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感謝の気持ちがいっぱい ~【櫻坂46】初の緊急生配信を終えて~

いつになく運営側の気合いが凄い。
今晩実施された初アルバム『As you know?』のリード曲「摩擦係数」の緊急生配信は、大盛況のうちに終了した。
金曜日の夜とは言っても、19時半という少し早めの配信であったため、視聴するファンが集まれるか心配していたのだが、それは杞憂に終わった。
軽くアリーナクラスの観客数と同じレベルの視聴者を前にして、
①センター二人による挨拶
②「摩擦係数」初パフォーマンス(フルサイズ)
③菅井キャプテンから今後の予定の発表
という流れで実施された「濃厚な10分間」であった。
アーカイブもなく、本当に「生配信のみ」という潔さが、いかにも櫻坂46らしい。
ずっと心待ちにしていたパフォーマンスは、MVをさらに超える仕上がりであった。
テーマである「野生と理性」という構図も、かなり明確に打ち出されており、それぞれの振りの意味もMVの時より分かりやすくなっているように感じられた。
何より、ダンススキルが格段に向上しているのが素晴らしい。
休養を余儀なくされたメンバーもいた中、2週間ほどでこれだけのパフォーマンスができるまでに回復していることが観られただけでも嬉しい。
常に「その時の最高点」を叩きだしてきた彼女たちは、今日も健在であった。
基礎をしっかりと踏まえつつ、絶妙に各自のアレンジが加わっており、適度な脱力感と渾身のステップとの配合が見事である。
表現者パフォーマーとして、確実に階段を昇り続けていることがわかる。
これを音楽番組で披露できれば最高だったのだろうが、このような緊急生配信というスタイルで披露することになったのが、かえって良かったようにも感じる。
短い楽曲とは言え、フルサイズで披露することはなかなか難しいところであるため、ファンの前でこれだけ、きっちりとパフォーマンスすることで、彼女たちの進化をより鮮明に印象づけられたのではないだろうか。

「摩擦係数」の生パフォーマンスが観られただけでも、かなり興奮していたのだが、それに続き、今年の後半を彩る「アリーナツアー」の日程と場所が発表された。
全国6箇所で開催され、最後は、櫻坂46として初の「東京ドーム」公演である。
伝説とも言える欅坂46のドーム公演から数えて3年、櫻坂46として2周年というタイミングでの東京ドームとなれば、もう期待しかない。
4枚のシングル曲とアルバム曲が揃い、楽曲のバリエーションも増えているため、どのようなセットリストでくるのか、本当に楽しみである。

ほんの2週間前、「公演中止」という形で足踏みをすることになってしまったが、この経験は、かえって彼女たちをはじめ、チーム櫻坂の結束を強くしたのではないだろうか。
休むこととなり、ファンの反応を肌身に感じたことで、
「ファンをもっと大切にしたい」
「ファンの皆さんに恩返しをしたい」
という気持ちが再燃したことは間違いない。
この心のともしびは、これからのライブなどで大きく光輝くことになるだろう。
彼女たちの本気を真っ正面から受け止めるためにも、体調を調えて、これからのライブやフェス、ツアーに備えていきたい。




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