自称「初級者」のトレーダーズ日誌【一日目】
2025年1月28日(火)夕方
本日も、昨日に引き続き「DeepSeekショック」を引きづりつつ大引けとなりました。何とか日経平均39000円を死守しました。
『米オープンAIのサム・アルトマンCEOがディープシークのAIモデル「R1」は「目を見張る」と評価した一方、より大きなコンピューティングパワーがオープンAIの成功の鍵だと強調した。』との報道がロイター通信で配信されていました。発言の前段の「R1」はコスト低減に寄与することを確信したことを示しています。発言の後段はNVIDIAのGUIチップや電力会社、データセンターの擁護を目的とするものと感じるのは私だけでしょうか。
本日、ソフトバンク、フジクラ、古河電工、日東紡、レゾナック、富士電機といったAIや電線、半導体銘柄が大幅に続落しました。2日目となるとその傾向が少々変わってきています。Appier Groupやテラスカイ、フィックスターズ等のAIサービス関連銘柄が伸びてきました。これらの企業にとっては費用の抑制につながり、研究開発やサービス向上が加速するとの見方から伸びたものと思われます。前回指摘したように「DeepSeekショック」は悪い面ばかりではなく、市場の拡大に寄与する可能性があります。ただし、市場と銘柄を見極める目が大切になります。
「捨てる神あれば、拾う神もあります」。本日は銀行を中心とした金融が強かったです。日銀の利上げ効果が表れた一日となりました。また、NTTも最近は強さを見せています。民営化や会社名の変更が話題となっていますが、光高速大容量通信の「IOWN」が全世界の標準規格に採用されるように是非とも頑張っていただきたいと思います。