【第8回ザイツCS優勝】 ディザイアタン採用型「鋼契約」解説
ご挨拶
初めまして。くりきんと申します。
2月4日に開催された「第8回ザイツCS」に優勝することが出来ました。
このnoteでは、当日使用した「鋼契約」のデッキ解説をします。
※あくまでも個人の考えであることを前提に見て頂けると幸いです。
はじめに
使用したデッキは『BS63 契約編 第4章 ビヨンドエボリューション』から追加された「鋼契約」デッキです。
それに伴って、鋼契約というデッキでは新たな2つのキーワード能力が追加されました。
・自分のデッキの上から「相棒無頼ヴリック」の下に裏向きでカードを置く【装弾】
・「相棒無頼ヴリック」の下の裏向きカードをX枚破棄することで発動する【早撃】
この2つの能力に加え、「相棒無頼ヴリック」の[契約煌臨元][スピリット]状態で発動する「自分の【早撃】で破棄された【装弾】【早撃】を持つカード1枚を手札に加えられる」効果を使い手札を確保していくことが「鋼契約」の大きな特徴です。
「相棒無頼ヴリック」がフィールドにいないと手札を増やすことができずジリ貧になってしまうため、「相棒無頼ヴリック」を蘇らせるカードはかなり重要になるデッキです。
使用したデッキリスト
当日使用したデッキリストになります。
右側縦一列のカードが気になると思いますが、採用しているカード、採用枚数の理由を解説していきます。
解説
契約編第4章発売から1ヶ月も経過していないので、採用している全てのカード、また、それぞれの採用枚数の解説をしていきます。
はじめに「鋼契約」のカード、次にその他の汎用カードの解説を行います。最後に不採用カードの解説を行います。
相棒無頼ヴリック
2コスト2軽減のため、盤面次第では0コストで召喚できる偉すぎる契約スピリット。アタック/ブロック時にカウントを2増やしつつ、2枚【装弾】出来るので、先行1ターン目に召喚しても活躍します。
【早撃】で破棄した【装弾】【早撃】を持つカードを回収できる効果が重要で、「相棒無頼ヴリック」の下に置かれた裏向きカードは確認することが出来るため、必要なカードを【早撃】で破棄することによって、手札に加えることが出来ます。
さらっと書いてある「相手のミラージュ効果を受けない」効果も相手の「バインドエッジ」や「バタフライジャマー」の効果を無視することが出来ます。
「鋼契約」は「相棒無頼ヴリック」の有無で勝負が決まると言っても過言ではないため3枚採用しました。
ディーゼロン
「相棒無頼ヴリック」蘇生カード1つ目です。召喚/アタック時に蘇生させます。
はじめにでも述べましたが、「鋼契約」では手札補充を「相棒無頼ヴリック」の効果に頼っているため「相棒無頼ヴリック」を蘇生可能なだけで大きな役割を持っています。
召喚時効果が任意のため、相手のバーストや「EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-」をケアできます。「相棒無頼ヴリック」を召喚し、「ディーゼロン」を消滅させることによってアタックをキャンセルすることが出来ます。
ミラージュ効果で【装弾】をしつつ、カウントを1増やすことが出来る点も優秀です。
「相棒無頼ヴリック」蘇生効果を持っている、【装弾】を持っているため「相棒無頼ヴリック」で回収できる、カウントを増やすことが出来るので、3枚採用しました。
銃機リボルファイター
「相棒無頼ヴリック」の上に自分のターンに契約煌臨できるカード。実質「相棒無頼ヴリック」蘇生カードです。
契約煌臨してアタックするだけでカウントがめっちゃ貯まります。さらにコアブーストまで出来るので、次のターンの動きの幅を広げてくれます。
OC条件もカウント3以上と条件が軽く、アタック後のフラッシュタイミングで【早撃】効果を使うことで、相手の1面を手札に戻しつつ、「相棒無頼ヴリック」の効果で手札を増やすことが出来ます。
OC効果は相手のアタックステップでも発動するため、相手のアタック後のフラッシュタイミングで効果を使うことで、またまた1面手札バウンスと手札補充が出来ます。
「することで」効果なので、相手のスピリットを手札に戻さないと【早撃】の効果を発動できないことには注意しましょう。
OC効果は煌臨状態でなくても発動できるので、後半も腐ることなく使うことが出来ると考え3枚採用しました。
銃震竜バレル・ドラゴン
召喚/アタック時にカウントを進めつつ相手のバーストを破棄。【早撃】するとコアブーストが付いてくるおまけ付きです。「相棒無頼ヴリック」がいればリソースの確保も出来るとても優秀なカードです。
超装甲の色もとても優秀で、「EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-」などの誘発や「幻惑の隠者騎士バジャーダレス」「天蠍皇帝スコル・エンペラー」などのバースト、緑全般の重疲労効果を防いでくれます。そのため、紫/緑/青属性対面ではこのカードの有無で勝率が大きく変化します。
相手のバースト破棄、コアブースト、手札補充のための【早撃】、超装甲の付与など多くの役割を担うため3枚採用しました。
ガトリングリズリー
「相棒無頼ヴリック」がブロック時にもカウント増加、【装弾】が出来るため、疲労ブロックできるようになるミラージュ効果と相性がかなり良いです。
「相棒無頼ヴリック」で疲労ブロックしカウントを増やしつつ【装弾】した後のフラッシュタイミングで2つ目のミラージュ効果を使うことで、【早撃】で手札補充をしつつアタックしている相手のスピリット/アルティメットを手札に戻すことが出来ます。
「相棒無頼ヴリック」が重疲労させられている状態で、わざとBPの高いスピリット/アルティメットをブロックし、魂状態にしてしまうことも出来ます。
「相棒無頼ヴリック」が疲労ブロック出来るようになるのが非常に強く、アグロデッキに対して非常に強いカードなので3枚採用しました。
追跡者ジェノ=カルヴァリー
書かれている効果の全てが強いです。
相手の手札増加に反応するバーストで、相手のスピリット/アルティメット/ネクサス1つをデッキの下に戻しつつ、2枚【装弾】出来ます。
自分の【早撃】で破棄されたときに発動が出来るのが非常に優秀で、【早撃:2】以上を発動したとき、このカードと【装弾】【早撃】を持つカードを破棄することでバーストを発動しつつ、「相棒無頼ヴリック」の効果で手札補充が出来ます。
また、【早撃】で破棄されたときにバーストを発動すると「超星使徒スピッツァードラゴン」に妨害されずに発動することが出来ます。(超星使徒スピッツァードラゴンの召喚と2コアブーストは発動します)
アタック時の効果も優秀で、ターン制限がありません。「相棒無頼ヴリック」の下の裏向きカードが1枚以下にならない限り効果を発動して回復出来ます。
先行1ターン目に「相棒無頼ヴリック」を召喚し、このカードをバーストでセットしてターンエンドする動きも強いです。
【装弾】で「相棒無頼ヴリック」の下に置かれても、バーストで伏せても強いので3枚採用しました。
銃機竜ショット・ガイザード
使ってみたら思ったより強かったカードです。
カウント3以上の条件はありますが、一応「相棒無頼ヴリック」蘇生カードです。
手札にあるとき相手の効果を受けないので、「神海皇子ガブル・シャック」や「サンクティファイドライト」の効果を受けずに契約煌臨することが出来ます。
煌臨時にターン中の完全耐性を付与します。「ガトリングリズリー」と合わせると完全耐性持ちの疲労ブロッカーが完成します。
「銃機リボルファイター」と同様にOC効果は煌臨中出なくても発動することが出来ますが、特に使いどころはないです。
思ったより強かったので3枚採用しましたが、2枚でもいいと思います。
襲撃者グラットン・ジョー
相手のアタックステップに【早撃:1】でコストを支払わずに召喚できます。「相棒無頼ヴリック」がいれば、手札補充も出来ます。
召喚/アタック時に相手のスピリット/アルティメット1つを手札に戻せます。【早撃:2】で手札に戻す効果がデッキ下になります。
「相棒無頼ヴリック」がいれば、このカード1枚で2枚以上の手札補充が出来る上、1面除去。次のアタッカーとして構えることが出来ます。
1枚で【早撃】を2回以上出来るほか、このカード1枚で相手の盤面をぐちゃぐちゃに出来るので3枚採用しました。
銃皇機神ガンズ・マーヴリック
「鋼契約」における攻守万能なカードですが、基本的には防御で使うことが多いです。
自分の【早撃】の効果で破棄したとき、ソウルコアをトラッシュに置いたものとして契約煌臨出来ます。ソウルコアがトラッシュにあっても契約煌臨出来ます。「銃震竜バレル・ドラゴン」や後述する「スティールバラッジ」で自分のメインステップに【早撃】することで、契約煌臨することも出来ます。そうすることで煌臨/アタック時効果を2回発動することが出来ます。
相手のアタックに対して「ガトリングリズリー」や「襲撃者グラットン・ジョー」の【早撃】を発動し、契約煌臨することが多いです。それによって相手の盤面を3面除去することが可能です。
煌臨/アタック時のデッキ上に戻す効果は相手の効果で防げないので、耐性持ちのスピリット/アルティメットやバーストの「幻惑の隠者騎士バジャーダレス」や「天蠍皇帝スコル・エンペラー」などをデッキの上に戻すことが出来ます。
デッキ上に戻すのも優秀で、相手がドローするカードを持っていない限りトップ固定を押しつけることが出来ます。
【早撃:2】の効果はターン制限がなく、アタックステップ中発動する効果なので手札を補充をしながら、相手のライフを減らすことが出来ます。
BPもOC状態であれば、レベル2で24000と高く、覇王爆炎撃の破壊ラインを上回ることが出来ます。
強すぎるので3枚採用しました。
タンブルウィードヴィレッジ
「相棒無頼ヴリック」蘇生カードです。
「相棒無頼ヴリック」を召喚しつつ、【装弾】とカウント増加が出来ます。一度配置してしまえば、除去や無効化されない限り「相棒無頼ヴリック」を蘇生させることが出来ます。
「鋼契約」は「相棒無頼ヴリック」がないと話にならないデッキです。そのため、半永久的に使い回すことが出来るこのカードはとても重要なカードになります。そのため3枚採用しました。
スティールバラッジ
【早撃】の効果で破棄されたとき手札に加えることが出来ます。
相手のスピリットをデッキ下に戻しながら【早撃】で手札補充や「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」を契約煌臨することが出来ます。
防御カードとしても優秀で、【早撃】することでターンの間、ライフ減少を1に抑えることが出来ます。
除去や防御面でかなり優秀なので3枚採用しました。
吸血伯爵エル・サルバトール
制限のため1枚しか入れられませんが、踏んだら勝てるので採用しました。
バーストが「追跡者ジェノ=カルヴァリー」しかなく、びっくりドッキリ枠で採用したところもあります。
三災獣・海災ディザイアタン
「鋼契約」というデッキはリソースの確保が特殊なため、ドローステップ以外でドローするカードが存在しません。そのため、引けたときに1枚でゲームに勝てる可能性のあるカードを入れるべきだと考えて採用しました。
正直なところ、ザイツCSでは初見殺しだったので強かったのもあります。
召喚時効果のコアをトラッシュに送る効果やレベル3のアタックステップ効果で「三災獣・海災ディザイアタン」でアタックしている間は相手の「白晶防壁」や「氷刃血解」のケアが出来ます。
また、レベル3の「三災獣・海災ディザイアタン」でアタックし、横に「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」を並べることによって、相手のマジック/アクセルを封じながら【早撃】で相手のライフを減らすことが出来ます。
白鳥ユウ
このデッキで唯一のサーチカードです。
配置時に自分のデッキを5枚めくり、コスト4以下の白一色のスピリットをサーチします。2枚目以降の「相棒無頼ヴリック」や蘇生カードである「ディーゼロン」「銃機リボルファイター」、耐性を付与できる「銃震竜バレル・ドラゴン」がサーチ対象です。
レベル2の効果も非常に強力でフラッシュで白のスピリット1体を回復させます。相手の重疲労に対して使うことで、次のターンで回復状態に出来ることやアタックした「相棒無頼ヴリック」を回復させてブロックすることでブロック時効果を発動したりとかなり活躍します。
神託する対象も白のスピリットの召喚/煌臨と条件が緩く、「相棒無頼ヴリック」を召喚しても神託が出来ます。
配置時の神託を使うかどうかは対面次第だと思います。対面が緑で重疲労をしてくる場合や「白鳥ユウ」を破壊できない対面であれば配置時の神託をしてもいいと思います。
代用カードはないと考えています。持っていない場合は、別のネクサスを採用するのではなく、「三災獣・海災ディザイアタン」のような1枚でゲームに勝てる可能性のあるカードを採用した方がいいと思います。
不採用カード
グレネッド
【装弾】をすることでトラッシュから回収することが出来るカード。
1枚採用してもいいと思いますが、枠がなかったので不採用になりました。
ガンドック
弱すぎて抜けました。
1軽減しかないので最低でも2コスト以上かかること、なのに1枚しか【装弾】しないこと、アタック時効果が弱すぎることなどにより不採用になりました。癌ドック。
マズルモチノウオ
【早撃】しないと何もない魚。いらない。
グレイシア皇女リューティア・V・グレイシア
「追跡者ジェノ=カルヴァリー」や「吸血伯爵エル・サルバトール」のが強いので採用しませんでした。「相棒無頼ヴリック」の効果で回収も出来ないので基本的にはいらないと思います。
オラクル二十一柱XXザ・ジャッジメント
防御でしか使えないので必要ないと考えました。このカードがなくても防御には困らないので採用しませんでした。
オラクルXXオーバージャッジメント
「オラクル二十一柱XXザ・ジャッジメント」と同じ理由で不採用です。
凍れる火山/秩序戦艦バチマン・ド・ゲール-戦艦形態-
代表的な白のヘイトネクサスです。
「鋼契約」では採用することが出来るネクサスは6枚が限界だと考えています。ヘイトネクサスを配置して相手の動きを阻害するよりも自分の動きを通した方が強いからです。
「鋼契約」ではヘイトネクサスを配置する動きが弱く、ゲーム後半で引いたときに邪魔になるので採用しませんでした。(「タンブルウィードヴィレッジ」は「相棒無頼ヴリック」を召喚できる上、【早撃】で破棄することで手札に加えることが可能、「白鳥ユウ」は「相棒無頼ヴリック」自身や蘇生させるカードをサーチするという自分の動きを通すカード)
鋼契約の自由枠について
「三災獣・海災ディザイアタン」の解説でも述べましたが、「鋼契約」はリソースの確保が特殊なので、【装弾】【早撃】を持たないカードは弱くなってしまいます。そのため、繰り返しになりますが、引けたときに1枚でゲームに勝てる可能性のあるカードを入れるべきだと考えました。
自由枠にどんなカードを採用しても【装弾】【早撃】を持っていない以上、「相棒無頼ヴリック」の下に裏向きで置かれた時点でただの弾になるので、「吸血伯爵エル・サルバトール」や「三災獣・海災ディザイアタン」、「白鳥ユウ」が裏向きで置かれても別に気にする必要はないです。
何試合か1回に活躍したらラッキーぐらいに考えてください。
環境デッキへの相性
炎契約 五分
「相棒無頼ヴリック」を除去する手段に長けているので、蘇生させるカードや2枚目以降の「相棒無頼ヴリック」が重要になります。これらがない状態で「相棒無頼ヴリック」が除去されてしまうと、カウントをためることが出来ないのでかなり厳しくなってしまいます。
基本的にはライフが2以下にならないように防御札を使っていきます。「緋炎龍王グロウ・カイザー」のライフ貫通効果を防ぐ手段がないからです。カウンターで利用した「ガトリングリズリー」や「襲撃者グラットン・ジョー」などでビートダウンをかけます。
「緋炎龍王グロウ・カイザー」は基本的にはデッキの下に戻す効果を利用して除去をしていきます。
防御札では「絶甲氷盾」「白晶防壁」の採用が多く、基本的に「白晶防壁」を打たれない限りは「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」の【早撃】を利用してのリーサルを狙うことが出来ます。
「白晶防壁」の場合は、【早撃】で防御札を手札に加えてターンを返します。
「相棒竜グロウ」「エンシェントドラゴン・フェブラーニ」「赤の世界」の速攻は受けきれないので諦めましょう。
血契約 不利
「血盟十三候フォールンハイド」と「ノワールシュート」が無色になるので、「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲を貫通してきます。さらに、「聖魔神皇パラディ・バット」の追加によってかなり厳しい対面です。
血契約は使えるコアが少ないので、盤面を除去して「ノワールシュート」の軽減を出来なくさせつつ攻め切れれば勝てますが、なかなか厳しいです。
雷契約 有利
「銃震竜バレル・ドラゴン」が【装弾】【早撃】を持つ自分のスピリットに緑の超装甲を付与することが出来るので、「銃震竜バレル・ドラゴン」が召喚できれば負けることはほとんどありません。
「相棒無頼ヴリック」の重疲労に対しても「ガトリングリズリー」のミラージュ効果でBPの高いアタッカーに対してわざと疲労ブロックを行い、魂状態にすることが出来ます。
雲契約 五分
先行1ターン目の「相棒鳥フェニル」を除去する方法が「銃機リボルファイター」しかないので先行取られてしまうと「蠱惑姫ミズア」を持っていないお祈りになります。「銃機リボルファイター」を引けてる場合以外は先行を取ります。
「サンクティファイドライト」によるビートダウンに対しては手札にあるとき相手の効果を受けない「銃機竜ショット・ガイザード」の契約煌臨と「ガトリングリズリー」の疲労ブロックや「ガトリングリズリー」の【早撃】から「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」の契約煌臨による盤面除去で耐久を行います。
蒼契約 五分~微有利
雷契約と同様に「銃震竜バレル・ドラゴン」がとても重要になります。蒼契約側の「三災獣・海災ディザイアタン」や「青の世界」、「EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-」に対しての耐性を付与することで立ち回り安くなります。また、「闇輝石六将 砂海賊神ファラオム」のケアも出来ます。
ただし、蒼契約側も「神海皇子ガブル・シャック」や「三災獣・空災デスト・ジーズ」の解答札がありますので、「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲を当てにし続けるのは良くないです。
「ガトリングリズリー」がセットされていれば、「神海皇子ガブル・シャック」の効果を受けずに【早撃】を発動することが出来ます。
防御札に関しては「炎契約」と同じように「絶甲氷盾」や「白晶防壁」が採用されてることが多いので「炎契約」のところを参考にしてください。
秘契約 五分~有利
この対面は「ガトリングリズリー」の有無によってかなり勝率が変化します。
速攻で押し切られてしまうと、カウントが間に合わないのでかなり厳しくなります。そのため疲労ブロックを付与する「ガトリングリズリー」がかなり重要で、「相棒無頼ヴリック」のレベル2のBPがOC込みでBP:10000とかなり高く、それと合わせて速攻を押さえることが出来ます。
「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲付与がかなり強く、相手の疲労効果を無効化できるのでリーサルも取りやすくなります。
「ガトリングリズリー」があれば有利。それ以外だと五分~微有利だと考えています。
鋼契約(ミラー)
リソースの勝負になります。
「相棒無頼ヴリック」の除去や蘇生手段をどれだけ確保しているかによります。「白鳥ユウ」のサーチが大切になります。
「追跡者ジェノ=カルヴァリー」などでビートダウンを仕掛け、相手の防御札を削っていきます。
お互いリソースがある状態だと長期戦になるので、このタイミングでこのカードを切っていいのかなどをしっかり考える必要があります。
新光導 不利
「創界神 馬神ダン」の【神技:2】による破壊効果を防ぐことが出来ないので厳しい対面です。【装弾】が多く貯まっている状態で「相棒無頼ヴリック」に「銃機竜ショット・ガイザード」を契約煌臨し、「銃震竜バレル・ドラゴン」や「スティールバラッジ」の【早撃】で「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」を契約煌臨し、【早撃】効果で相手のライフを狙うことも出来なくはないです。
「皇帝羊エンペラー・アリエス」が存在していると「相棒無頼ヴリック」が疲労召喚になってしまうので除去を怠らないようにしましょう。
赤白アマテラス 五分
相手の「天照機巧・第三位オモイカネ」の耐性に対して、「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」や「スティールバラッジ」で除去が出来ます。「天照龍神グランテラス」の【天照界放】が発動してても「スティールバラッジ」で「天照龍神グランテラス」をデッキの下に戻し、【早撃】で「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」を契約煌臨することで盤面をぐちゃぐちゃに出来ます。
防御札も「氷刃血解」「アルテミックシールド」「鉄壁ノ盾」のいずれかなので、「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」の【早撃】効果でライフを貫通を狙うことが可能です。
夜族 五分
「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲が大切になりますが、過信しすぎてはいけない対面です。「覇王爆炎撃」「デスアタラクシア」「デスタメント」などの除去手段が採用されているからです。
「追跡者ジェノ=カルヴァリー」が強く機能し、先行1ターン目に「相棒無頼ヴリック」を召喚しバーストにセットをしておくことで、次のターンに速攻を仕掛けることが出来ます。
「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲があれば、「ヴァンピーアヴォルク」のソウルコア封じをはじきながら契約煌臨することが出来ます。
長期戦になると不利になっていくので、なるべく速攻をかけるようにしましょう。
紫エヴァ 有利
パイロットブレイブが【早撃】の的になってくれることや「エヴァンゲリオン 試験初号機 -カシウスの槍-」の【ATフィールド】を「銃皇機神ガンズ・マーヴリック」の耐性貫通で除去することが出来るので有利です。
「覇王爆炎撃」「氷刃血解」による「銃震竜バレル・ドラゴン」の除去に気をつけましょう。
ランポ/シャックGS 五分
リソースの勝負になります。
「銃震竜バレル・ドラゴン」の超装甲が強く、「剣王獣ビャク・ガロウX」や「仮面ライダークローズエボル」などから守ってくれます。GS側も「氷刃血解」や「シーズグローリー」による除去があります。特に、「シーズグローリー」の除去と転醒による高打点には気をつけながら立ち回る必要があります。
「クロノ・ドラゴン」によるライフ貫通がきつく、除去カードを2枚使ってでも除去していきましょう。
先行/後攻2ターンでの上振れはどうしようもないです。
長期戦に持っていければ有利になりますが「追跡者ジェノ=カルヴァリー」などのビートダウンが通ることも多いので、攻めることも大切です。
終わりに
以上で「鋼契約」の解説を終了します。ここまで読んで頂きありがとうございました。
とても楽しいデッキになってますので、この記事をきっかけに「鋼契約」に触れてくれる方がひとりでも現れてくれたら大変うれしく思います。
「吸血伯爵エル・サルバトール」「三災獣・海災ディザイアタン」「白鳥ユウ」の枠は自由だと思います。まだまだ「鋼契約」と相性のいいカードはあると思います。
デッキリストや採用/不採用理由、〇〇対面などの質問がありましたら、DMを頂ければ回答致しますので気軽にご質問頂ければと思います。
最後になりましたが、第8回ザイツCS運営様、トーナメントセンターバトロコ川崎駅前店様、当日対戦してくださった方々、最後まで読んで頂いた皆様への感謝の言葉で締めさせていただきます。
ありがとうございました。
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