自称「初級者」のトレーダーズ日誌【6日目】
2025年2月3日(月)Evening
本日は、トランプ関税発動の警戒感より、日経平均1000円強の「大幅下落」となりました。輸出保有銘柄の代表格「トヨタ」が「大幅下落」となりました。といっても、「トランプ1.0関税」に対応すべく、米国工場の立ち上げ等の米国への投資を行ってきた実績からしても、そんなに心配していませんし、他の輸出関連銘柄の「古河電工」等も、米国での投資が済んでいるものが多く、心配していません。日本へのトランプ税制がどうなるのか今のところ不明ですが、ちょっぴり「過剰反応」しすぎと思います。その他、四半期決算が好調と思われた「デンソー」、「富士電機」、「コマツ」が「売られすぎの感」があります。資金があれば「絶好の買場」かもしれません。ただし、『売り買いは3日待て』という格言もありますので、2月7日の石破、トランプ会談の行方を見てからでもよいかもしれません。
『捨てる神あれば拾う神あり』の格言通り、好調な四半期決算発表の「富士通」「シンプレックスHD」は続伸しました。利上げで好調を維持するかと思われた金融銘柄も総じて「マイナス」ですが、本日決算発表の「みずほFG」が下落幅が小さいので期待が持てます。その他、「リッジアイ」、「北の達人」、「エディア」等が反発しました。これらの銘柄は、「テレビ放送」や「株探の記事」の影響で、買いが増加したものと思われます。特に2後者は、今が下値と思い購入したものが、ずるずると下げ続けており、いわゆる「塩漬け株」となっていたのですが、ようやく「動意」してくれて「ホッ」としています。まだまだ先は長いので実績を伴った「上値追い」に期待しています。好業績を反映した「テレビ放送」や「Web記事」、「関係者のソーシャルメディア」等を注視しておけば、いい材料が得られることがあるかもしれません。また、現在話題になっている埼玉県八潮市の道路陥没(不幸にして落下トラックの乗員は生死不明ですが、ご家族の皆様のご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます)に関連し、「メタウォーター」が上昇基調にあります。老朽化するインフラ(上下水道、橋梁、トンネル等)整備銘柄も今後需要に期待が持てると思います。いつ何時わが身に降りかかるかもしれない老朽化インフラ整備に国や地方自治体は早急に取り掛かっていただきたく思います。あとトランプ関税に影響を受けにくい内需株の「アイ・ケイ・ケイHD」が小反発しました。
そうしている内に、日本市場Close前に『OpenAI およびソフトバンクグループが提携し、企業用最先端 AI を開発・販売することに合意』というニュースが飛び込んできましたので、「ソフトバンク」グループの保有銘柄が小反発しました。もう少し反発してもよさそうなのですが、この地合いの悪さから仕方がないのかとあきらめの境地です。今後に期待していきましょう。
米国市場の先物指標を見ると「トランプ関税」懸念でいずれも下落していますので、米国市場、日本市場共しばらくこの基調が変わらないと思います。また、日本時間24時に重要指標 1月 「ISM製造業景気指数」が発表されますので、米国市場がどのような反応を示すのか注目です。2月7日の石破、トランプ会談後の「反騰」に期待しています。
結果は、明日のMorningで!