バラライカってなんだったんだ?
こんにちは、くりあぱーぷるです。
今回はきらりんレボリューションのバラライカについて記事を書きたいと思います。
はじめにお伝えしたいのですが、私はきらりんレボリューションからハロー!プロジェクトを知りアイドルの沼に入ったので、きらレボはまさにバイブル、説法、インフィニティストーン同等のものと捉えています。
今回紹介する「バラライカ」はネットミームとしてとても人気で原曲を聴いてない方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、原曲の話をしてる人があまりにも少ないのではないかと思い、今回は「バラライカ」を真正面から聴いて考察していきたいと思います。
きらりん☆レボリューションとは
詳しくはWikipediaを見ていただきたいのですが、簡単に説明するとちゃおで連載していた主人公月島きらりがアイドル活動に奮闘する漫画で、アニメでは月島きらりの声優をモーニング娘。の久住小春が演じていました。「バラライカ」は月島きらりの2枚目のシングルで久住小春本人が歌唱も行っています。
次項からはバラライカを聴いてこの楽曲の特異な点についてまとめていきたいと思います。
楽器バラライカ
ロシアの楽器バラライカをフィーチャーした点がとても面白いと思います。
MVでコサックダンスをしているところから察するにロシアっぽい音楽というテーマで作られていったのではないかなと考察します。また「ラムタラ」という楽曲ではアラビアンな雰囲気をか持ち出していたので様々な国の音楽で展開していこうとしていたのではないかとも考えられます。
原曲ではイントロとサビで使われている楽器がバラライカだと思われます。(実際は違う弦楽器でバラライカ風に弾いている可能性もあるかも)
暗いメロディー
勝手な思い込みですが暖かい地域は明るい音楽、寒い地域は暗い音楽が多いなと感じます。
特にロシアの音楽は暗いメロディーが多いなと感じます。
テトリス 楽しげにも聞こえるけどメロディーが暗い
ジンギスカン 見た目とリズムでノリノリだけどメロディーはやはり暗い
きらレボは女の子の見るアイドルアニメなので暗いメロディーとは相性が悪いように感じられますが、この「バラライカ」ではある工夫をすることで暗くなりすぎないようにロシア音楽をアイドル楽曲に落とし込む工夫がされていました。
メロディックマイナー
先ほどのロシア楽曲2曲はマイナーキーで作られているのでどうしても暗さが目立ってしまいますがこちらはどうでしょうか、次の2曲をお聴きください。
この2曲暗いメロディーというよりは、哀愁があってドラマティックなイメージに聞こえないでしょうか?
どちらもマイナーキーではありますが「メロディックマイナー」という通常のマイナーキーの一箇所を半音上げた音階を使うことで明るさが出て哀愁とドラマティックさが演出されていると考えられます。
そしてバラライカで使われている音階はこの「メロディックマイナー」なのです。
バラライカはこのメロディックマイナーを使用することでロシアの雰囲気と哀愁、アイドルらしさを両立することができたのではないかと考えました。
また、作曲の迫茂樹さんは島谷ひとみのペルセウスも作曲されていてどちらも異国情緒あふれる曲なので世界各国の音楽に精通されているのかも知れません。
最強のスター性、久住小春
最後にやはりこの曲の素晴らしさは久住小春が歌っている。ここに集約されることでしょう。
久住小春は銀河系最強アイドル軍団ハロー!プロジェクトの中では歌の上手い方ではないかも知れませんがきらレボの楽曲に関しては久住小春以外では務まらない曲がほとんどです。
「こんにちぱ」の表現力は歌姫タイプの歌唱アイドルでは難しい表現
「はなをぷーん」平成最大の謎曲。曲、歌詞、歌唱、全てが100点
終わりに
いかがだったでしょうか。長くなってしまいましたがバラライカの楽曲考察をしてきましたが、よく聴いて考察してみるととても繊細にそして明確なテーマを持って作られている事がわかりました。きらレボには素敵な楽曲がたくさんあるので是非みなさん他の曲も聴いてみてください。
また、おすすめの楽曲がありましたら教えていただければと思います。
Twitter 、インスタ、スレッズ @kuriapapuru でやってます。よかったらフォローしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!また次回お会いしましょう🌟
おまけのコーナー
紹介しきれなかった曲紹介
ハロプロにかかればジンギスカンもめちゃくちゃ明るくなる!🐏
こちらもロシアの音楽
私がハロヲタになったきっかけの曲(きっか推しでした)
前山田健一さん作曲。ももクロより先に作曲していました。
久住小春がいた頃のモーニング娘。のおすすめ曲
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?