ロサンゼルス山火事・家のローン・家賃・固定資産税はどうなるのか
1/16付けで分かっていることまとめます。
変更事項・追加情報があればアップデートします。
Mortgageについて
MortgageはレンダーとのContract (契約)なので、家が全損であっても支払い義務は基本的に続きます。
Fannie Mae (連邦住宅ローン協会)によれば、今回の災害を受けたホームオーナーは最大12ヶ月間、住宅ローンの支払いを減額、または一旦停止する資格があると発表しています。
ローン支払いの遅延料金、差し押さえは発生しないよう猶予が与えられています。
自宅が被害を受けている方は、できるだけ早くMortgage Companyに連絡し、選択肢について話し合ってください。
猶予期間が終了後、最終的にその間のローン、利息、については支払い義務は残ります。
Rentについて
賃貸している家が全損 (Completely destroyed)している場合のレントの支払いは止まります。
L.A. Country Department of Consumerによると、災害で賃貸が破壊された場合、カリフォルニア州法の下、賃貸契約は無効になります。
家賃を支払う必要はなく、大家さんは住居を提供する義務はなくなります。
大家さんは前払いされた家賃とSecurity Depositを返還しなければなりません。
賃貸している家が一部破壊され住めない場合 (Partially destroyed) 、賃貸契約を終了させるか、大家さんが必要な修理を行うのを待つかが選べます。
修理を待っている間の家賃は払う必要はありません。
Renters Insurance を持っている方は、Additional Living Expenses (ALE)のCoverageがあるので、それを確認してください。
Home Insurance「loss of use」同様に以下がカバーされます。
Temporary living (ホテル・モーテル)
外食費用
Pet Boarding
Storage
移動のガソリン代など
Utility Billについて
Southern California Edisonは強制避難区域に住むすべての顧客の請求を1/8付けでの停止を発表しており、1/8以降の請求は受けることはありません。
Southern California Gasの顧客で住居・ビジネスを失っている場合、サービスはすでに止まっており直近の請求書は免除すると発表しております。
安全上の理由から天然ガスのサービスも停止しており、請求されません。
The Los Angeles Department of Water and Powerは被害を受けた地域の請求を一時的に停止しています。
Property Taxについて
今回の災害の影響を受け損失が$10,000以上である場合、Los Angeles County assessor’s officeを通じて一時的な固定資産税の軽減を申請できます。
被害を受けてから12ヶ月以内に申請する必要があるようです。
Disclaimer
当ブログの情報において、可能な限り正確な情報を記載するよう努めておりますが、誤情報、情報が古い場合もございます。
またここでの内容は、私が受けた相談をもとに一般的な情報を載せています。すべての人に当てはまるとは限りません。