タイプともに、
・「Overture」(新録)
・「摩擦係数」(新曲)
・「条件反射で泣けて来る」(新曲)
の3つが共通で、残りの1曲として、各タイプで異なる新曲が収められている。今回の新曲は、5曲に抑えられている。
CD側は、各タイプとも「17曲」となっており、収録楽曲の組合せは異なっているが、全タイプとも楽曲数を揃えてきた。
【完全生産限定盤】と【Blu-ray付】の2タイプの特典映像が注目されていたが、今回は、ライブ映像が収録されることになったようだ。
内容は、かなり豪華で、
【完全生産限定盤】・・・SSAの「Sakurazaka46 1st TOUR 2021 FINAL」
【Blu-ray付】・・・「W KEYAKI FES.2021」
というラインナップである。
最近は、独立した円盤にすることなく、シングルの特典映像でライブを収録する流れが続いているが、これは少しもったいないような感じがしてしまう。
櫻坂46のライブは定評があるため、独立したコンテンツとして提供した方が良いように思うのだが、運営側の判断は違うようである。
ともあれ、彼女たちの魅力たっぷりなライブが堪能できるのは嬉しい限りである。
CD側に収録されていない楽曲も、Blu-ray側で鑑賞できるので、今までリリースされたシングル楽曲は、大体網羅している。
それでも、全タイプを見渡しても収録されていない楽曲が「5曲」もあるのは少し多すぎるような気がする。
「On my way」
「美しきNervous」
「I'm in」
「断絶」
「恋が絶滅する日」
・・・と見ていくと、理佐さんが参加していない楽曲ばかりであるのは、単なる偶然なのだろうか。
今回の収録内容を見ていると、「ライブを観てもらいたい」という運営側の意図が感じられる。
こうなってくると、温存されている『1st YEAR ANNIVERSARY LIVE』は、単独コンテンツとして円盤化される可能性が高くなってくる。
昨年のライブの中でも、最も輝きを放っていたものだけに、「W-KEYAKI FES.2022」の中で、特報として発表されることを密かに期待している。