【栗原政史おすすめ】カメラマンとして一番有名な篠山紀信
こんにちは、最近は晴れた日が続きますね☀️
洗濯して気持ちのいい朝が迎えられます!
そんな本日は日本で一番有名?な篠山紀信さんをご紹介します!!
プロフィール
1940年東京生まれ。日本大学藝術学部写真学科在学中の61年に広告写真家協会展APA賞受賞。広告制作会社「ライトパブリシティ」を経て、68年よりフリー写真家として活動開始。66年東京国立近代美術館「現代写真の10人」展に最年少で参加。76年にはヴェネチア・ビエンナーレ日本館の代表作家に選ばれるなど、その表現は早くから評価を受ける一方で、71年より『明星』の表紙を担当して以降、写真家として時代を牽引する存在となる。70年日本写真協会年度賞、72年芸術選奨文部大臣新人賞、73年講談社出版文化賞、79年毎日芸術賞、98年国際写真フェスティバル金賞、2020年菊池寛賞など受賞歴多数
さすが篠山さん。
有名無実ではなく、若い頃からたくさん賞を取られたり雑誌「明星」の表紙など活躍されています。
まさに日本の写真界を牽引してきた存在と言えるでしょう。
代表作① 「Santa Fe」
篠山さんの代表作といえばやはり「Santa Fe」です。
この写真集は宮沢りえさんが初めてヌードを解禁した作品としても有名です。
『Santa Fe』/ '91年に朝日出版社から発売された宮沢りえ(当時18歳)のヘアヌード写真集。撮影は篠山紀信。新調した8×10(エイトバイテン)の大判カメラを使用した。「ヘアヌード解禁」への道筋を作ったパイオニア的作品。発行部数155万部は今も写真集としては世界記録
発行部数が155万部と写真集の世界記録を持っているそうです。
ヘアヌード解禁の足がかりとなった作品です。
今年あった篠山さんの大規模個展「新・晴れた日」で「グラビアという言葉を作ったのは僕」と語られていました。
確かに、グラビア業界で新たな風を作り、牽引してきたのは篠谷mさんと言っても過言ではありませんね。
代表作② ダブル・ファンタジー
Central Park ジョンとヨーコふたりの自然体な愛情が感じとれるこの写真は、セントラルパークで撮影された。3人だけで公園まで歩いていき、道すがら撮影を行った。世界的に有名になったこのカットは、わずか数分程度の撮影時間だったという。
この作品は、ジョンレノンの遺作となった「ダブルファンタジー」のジャケット写真です。
ジョンとヨーコのお二人の自然体が切り取られている写真だと思います。
また、インタビュー記事でこのように語られています。
公園に人はまばらだった。時折すれ違う人はジョン&ヨーコだと気がついても、にこっと笑いかけるぐらい。シャッターを押している間、二人はくつろいで会話をしていた。真ん中の大きな池の横にベンチがあった。彼らがそこに座ると、なんとなく顔がくっついたらいいかなあと思いつき、キスをしてみましょうと提案した。自然に二人の唇が近づいていった。
自然とお二人が唇を近づけた。素敵な表現ですね。
この記事で、篠山さんは「自分は消えるのがうまい」と語っています。どんな現場でもカメラマンが消えるのは被写体の方が自然な表情を出してくれますね。篠山さんはそれがとてもうまいのでしょう。
代表作③ 「晴れた日」
1975年に刊行された初期作品の代表作。1974年4月からの半年間「アサヒグラフ」誌に連載されたシリーズで構成された写真集。表紙には「新しいドキュメンタリーの地平を開く画期的写真集」との記載。肉体の即応性をもって、動物のように出来事にとびつき、その中に荒野の太陽に照らし出された空虚な時間を見出だし、奇妙な豊かさと不毛さが立ちあらわれた独自の写真を描写。小細工のない、真っ直ぐで単純なまなざし。篠山紀信の写真家としての姿勢と視想が凝縮された作品集。輪島功一、山口百恵、長島茂雄、オノ・ヨーコ等の著名人から一般大衆まで、富士山、大地震、台風、梅雨といった日本特有の風物・自然現象まで、当時の篠山紀信を惹き付けた事物をまとめた写真家自身のドキュメンタリーであり、さらには70年代当時の日本の政治・経済・社会をも写し出したドキュメンタリーでもあります。
篠山さんのやってきたことがまとめられた写真集になります。
時代を記録し続けた篠山さんらしい写真集ですね。
実は、篠山さんの代表作って難しいんですね。
「あの写真有名」「これも有名」とはなるんですが作品集としてまとまってるものが少なくて。
それは篠山さんのスタイルが一枚入魂といわんばかりに丁寧に一枚を撮られてるからなのかなと思います。
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