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自称「初級者」のトレーダーズ日誌【32日目:2025年3月1日(土)Morning】

 本日から、3月相場になります。2月は「大失速」で終了しましたが、3月は如何に。『節分天井、彼岸底』の格言通りになるのか注目です。
 本日も、Closeした米国市場から。全ての主要指標について、「小幅な下落」と予想していました。Open前から場中に発表された米国重要経済指標(「1月分米PCEコアデフレーター」や「2月 シカゴ購買部協会景気指数(PMI)」)発表による影響を「無事通過」し、一時「マイナス圏」に陥ったものの、終盤に「プラス圏」に再浮上し、予想に反して揃って「大幅上昇」となりました。前日、「トランプ関税砲」が「エヌビディア神風」を吹き飛ばし、「大幅下落」した「嫌な流れ」をひとまずは「押し戻した」ようです。ただし、完全な「リバウンド」とは言い難く、「トランプ関税」の「不透明感」や「利下げ延期観測」、「物価上昇」、「ウクライナ戦争停戦」等からくる米国経済の「先行き懸念」が払拭された訳ではありません。週明け3月4日にはメキシコ、カナダに対する一律25%関税が発動しますので、その影響がどのように波及するのか「不透明」です。
 次に、次週の日本市場の展望です。上記のように米国市場が「上昇」に転じましたので、少なくとも「ひな祭り」は「上昇」となると予想します。ただし、翌日から「雲行きが怪しくなる」と思います。前述の通り、3月4日にメキシコ、カナダに対する一律25%の関税が課されるようになるためです。特にメキシコには日本の「自動車関連メーカー」が米国輸出用に集積していますので、多大な影響を受けると思います。「自動車」は「すそ野が広い産業」なので、「大企業」のみならず、「中小企業」への「悪影響」が懸念されます。その他、「円高進行」、「利上げ観測」、「トランプ関税」の「不透明感」等の市場に対する「プラス要因」が乏しいのが実情です。先週の「大幅下落」で「心理的抵抗線」が「1000円強」一気に低下し、「37000円」となりましたが、そのままの状態で推移すると思います。
 上記の相場状況の中で、必然的に「個別株」に注目が集まってきます。次週の「保有銘柄」における注目の分野ですが、「3月4日関税発動」で影響必至な「自動車関連銘柄」、「大幅下落」となった「半導体関連銘柄」、「データセンター関連銘柄」、「AI関連銘柄」が巻き返しなるか、長期金利低下で「軟調」な「金融関係銘柄」が復調するか、「トランプ関税」に影響を受けにくい「内需株」の動向、挽回なるか?「塩漬け株」、2つの「監視銘柄」です。
 では、明日のDayで! See You


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