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ついに発売週が始まる　～【櫻坂46】「五月雨よ」発売関連の出演を前に～

栗きんとん

早いもので、今週の水曜日には「五月雨よ」が発売される。
既に、発売に関連して、TVやラジオ番組の出演が相次いでいる。
このように呼ばれている１周目は、次につなげるための勝負の時である。
新曲発売の告知をするために、バラエティやクイズ番組に出演した時に、どれだけ印象に残るかで、グループの活動の場が広がっていくことは確かである。
日向坂46が、今のように活躍しているのも、出演したメンバーが、きちんと立場を弁えて、求められている役割をしていたからに他ならない。
制作側の意図を正確に把握して、その場に相応しい立ち回りが出来ると認識してもらえると、次もオファーがいただけるようになる。
ここで注意しなければいけないのは、面白いことしようとしたり、普段していないようなことをして印象に残るために頑張りすぎようとしたりしないことである。
このような無理は、視聴者側から観ていると、結構すぐにわかる。
ファンであれば、頑張っている様子を観て、「かわいいなぁ」と思ってくれるが、それ以外から観ると、なにか少しイタい感じに見えるだけに終わるだろう。それが行き過ぎると、ネガティブな感情を持たれてしまうことすらあるかもしれない。
それよりも、持ち前の高いビジュアルを存分に発揮して、ニコニコしているだけでも十分に画が持つ。
コメントも、その場に相応しくない意見や感想では、番組に参加していないように見えてしまうので、的外れにならない程度に、かするくらいは目指したい。
最近、外番組に出ているメンバーは、ワイプでも、表情豊かにしっかりとリアクションをしているので、観ていても気持ちいい。
「そこさく」では、リアクションをやり過ぎていると言われていた松田さんや原田さんは、皆が求めているキャピキャピとしたリアクションがきちんと出来るメンバーと言えるだろう。
松田さんは、「そこさく」でもガヤを積極的にいれているのだが、外番組でも臆すること無く、声を出している。
クイズ番組でも、原田さんや武元さんのように、正解率を上げるために、努力をしているようで、難問に見えるものも正解を出すようになっているのが頼もしい限りである。松田さんの外番組への出演回数が、他のメンバーとは頭一つ抜けているのは、彼女の見えないところでの努力が実を結んでいることは間違いない。
井上さんや武元さんのように、場を与えれば、歌やものまねなど、面白いことが出来るメンバーもいる。特に、この二人は、負け顔が素敵である。
根が真面目なところが画面からも伝わってくるので、「一生懸命やっていて、良い子だなぁ」という印象が残る。
「ザ・タイムショック」に出演した大園さんは、楽しそうにニコニコしながらリアクションをしつつ、コメントをふられた時には、気の利いたことが言えるところを見せてくれた。
彼女のクレバーさは、TVでもラジオでも無敵の強さがあるので、もっと積極的に出演してほしいメンバーと言えるだろう。
グループの中でも、屈指のゲラである森田さんや田村さんも、ノリが良く、表情がくるくると変わるので、画面を見ていても、こちらまでつられて笑ってしまう時がある。
森田さんが大好きなポケモン関連の仕事で、もっと認知されるようになると、仕事の幅が広がるかもしれない。

4枚目シングルの告知で、いろいろな番組に出られる今こそ、正念場であることを肝に銘じて、萎縮すること無く、思いっきり楽しんで番組に参加していくことを期待したい。
楽曲のパフォーマンスで高い評価を受けており、始まりと終わりの挨拶もきちんとできることもジワジワと浸透してきているので、普段のままの素直さで取り組めば、制作側の要望にも応えられるはずなので、気負いすぎること無く、素敵な笑顔をみせてくれることが、ファン獲得の近道なのかもしれない。

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