自称「初級者」のトレーダーズ日誌【2日目】

2025年1月29日(水)Evening

 本日、日経平均株価、TOPIX、グロース250とも反発の上、大引けしました。昨日まで「DeepSeekショック」により下げ相場でしたが、本日は米国市場の影響もあり、下げ止まり、「小反発」しました。ソフトバンク、フジクラ、古河電工等の銘柄は、「スターゲート」計画に対する思惑買いもあって上がりすぎの感があったため、件のショックで2日間の大幅な下げとなり、本日の小反発で元の価格に戻った形です。
 そのような中、ブルームバーグ通信が、DeepSeekの関係者がオープンAIのAPIを使って、技術データを不正に取得した可能性を報じました。「不正取得」かどうか判然としませんが、今後とも様々な面で尾を引きそうです。
 一つ言えることは「パンドラの箱」が開いたと言うことです。現に本日もAIサービス関連の銘柄が、費用抑制を見越した買いで、昨日よりもさらに株価が上がりました。ただし、銘柄を見極める目は必要でしょう。
 銀行株も昨日に引き続き、小幅ながら上昇しました。この傾向がしばらく継続するように思います。
 さて、明日の日本時間の午前4時にFRB政策金利が発表され、その後パウエル議長の記者会見が行われます。今回は「利下げ見送り」との見方(市場へ織り込み済み?)が大半を占めていますが、トランプ大統領の原油価格が下がれば利下げを要求するとの発言で、どうなるのか不透明な部分もあります。FRBの独立性を保つことができるのかが焦点となります。また。パウエル議長の記者会見で今後の金融政策に対する「ハト派発言」が飛び出すのか、はたまた「タカ派発言」が飛び出すのかによって、大きく市場が変動する可能性があります。泣いても笑っても明日の午前4時、それから米国市場が閉まる午前6時に大注目です。

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