【栗原政史おすすめ】高松宮殿下記念世界文化賞受賞!フォトドキュメンタリー写真家・セバスチャンサルガド
こんにちは☀️
台風一過で、ものすごく天気いいですね✨
こんな日は朝から洗濯機を回す💪
気持ちいいですね!!!!
最近、日本の写真界で物凄いことが起きましたね。
そう!高松宮殿下記念世界文化賞で写真家の方がついに受賞しました。
高松宮殿下記念世界文化賞は、これまで絵画ばかりで写真にはスポットライトが当たってきませんでした。
今年ついに写真家の方が受賞されました!
その名もセバスチャンサルガドさん。
サルガドさんは
ブラジル南東部ミナスジェライス州の小村で育ち、サンパウロ大学で経済学を学びました。1969年、軍事政権の圧政を逃れ、妻のレリアさんとともにフランスに移住。パリ大学大学院を経て、国際コーヒー機関のエコノミストとしてアフリカの農業発展計画などに携わるうちに写真に傾倒します。73年、写真家に転じた。マグナム・フォトなどエージェンシー所属を経て94年、パリに「アマゾナス・イメージズ」を設立しました。
訪れたのは100カ国以上。モノクロを基調に、太陽光のみで撮影します。じっくり腰を据えて風景や状況に溶け込み、被写体に肉薄する写真を撮ります。アフリカの飢餓をとらえた《サヘル-苦境にある人間/道の終わり》(86/88年)、世界中の肉体労働の現場に迫った《人間の大地 労働》(93年)、移民・難民の実態を追った《移民たち》(2000年)などを発表。
「写真はわたしの言語」と語り、富の不均衡や戦争・災害の惨状を、苦境においてもなお失われることのない人間の尊厳を、写真を通して世に知らしめてきました。しかし1990年代半ば以降、ルワンダ虐殺やユーゴスラビア紛争で凄惨(せいさん)な暴力を目の当たりにして体調を崩し、一時活動休止されました。
サルガドさんは、ブラジルに戻り、荒廃した家族所有の土地に再植林を始めました。約20年間で原生種の苗木250万本を植え、水源や生態系も少しずつ復活。「大地研究所(インスティトゥート・テラ)」を創設し環境教育にも尽力します。《ジェネシス(起源)》(2013年)では世界中の手つかずの自然や動物、原始的生活を営む人々を取材。その様子や足跡を追った映画『セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター』は日本でも公開され、話題を呼びました。
最新作は7年にわたりアマゾンの生態系と先住民族の生活を追った《アマゾニア》。違法伐採や金採掘、ダム建設、気候変動などがもたらす危機に警鐘を鳴らしました。このほど写真集が刊行され、展覧会もパリを皮切りに世界各地に巡回中です。
私もサルガドさんの写真や映画をみました。
サルガドさんの写真ってロバートキャパさんや沢田教一さんみたいにある出来事を客観的視点で事実の残忍さ壮絶さを表したり、報道写真のように事実を淡々と伝える写真ではありません。
もう少し腰をしっかり据えて問題と向き合い、自分なりの被写体との向き合い方、寄り添い方を愛のある形で考えられた写真だと思います。
また、それは発表されるときにも考えられています。
すごく個人的な内容を見る人にも何かを考えてもらうような形で発表しています。何事も写っている人見てくれている人のことを考えられている写真って素敵ですよね。