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同人誌の印刷屋さんは思いの外、語らない
紳士淑女の皆様、まいどです!くりえいとほおぷプロジェクト日記へようこそ!
おおお、思っていたより、ははは、早い段階で自分の番がまわってきた事に戸惑いを隠せないし隠すつもりもない私、イワサキが今回は『印刷屋さんジ○ンプの思い出を語る』について思いつくまま綴っていきます。
『印刷屋さんジ○ンプの思い出を語る』って何?
大阪の印刷屋さん2社の共同プロジェクトくりえいとほおぷが、6月5日から12日までの一週間の期間、Web上で開催したジ○ンプ完結作品オンリー『飛翔完結』のVR会場にひっそりと展示されていた読み物がそれです。
何かをしなきゃ、と思った
前回の原○オンリーイベント『0モラでいいよ!』ではスタッフによる記念イラスト本を制作したのですが、絵があまり得意でない私は陰ながら見守っているだけでした。次のイベントでは何かしないとな、と思いながら。
次は読み物でいこう
そして時は訪れる。イベント第二弾ジ○ンプ完結作品オンリー『飛翔完結』私たち同人誌の印刷屋さんは、この週刊少年誌と共に歩んできた。語る思い出の一つや二つある。今回はイラスト本ではなく読み物でいこうと決めた。
分かってはいたけど
実はこの企画、『0モラ』記念本と制作が重なる時期がある。特定のスタッフに負担がかからぬよう配慮し、執筆者は社内で広く募る事にした。これがまあ集まらない。
反応は少しずつ
イベントの開催日が決まっているので当然だが期限はあった。しかし私は待つことにした。たまに声を掛けては待つを繰り返した。そのうちにぽつりぽつりと原稿が集まりだす。
圧倒的な素人っぽさ
協力に感謝しつつ原稿に目を通すと、すぐに問題に気付いた。文章量が揃っていない。ある者は頑張ったけど、あまり書けなかった。またある者は筆が乗ったのか、お願いしてあった文字数の3倍ほどの大作を仕上げていた。
今まで(リアル)に囚われなくていい
リアルイベントで発行する記念本ならリテイクをお願いしたのかも知れない。しかし、今回のイベントはWeb上での開催。1頁あたりの文字数を揃える必要もなければ、頁ごとにサイズが違っても構わないのだ。
そしてそれは本のカタチを捨てた
そうして、記念本を目指していたはずの『印刷屋さんジ○ンプの思い出を語る』は不揃いな文章量にサイズ感という素人っぽさを残したまま会場の壁画となったのでした。
ここまで読んでいただき、おおきに!では、引き続き良い同人生活をー!