おはなのはなし①
今日は、結婚式で欠かせないものの話[その1]です!
最近の僕がドはまりしている「お花」について書こうと思います。
フラワーシャワー、会場装花、ブーケ、記念の花束など…
「花」の存在なくして結婚式は存在できない。
僕はそんなふうに思っています。
最近では「プリザーブドフラワー」や「高品質な造花」など、
「後にも残せる形のお花」や「レンタルできて経済的なお花」という多様な選択肢が出来ており、
そちらを選ばれる新郎新婦様も多くなってきています。
もちろん「生花」ではあとに残すことは難しく(※方法はあるが限定的)、
「結果枯れちゃうし」というお声もあるのが分かります。
それでも僕は言いたい。
結婚式では、絶対に生花を使うべきだ!!
それはなぜか?
…もう、ここからは、ややスピリチュアルな、何とも言えない話になってきますが(笑)。
まっすぐに生き、育った花の、いちばんきれいな瞬間を摘み取り(=ある意味ではその命を奪って)おふたりの結婚式を彩るからこそ、結婚式という場所に無限のパワーを与えてくれる
ぼくはそう思っています。
どんなに時代が進み、テクノロジーが進化したとしても“生の輝き”に勝るものはないと思っています。
ペッパーくんと結婚しようという人はまだいません。
ペッパーくんが自宅にいても、人は結婚相手を求めます。
(ペッパーくんごめんね)
やや不揃いでも、少し花びらの先が枯れしゃぐっていても、愛らしい。
生花の魅力は、きっとお二人の結婚式をより一層輝かせてくれると思います。
生花は、それ単体では主役にはなりきれない存在です。
たとえば、
「ウェディングドレス+ブーケ+ヘアアクセサリー」で新婦様の理想のウェディングドレス姿は完成するわけです。
「会場装花+クロス+ナプキン+持込アイテムなど」で会場のコーディネートは完成するわけです。
ともすれば「同じ色味を使っておけば、それなりのイメージは再現できる」となってしまいがちです。
主演の広瀬すずちゃんの代わりは難しくても、広瀬すずのクラスメートの代わりなら、割とすぐ見つけられる。
そんな感じですかね(広瀬すずさんこれからも頑張ってください! 応援してます)。
でも、そのクラスメート役の俳優さんが劇団で場数を踏んだ、知名度は少なくとも経験豊富な方で、
その代わりが、仮に演技経験のない僕だったとしましょう。
全く同じになるでしょうか?
それほど変わらない画が撮れたとしても、視聴者に伝わるものは変わると思いませんか?
「なんかわからないけど、あのシーンすごくよかった」
それは、そのクラスメートAの俳優さんが、これまで一生懸命に俳優として積み上げてきたものが、無形のパワーになって画面越しにでも伝わっているからだと思います。
同じことが、結婚式の装花でも言えると思うんです。
しっかりと土に根を張り、まっすぐにのび、一日ずつ着実に育ってきた、“その花だけの歴史”があるからこそ、
造花には出せない魅力が伝わるのだと思っています。
というお話。
ちょっと男性の僕がするには「気持ち悪い」話だったかもしれませんが(笑)、
最近はそんな「生花愛」が凄すぎるので、ちょっとしたご紹介でした(笑)。
毎朝の出勤途中で花を摘み、そのお花をInstagramとTwitterにて投稿しておりますので、
もし興味があったら覗いてみてください(笑)。
これからも、結婚式にまつわるお話や、
プレ花婿・プレ花嫁さんのためになる話題を提供していこうと思います。
それでは、また、会いましょう。
https://www.instagram.com/kaztokurihara_wedding_planner/?hl=ja